政治と経済 Watchtowers on Poland-Russia border 'not linked' to Ukraine conflict
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ロシアの隣国エストニアのイルベス大統領は、ウクライナ情勢を巡り、ロシア系住民を守るためだなどとしてロシアが本格的な軍事介入も辞さない姿勢を示していることについて、「ナチスドイツと同じ論理だ」として、強く非難しました。 バルト3国のひとつ、エストニアのイルベス大統領は6日、東京都内で会見しました。 この中で、イルベス大統領はウクライナ情勢について、「ナチスドイツは、ドイツ系住民がいることから1938年にチェコスロバキアを併合した。ロシアはナチスドイツと同じ論理を当てはめようとしている」と述べ、ウクライナのロシア系住民を守るためだなどとして、本格的な軍事介入も辞さない姿勢を示しているロシアを強く批判しました。 また、旧ソビエトから独立して以来の懸案だったロシアとの国境を巡り、先月国境を画定する条約をロシアとの間で調印したことについて、イルベス大統領は「小さな国のエストニアはロシアの要求を受け入
【モスクワ=佐々木正明】ロシアのプーチン大統領は9日までに、バルト3国のエストニアとの国境画定条約に署名する意向を示した。今年中にも両国政府が条約に調印、双方の議会の批准を経て発効する。以前にも解決に近づいたが、歴史認識が原因で紛糾、頓挫していた。今回の国境画定で、ロシアが抱える大きな領土問題は日本との間に横たわる北方領土問題だけになる。 ロシアとエストニアの議会は昨夏、国境画定交渉の進展で合意し準備を進めてきた。今年9月の国連総会で露外交団と交渉したパエト外相は今月5日、「われわれは一歩一歩、合意を重ねた。あとはロシア側の問題だ」と述べた。 両国の領土問題は第1次世界大戦直後にさかのぼる。エストニアは1920年、ロシアと交わしたタルトゥ条約で独立国となり、独自の国境線を定めた。しかし、40年にソ連に併合されて境界線は西側に押し戻された。91年のソ連邦崩壊のさいにロシアは同条約の有効性を認
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