昨年来、高値が続いてきた燃料価格が急落している。ガソリン価格はこの1か月間で約30%、軽油も約35%値下がりした。国内各地で物価調査を続けている取材協力者たちは「中国からの密輸だという噂はあるが、はっきりした理由は分からない」と、急落の原因に首をかしげている。 5月8日に北部地域に住む複数の取材協力者が調べたガソリン市場価格は1キロ当たり1万13ウォン(約129円)、軽油は5340ウォン(約69円)で、4月初旬に比べて35%程下落。最高値を記録した2月後半に比べると約65%も値下がりした。ちなみに、燃料価格が急騰する直前の昨年4月はガソリン1キロが8400ウォン程だった(いずれもアジアプレス調べ)。 北朝鮮の市中の石油燃料は、政府が管理する「燃油供給所」や国営企業から横流しされるものが大部分で、政府が供給する価格や量によって市中価格も上下する。また、石油燃料は100%外国から輸入されている
(出所)アフラーム紙、ワフド紙 他方、経済改革の国民への負担を軽減するため、政府は6月中に以下のような食料補助金、社会的セーフティー・ネット、公的年金、公務員給与の拡充などを発表した。 配給カードで購入できる補助金付き食料品の上限額の引き上げ 1人あたり月額21ポンド → 50ポンド(+138%) 配給カード保有者 7100万人(全人口の7割) 低所得者向け所得支援プログラム「タカーフル・ワ・カラーマ」の予算増額 2016/17年度 40億ポンド → 2017/18年度 82億5000万ポンド(+106%) 裨益者数 175万人 公的年金受給額を全体的に1割引き上げ 受給者数 900万人 新公務員法(2015年)の対象外である公的部門労働者の基本給を1割引き上げ 評価 エジプトでは2010年頃から、インフレ率は10%前後で推移していたが、昨年の変動相場制の導入から30%に上昇し、国民生活の
国際経済フォーラムの初日、今後のロシア経済をテーマに講演するクドリン元露財務相。プーチン大統領が一目置く人物で、会場から聴衆があふれるほどの盛況ぶりだった=サンクトペテルブルクで1日、杉尾直哉撮影 【サンクトペテルブルク(ロシア北西部)杉尾直哉】ロシア政府主催の「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」が1日、3日間の日程で開幕した。2014年のウクライナ危機以降、ロシアは欧米諸国との関係を悪化させたが、プーチン大統領は今年のフォーラムにインドのモディ首相やオーストリアのケルン首相、日米欧の大企業トップを招待。幅広い諸国との経済協力を印象づけ、欧米の対露制裁が実質的な効果を上げていないことを国際社会にアピールする狙いがある。 露大統領府によると、フォーラムには60カ国以上の政府・企業代表約8000人が参加する。来年5月に任期満了を迎えるプーチン大統領は、欧米企業との関係再構築を「成果」とし
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