参院予算委員会で答弁を行う安倍晋三首相。右は麻生太郎副総理兼財務相、左奥は根本匠厚生労働相=25日午後、国会・参院第1委員会室(春名中撮影) 安倍晋三首相は25日の参院予算委員会で、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に日本が協力するには、適正融資による対象国の財政健全性やプロジェクトの開放性、透明性、経済性の4条件を満たす必要があるとの認識を示した。「(4条件を)取り入れているのであれば、協力していこうということだ。全面的に賛成ではない」と述べた。 一帯一路では、対象国に対する中国の過剰融資が国際的に問題視されている。首相は「(対象国に)経済力以上に貸し込むと、その国の経済の健全性が失われてしまう」と指摘。 首相は「アジアのインフラ需要に日本と中国が協力して応えていくことは両国の経済発展にとどまらず、アジアの人々の反映に大きく貢献をしていくことになる。(4条件)をやっていくことで、お互いより
【北京=藤本欣也】中国が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」に関し、安倍晋三首相が条件付きで協力を表明したことについて、中国側は「条件」に不快感を示しつつ、「中日関係改善に向けた日本のシグナル」(中国メディア)と歓迎の構えだ。 今年後半に中国共産党大会を控える習近平指導部にとって、中国が主導する国際秩序作りへの「日本の協力表明」はプラス材料。中国政府は早速、台湾や南シナ海問題などを念頭に「関係改善を望むなら行動で示してほしい」(外務省報道官)と注文を付けている。 安倍首相は5日の東京都内での講演で一帯一路への協力を初めて表明したが、その条件として(1)インフラ整備は万人が利用でき、透明で公正な調達が行われる(2)プロジェクトに経済性がある-などを挙げた。 中国共産党機関紙、人民日報系の英字紙グローバル・タイムズは7日、「中国は一帯一路に関する条件を拒否する」との見出しの記事を掲
Ereni 8/8 At one point during the dinner, Trump noted of an unnamed country that the attendee said was clearly China, “almost every student that comes over to this country is a spy.”/ Trump told the executives that Chinese President Xi Jinping’s “One Belt One Road Initiative,” China’s( 留学 トランプ 発言 アメリカ China 諜報 一帯一路 奨学金
ワシントン(CNN) 米国務省のティラーソン長官は18日に行った講演で、中国が世界秩序を乱し、近隣国の主権を侵害し、他国に対して無責任で搾取的な経済政策を推進しているとして強く非難した。 この日の講演は米国とインドの関係がテーマだった。ティラーソン長官は中国について、「インドとともに台頭しながら、責任感は薄く、時として国際的な規範に基づく秩序を乱してきた」と批判。「中国の南シナ海における挑発行動は、米国とインドが支持する国際法と規範に対する直接的な挑戦」と位置付けた。 米国は中国との建設的な関係を望んでいるとしながらも、「中国は近隣国の主権を侵害し、米国および友好国に損害を与えている。だがそうした秩序に対する中国の挑戦によって、我々が萎縮することはない」と力説した。 米国は外交努力を通じて中国の北朝鮮に対する圧力を強めようとしており、トランプ大統領は3週間後に中国訪問を控える。北京では18
【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのドゥテルテ大統領は19日の演説で、中国の習近平国家主席と会談した際に、南シナ海で領有権を主張して天然資源採掘を実施した場合、「戦争になる」と警告されたことを明らかにした。ロイター通信などが伝えた。 ドゥテルテ氏は15日、現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」がテーマの国際会議に合わせ、北京で習氏と会談。その際、「(南シナ海の係争海域は)私たちのものだと主張し、海底油田の掘削をするだろう」と話したという。 その発言に習氏は、友好的ながら決然として「現在の良好な関係を維持したい。だが、その問題を強行するならば、戦争になる」と返答したという。 習氏はまた、中国の南シナ海での主権主張を全面否定した国連海洋法条約に基づく仲裁裁定について、現在は応じないが、将来は議論すると約束したという。ドゥテルテ氏は、ベトナムなどがフィリピンに続いて提訴する事態を警戒している
【北京=石鍋圭】国際会議出席のため北京を訪問している自民党の二階俊博幹事長は15日、同行記者団と懇談し、中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)に日本政府が早期に参加を決断すべきだとの考えを示した。「参加をどれだけ早い段階で決断するかだ。あまり大きく後れを取らないうちに対応する心構えが必要だ」と述べた。 二階氏は「(AIIBが)第一歩を踏み出そうとしているときに日本だけ知らん顔して、順調に進み出したら必ず『遅れた』と騒ぐ」と指摘。「日本が期待されている場合、分に応じて対応する姿勢は大事だ」と語った。 日本政府はAIIBへの参加に慎重で、菅義偉官房長官は12日の記者会見で動向を「注視していきたい」と述べるにとどめている。政府高官は「二階氏の発言は与党の立場を超えている」と不快感を示した。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く