・南アフリカ アフリカ最大の経済規模(アフリカ全体のGDPの約2割を占める)を誇り、鉱物資源も豊富(クロム、プラチナ、マンガン等の産出量は世界最大)である。 金、ダイヤモンド、プラチナ等の鉱物資源の他、自動車等を中心とした製造業の集積も進み、金融、通信等のサービス業でもアフリカ随一となっている。 1994年以降、全人種参加の選挙が実施され、民主化も定着しており、最近(2000年~2013年)のGDP成長率は年率平均7%台で(注1)、安定的な経済発展を遂げている。 インフラの整備ランキングは59位とBRICs・インドネシア・ベトナム・ミャンマーなど主要新興国よりも上位で(注2)、アフリカでもトップクラスとなっており、関連法令も整備されている等、投資環境は良好である。 政治的にも安定しており、腐敗認識指数、報道自由指数、民主主義指数等のランキングは、主要新興国よりもはるかに上位に位置している。