陸上自衛隊が来夏に予定する地対艦誘導弾(SSM)を使った米陸軍との初の共同訓練で、海上自衛隊の哨戒機P1かP3Cの訓練参加を検討していることが6日、分かった。哨戒機の参加が実現すれば遠方の目標を捕捉し、SSMの能力を最大限発揮させる高度な訓練を行えるためだ。今秋、陸自のSSM部隊の隊員らがハワイのカウアイ島を視察することも決まり、現地で訓練の内容などの調整に入る。 沿岸防衛用のSSMの共同訓練は来夏、ハワイでの米海軍主催の環太平洋合同演習(リムパック)で行う。東シナ海と南シナ海で中国艦艇への抑止力と対処力を強化するのが目的で、SSMを保有していない米陸軍は装備・運用のノウハウを陸自から習得する狙いもある。 自衛隊と米軍は今年6月から訓練の場所や内容に関する検討に着手した。カウアイ島にある射撃施設を活用することが固まり、地上から洋上に向けてSSMを発射する。 訓練に参加する陸自のSSMは最新
中国の軍用機13機が、2日、沖縄本島と宮古島の間の上空を通過し、自衛隊機がスクランブル=緊急発進しましたが、領空侵犯はありませんでした。防衛省によりますと、今回確認された13機は、緊急発進の対象としては過去最多だということです。 これらの軍用機は、その後Uターンして東シナ海方面に戻り、自衛隊機がスクランブル=緊急発進しましたが、領空侵犯はありませんでした。 今回確認された13機は、自衛隊機の緊急発進の対象としては、統計が残っている平成15年以降、最多だということです。 また、当時、周辺の海域では、中国海軍のミサイル駆逐艦など3隻が太平洋から東シナ海に向けて通過していたということで、防衛省は、中国の海軍と空軍が周辺で訓練を行っていたと見て、分析を続けています。 自衛隊機の緊急発進は、今年度はことし1月までの10か月間で1000回を超え、過去最多だった冷戦時代の年間の数をすでに上回っていて、中
南西諸島の防衛を強化するため、上陸作戦を専門とする新たな部隊が1年後に発足するのを前に、部隊の中核となる陸上自衛隊の隊員たちがアメリカ西海岸で日米共同訓練を行いました。東シナ海などで中国の海洋進出が強まる中、不測の事態に備える一方で、現場の緊張を高めないための取り組みを、どう進めていくかが課題になっています。 隊員たちは、来年度末に発足する予定の上陸作戦を専門とする「水陸機動団」の中核となるメンバーで、今回の訓練は発足に向けた最終的な仕上げと位置づけられました。 訓練は離島が侵攻されたため、日米が共同で海から上陸し奪回するという想定で行われ、主力の部隊が5キロほど沖合いの艦艇から、水陸両用車のAAV7を使って、砂浜に次々に上陸しました。自衛隊の隊員がAAV7を訓練で操縦するのは今回が初めてで、同乗したアメリカ軍の兵士と声をかけ合いながら、海上から陸上での操縦に切り替える際のポイントなどを確
【北京=共同】中国海軍は1日、東シナ海で東海、北海、南海の3艦隊が参加した大規模な演習を実施した。具体的な海域は明らかにしていない。軍機関紙、解
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