これらのプロジェクトは、ファーウェイのスタッフが軍事・安全保障への応用研究でいかに人民軍に協力しているかを示す公表済み研究の一部にすぎない。ブルームバーグは定期刊行物や、主に中国の学者や産業界の専門家が利用するオンラインの研究データベースの論文を閲覧した。これまでメディアで報じられることのなかったこれら論文の著者は、自らをファーウェイ従業員だとしており、ファーウェイの社名も論文の冒頭にはっきりと明記されている。 ファーウェイの広報担当、グレン・シュロス氏は電子メールで配布した発表文で、「ファーウェイは個人の資格で研究論文を発表する従業員には関知しない」とし、「ファーウェイは人民解放軍傘下の機関と共同で研究開発(R&D)を行ったり、提携関係を持ったりはしていない。当社は世界の民生基準に適(かな)う通信機器の開発・製造にしか携わっておらず、軍のためにR&D製品をカスタマイズすることはない」と説
シャナハン米国防長官代行は1日、シンガポールで開かれているアジア安全保障会議で「この地域の最大の長期的な脅威は、ルールに基づく国際秩序を骨抜きにしようとする者からもたらされる」と演説し、名指しは避けつつ中国を批判した。一方、中国側もその後、米国が「航行の自由」作戦などによって地域の安定を乱しているなどと反論。中国の魏鳳和(ぎほうわ)国務委員兼国防相は2日に演説する予定で、米中双方が相互に非難する展開となっている。【シンガポール田辺佑介、ワシントン古本陽荘、北京・河津啓介、ジャカルタ武内彩】 シャナハン氏の演説は、中国とロシアを「戦略的競争国」と位置づけた米国家防衛戦略(2018年)をインド太平洋地域で実行するに当たり、具体的な方針を示したもので、国防総省は演説と同時に、より詳細な「インド太平洋戦略報告書」を公表した。
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