南シナ海・南沙(英語名スプラトリー)諸島のラッド礁のしゅんせつ作業開始前(上)と開始後を比較した写真(2016年12月9日作成)。(c)AFP/PLANET LABS 【12月9日 AFP】南シナ海(South China Sea)・南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)のラッド礁(Ladd Reef)で、同礁を実効支配するベトナムがしゅんせつ作業を開始したことが分かった。先月30日にラッド礁を撮影した衛星画像から明らかになったもので、南沙諸島の大部分の領有権を主張する中国を刺激する可能性がある。 ラッド礁にはベトナムが建設した灯台があり、衛星画像では外縁部に掘られた堤に複数の船の存在が確認できる。また土砂が海へと流出している様子も確認できる一方で、今年7月に撮影された画像では流出が見られないことから、しゅんせつ作業はここ数か月以内に始まったと推測される。 画
米デジタルグローブが撮影した南シナ海のスプラトリー島の写真。アジア海洋透明性イニシアチブ提供(2016年11月7日撮影、同15日公開)。(c)AFP/CSIS Asia Maritime Transparency Initiative/DigitalGlobe 【11月19日 AFP】ベトナムが南シナ海(South China Sea)の南沙諸島(英語名:スプラトリー諸島、Spratly Islands)で実効支配する島で滑走路を延伸していることが、最新の画像の分析から明らかになった。同諸島に対する領有権を主張している中国の反発を招く可能性がある。 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が運営するウェブサイト「アジア海洋透明性イニシアチブ(AMTI)」は報告書の中で、11月上旬に衛星から撮影されたとみられる画像を基に、ベトナムが同諸島のスプラトリー島(Spratly Island)
5月10日、中国は、同国が領有権を主張する南シナ海の岩礁付近に米艦船が接近したことに反発し、中国軍の戦闘機を緊急発進したと発表。写真は2014年8月に米海軍が撮影した中国のJ11戦闘機。米海軍提供(2016年 ロイター) [北京/香港 10日 ロイター] - 中国は10日、同国が領有権を主張する南シナ海の岩礁付近に米艦船が接近したことに反発し、中国軍の戦闘機を緊急発進したと発表。米艦の航行を「平和に対する非合法な脅威」と非難した。 米海軍は中国が実効支配する永暑礁(英語名ファイアリー・クロス礁)から12カイリ(約22キロ)内にイージス駆逐艦ウィリアム・P・ローレンスを派遣し、「航行の自由」作戦を実施した。中国はこの岩礁に人工島を造成しており、滑走路などの建造を進めている。
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