政治と経済 'I add my voice to those calling on Russia to urgently release Savchenko' - Mogherini - uatoday.tv
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隣国のアラブ諸国からの反感を抱きながらも、エネルギー不足に直面するエジプトは再度、イスラエルとの間でエネルギー供給についての交渉を再開せざるを得なくなりそうだ。エジプトには現在、2つのLNG液化基地が存在するが、このところ、いずれも基地からもLNGは殆ど出荷されていない。これは自国の天然ガス供給を国内市場に優先するという政府の方針によるもの。当てにしていたアラブ諸国の1つであるカタールも、エジプトへのLNG供給を充たせていない。このため、エジプトは他の打開策を探ることとなっている。 一方イスラエルは2012年4月、エジプトから20年に亘る天然ガス供給の長期契約を突然打ち切られた。この契約は2005年に発効したばかりだった。これを受け、イスラエルはスポットLNGを輸入することを決定。この政策により、イスラエルでの電力価格はそれまでから25%近くも上昇することとなった。ただ現時点では、77兆立
イスラエル、テルアビブの空港をヘリコプターで飛び立つと、あっという間に海上に出た。初夏の地中海はおだやかだ。見渡すかぎり船はなく、青い絵の具を重ねた一枚の油絵が、どこまでも広がっているように見えた。 20分ほど飛ぶと、洋上にそそり立つ巨大な鉄骨のかたまりが姿を現した。 ヘリの発着場へ降り立つ。太い管が張り巡らされた施設へとさらに下りていくと、金網状の床から、はるか下に広がる海が見えた。施設は東地中海に横たわる「レバント堆積(たいせき)盆地」の上に立つ。広い範囲に天然ガスがたまっている海底の地層だ。その最大級のガス田「タマル」で3月末、生産が始まり、この洋上施設へとガスが送られてくる。 周囲のアラブ諸国から孤立するイスラエル。エネルギー資源に乏しいのが悩みだった。タマルの生産開始で、状況は変わる。開発の立役者ギデオン・タドモール(50)は「ゼロからの出発だった。どうせ実現しないと思われていた
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