【2月23日 時事通信社】アルゼンチン治安省は22日、首都ブエノスアイレスのロシア大使館を舞台にしたコカイン密輸計画をロシア当局と共同で摘発し、大使館関係者ら5人を逮捕したと発表した。コカイン389キロが押収され、ブルリッチ治安相は、末端価格で5000万ユーロ(約66億円)以上に相当すると見積もった。 治安省によると、ロシア大使が2016年12月、大使館別館で不審な荷物を発見したとアルゼンチン当局に相談。アルゼンチン当局は12個のスーツケースに詰められていたコカインを極秘裏に小麦粉とすり替えた。 1年にわたりカメラなどで動向を監視していたところ、容疑者らが17年12月に検閲を受けない「外交行嚢(こうのう)」としてスーツケースを持ち出そうとしたため、アルゼンチンで2人、ロシアで3人を検挙した。容疑者の1人はロシア人の大使館職員、1人はロシアから帰化したアルゼンチン人警察官だった。 ブルリッチ
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