2010年のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会のヨーロッパ予選でフランスに敗れたアイルランドが、フランスの選手に反則があったと抗議したあと、法的な手段に訴えないようFIFA=国際サッカー連盟からアイルランドのサッカー協会に多額の資金が提供されていたことが明らかになりました。 2010年のサッカー・ワールドカップ南アフリカ大会を前に行われたヨーロッパ予選で、フランスに敗れて大会出場を逃したアイルランドのサッカー協会は、フランスのアンリ選手が手を使って決勝点をアシストしたと抗議し、再試合や特別枠での出場を求めましたが、FIFAは認めませんでした。 ディレイニー会長は、FIFAからの資金提供について「協会が法的な手段に訴えないようにするためのものだった」と認めたうえで合法的な取り引きだったと説明しました。 一方、FIFAは500万ドル(日本円で6億円余り)をスタジアムの建設資金としてアイルラ