脳腫瘍で闘病中 51対50票の僅差で 【ワシントン高本耕太】米上院で25日、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の審議入りに関する動議が採決された。脳腫瘍で闘病中の与党・共和党の重鎮、マケイン議員が復帰して賛成票を投じ、51対50票の僅差で動議は可決された。マケイン氏は採決後に議場で演説し、昨年の大統領選以降、深刻な党派対立が続く議会に対し「互いを信じ、党派を超えて協力する本来のやり方に戻ろう」と呼びかけた。 マケイン氏は演説で「密室で法案を作り、疑問を挟ませずに押し通そうとしてきた」と党執行部の議会運営に苦言。「私は今日の採決で賛成したが、現状の法案には賛成しない」と述べ、トランプ政権の進めるオバマケア改廃案について、関連の複数委員会で公聴会を開いたうえで共和、民主両党が協力し修正することを提案した。
7月17日、米上院で与党共和党が成立を目指す医療保険制度改革(オバマケア)見直しのための代替法案を巡り、共和党議員2人が17日夜遅くに反対を表明した。写真は新たに反対を表明したマイク・リー氏(左)とジェリー・モラン氏(右)。ワシントンで撮影(2017年 ロイター/Joshua Roberts and Larry Downing) 米上院で与党共和党が成立を目指す医療保険制度改革(オバマケア)見直しのための代替法案を巡り、共和党議員2人が17日夜遅くに反対を表明した。共和党では既に2人の議員が反対を表明しており、これで与党造反が4人となり、上院での賛成票は過半数に届かず、可決は難しくなった。 上院のマコネル共和党院内総務は「残念だが、オバマケアを撤廃して即座に代替法案を通過させる取り組みは難航しそうだ」と語った。 共和党のランド・ポール上院議員とスーザン・コリンズ上院議員に加え、今回新たにマ
This copy is for your personal, non-commercial use only. Distribution and use of this material are governed by our Subscriber Agreement and by copyright law. For non-personal use or to order multiple copies, please contact Dow Jones Reprints at 1-800-843-0008 or visit www.djreprints.com. http://jp.wsj.com/article/SB12107231265257393585504582592091041341610.html
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く