韓国・自由韓国党の金学容(キムハギョン)議員は5日、韓国国防省からの説明を踏まえ、「北朝鮮が6月12日の米朝首脳会談後も兵器用核物質の生産や弾道ミサイル開発などの活動を続けている」と指摘する声明を発表した。北朝鮮の軍事活動も縮小の動きを見せていないという。 金議員によると、韓国国防省は米韓軍情報当局の判断として、北朝鮮・寧辺(ヨンビョン)の核関連施設が通常どおり活動していると同議員に説明。日本海側の咸鏡南道新浦(ハムギョンナムドシンポ)では潜水艦発射型弾道ミサイル(SLBM)を搭載できる新型潜水艦の建造が続き、平安北道東倉里(ピョンアンブクトトンチャンリ)の弾道ミサイル用エンジンの燃焼実験場も通常の活動を続けているという。北朝鮮は米国に対し、エンジン実験場の廃棄を約束している。 北朝鮮が2016年6月、16年ぶりに再開した海外向けラジオを使った乱数表の放送も続いているという。乱数表は国外に