エチオピアの首都アディスアベバにあるアフリカ連合(AU)の本部(2018年1月28日撮影)。(c)AFP PHOTO / SIMON MAINA 【1月30日 AFP】中国政府がアフリカ連合(AU)に対してスパイ活動を行っていると仏紙ルモンド(Le Monde)が先週報じたことについて、AUの中国大使は29日、報道は「ばかげている」と非難した。 ルモンド紙が匿名の複数のAU関係者の話として報じたところによると、エチオピアの首都アディスアベバにあるAU本部の技術者らが昨年、コンピューターに保存されていた情報が2012年以降、定期的に中国・上海にあるサーバー上にコピーされていたことを発見した。 アディスアベバで開催中のAU首脳会議に出席している中国のクアン・ウェイリン(Kuang Weilin)大使は、「報道は扇情的で、非常識でばかげている」と非難した。 年2回の会議が開催されているAU本部は
【カイロ=佐藤貴生】中国が資金を提供して、建設まで主導したアフリカの鉄道プロジェクトが完了し、今年1月にジブチで式典が開かれた。内陸国エチオピアの首都アディスアベバと、紅海に面するジブチを結ぶ全長750キロ超の鉄道だ。中国は「一帯一路」の実績として盛んに宣伝している。 式典でエチオピアのハイレマリアム首相は「歴史的瞬間だ。発展を拡大させるだろう」と強調した。首相は一帯一路国際協力サミットフォーラムに出席する。 総工費約34億ドル(約3880億円)の70%は中国輸出入銀行が出資し、中国鉄道建設大手の中国中鉄、中国土木工程集団が敷設した。運営には中国の技術者が加わるほか、中国流のサービスも仕込んだ。 ハイレマリアム氏はこの鉄道をアフリカ西部セネガルの首都、ダカールまで延伸する夢を語る。 その間には政情不安を抱える国もあり、事はそう簡単ではない。半面、アフリカには海に面していない国が15カ国前後
エチオピアの首都アディスアベバで、中国の出資・建設で開通した隣国ジブチとの間を結ぶ総延長750キロの鉄道の駅のホームに立つ中国人駅員たち(2016年9月24日撮影)。(c)AFP/Zacharias ABUBEKER 【10月6日 AFP】中国が出資し中国企業2社が建設したアフリカ初の電気鉄道が5日、正式に開通し、内陸国エチオピアの首都アディスアベバ(Addis Ababa)と紅海(Red Sea)に面した隣国ジブチの首都ジブチ(Djibout)とを結ぶ新たな輸送ルートが完成した。エチオピア、ジブチ両国の経済にとって大きな起爆剤となる。 総延長750キロの鉄道は、総工費34億ドル(約3500億円)の7割を中国輸出入銀行(China Exim Bank)が出資。鉄道運営の経験がないエチオピアで人材が育つまで、5年間の契約で、運転士や駅長、技師など運行に関わる全てを中国人が担う。 アディスアベ
【北京=五十嵐文】中国の王毅外相は6日、エチオピアの首都アディスアベバに到着し、アフリカ4か国歴訪を開始した。 王外相は同日、内戦の危機にある南スーダン政府と反政府勢力の代表とそれぞれ会談して停戦に向けた調整に乗り出し、アフリカでの中国の存在感を誇示した。 中国外務省によると、王外相は双方との会談で、「南スーダンは新生国家で、当面の急務は社会の安定と経済の振興発展だ」と述べ、戦闘の即時停止を求めた。 中国は南スーダンの油田開発で最大の投資国だが、今回の部族間対立で油田の生産停止に追い込まれている。南スーダンには、約350人の中国の国連平和維持活動(PKO)部隊も展開中だ。 王外相は6日、中国の出資でアディスアベバに建設されたアフリカ連合(AU)会議センターを見学し、「アフリカ統合に対する中国の支持の象徴」だと強調した。同日のエチオピアのハイレマリアム首相との会談では、日本と対立する沖縄県・
12月26日、内戦の危機に陥っている南スーダンのディエウ石油・鉱物相は、反体制派がユニティ州の一部油田を掌握したことを明らかにした。写真は会談する同国のキール大統領(中央)とエチオピアのデサレン首相(左)、ケニアのケニヤッタ大統領(右)。ジュバで撮影(2013年 ロイター/Hakim George) [ジュバ 26日 ロイター] - 内戦の危機に陥っている南スーダンのディエウ石油・鉱物相は26日、反体制派がユニティ州の一部油田を掌握したことを明らかにした。施設が破壊される恐れがあるとしている。 2011年に独立したばかりの南スーダンでは、今月15日に首都ジュバで武力衝突が発生。キール大統領の政府軍と、大統領に今年7月に解任されたマシャール前副大統領の反大統領派の戦闘は原油生産地帯などにも拡大し、国連によると、国内10州の半分で衝突が発生している。
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