上下両院の情報委トップの2議員 【ワシントン西田進一郎】米民主党全国委員会(DNC)幹部らの電子メールが流出するなどした問題で、上下両院の情報委員会で党トップを務めるダイアン・ファインスタイン上院議員とアダム・シフ下院議員は22日、ロシアの情報機関が米大統領選に影響を与える目的でハッキングをしていると非難する共同声明を発表した。両議員は「プーチン露大統領に対し、こうした行為をやめるよう直ちに指示を出すことを求める」としている。 問題を巡っては、米連邦捜査局(FBI)がDNCのシステムへのハッキングについて捜査している。サイバーセキュリティーの専門家らはロシアの関与を指摘しているが、米政府はロシアへの公式な非難はしていない。