中国・四川省でおよそ500年前の明の時代に岩の壁に彫られたと言われる仏像10体の頭部がなくなっているのが見つかり、警察などでは、何者かに盗まれたと見て調べています。 被害にあった仏像は、今からおよそ500年前の1520年ごろ、明の時代につくられたと言われているもので、岩肌に2列に並んだ仏像は、地元の観光資源にもなっていたということです。 中国メディアは、今回なくなった仏像の頭部について、闇市場では1つ当たりおよそ5万円の価値があると伝えており、地元政府は、さらなる被害を防ぐため、仏像の保護や監視を強化することにしています。