ロシアと中国の海軍は18日から日本海や初めてオホーツク海で合同軍事演習を開始し、北朝鮮情勢を背景に東アジアで軍事的な影響力を拡大しているアメリカや、アメリカとの連携を深める日本や韓国をけん制する狙いがあると見られています。 初日の18日は、中国海軍の駆逐艦や護衛艦などがロシア海軍の太平洋艦隊の司令部があるウラジオストクに入港して式典が行われました。 ロシアからは11隻の艦艇や2隻の潜水艦が、中国からは4隻の艦艇がそれぞれ参加し、対潜水艦の戦闘を想定した演習や乗組員の救助訓練も合同で行うということです。 ロシアと中国は5年前から毎年、合同軍事演習を行っていて、ことし7月にはアメリカが主導するNATO=北大西洋条約機構の加盟国が沿岸を囲むバルト海で初めて演習を実施するなど連携を深めています。 これに続いて日本海やオホーツク海でも合同演習を行うことで、北朝鮮情勢を背景に最新の迎撃ミサイルシステム
中国国防省は、中国海軍が、この夏、日本海やバルト海などでロシア海軍との合同軍事演習を行うと発表し、ロシアとの軍事的結びつきの強さを示すことで、同盟関係の強化を図るアメリカや日本をけん制する狙いもあるものと見られます。 国営の中国中央テレビは、バルト海での演習に参加するためサンクトペテルブルクなどに向けて、ミサイル駆逐艦や輸送艦など3隻が、18日午前、南部の海南島の港を出航した様子を伝えました。 中国海軍とロシア海軍は、5年前から毎年、合同軍事演習を行っていて、南シナ海をめぐる国際的な仲裁裁判で中国の主張が否定された去年は、初めて、南シナ海で、島の制圧訓練を伴う大規模な演習を行いました。 中国が、日本海に加えて、初めてバルト海やオホーツク海でも演習を行う背景には、広い範囲で演習を行うことで、ロシアとの軍事的結びつきの強さを示し、トランプ政権の発足後、同盟関係のさらなる強化を図るアメリカや日本
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く