リビア沖の地中海で移民らの救助に当たるマルタのNGO「MOAS」とイタリア赤十字の船の乗組員ら(2016年11月3日撮影、資料写真)。(c)AFP/ANDREAS SOLARO 【4月24日 AFP】地中海(Mediterranean Sea)で移民らの救助活動を行っている一部の非政府組織(NGO)はリビアの密航業者とひそかに連絡を取り合っていると、イタリアの検察官が地元紙に語った。NGO側は否定しているが、欧州の移民危機への対応で支援団体が果たす役割をめぐる議論に拍車がかかりそうだ。 シチリア(Sicily)に駐在する検察官のカルメロ・ズッカーロ(Carmelo Zuccaro)氏は23日付のイタリア日刊紙スタンパ(La Stampa)とのインタビューで、リビア沖で活動するNGOの一部について「リビアの密航業者と直接連絡を取っていることを示す証拠がある」と証言した。 具体的には、リビアか
【ワシントン西田進一郎、会川晴之】トランプ米大統領は25日、メキシコ国境沿いに壁を建設することを命じる大統領令に署名し、不法移民対策に着手した。また米メディアによると、早ければ26日にも、難民受け入れ数を半減し、中東・アフリカのイスラム諸国からの入国審査を厳しくする大統領令に署名する予定だ。トランプ氏は、移民や難民政策でも「米国第一」を鮮明にした形で、その排外主義的な姿勢は、国内外に影響を与える恐れがある。 トランプ氏は25日、国境警備や不法移民対策を管轄する国土安全保障省を訪問し、二つの大統領令に署名。メキシコ国境の「物理的な壁」建設と、警備担当職員5000人、送還に携わる入国管理担当の要員1万人をそれぞれ増員する内容だ。不法移民対策に非協力的な自治体への連邦政府の補助金交付停止も盛り込んだ。トランプ氏は署名後の演説で「米国は今日から国境を取り戻す」と強調した。
【12月7日 AFP】これほど純粋な形で表れた生存本能というものを、私はいまだかつて目にしたことがなかった。他に選択肢もなく、過酷な旅に出る──ただもう1日生き延びるために。混乱の中でできる限りの注意を払いながら、いくつもの遺体を踏み付けながら歩を進める──自分の命を救うために。 私は欧州難民危機を1年以上取材してきた。だがリビア沖で見た光景はただただ信じ難く、常軌を逸していた。 10月の2週間、私は非政府組織(NGO)「プロアクティバ・オープン・アームズ(Proactiva Open Arms)」の全長30メートルのヨット「アストラル(Astral)号」に同乗させてもらった。プロアクティバ・オープン・アームズは、地中海(Mediterranean Sea)で活動している数多くの国際NGOと同様に、定員超過した船から人々が海に落ちて溺れるのを防ぐという、ただその使命を果たすために尽力してい
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