【ワシントン=中村亮】トランプ米大統領は31日、アジア諸国との安全保障や経済面での包括的な協力強化を盛り込んだ「アジア再保証推進法」に署名し、法律が成立した。台湾への防衛装備品の売却推進や南シナ海での航行の自由作戦の定期的な実行を明記し、中国をけん制する。2019年3月1日に期限を迎える米中貿易協議も見据え、政権と議会が一体となって、中国に圧力をかける狙いがある。新法は議会の対中強硬派が主導し
中国東部・江蘇省啓東の港で進水する浚渫船「天鯤号」。人工島の造成に用いるとみられる(2017年11月3日撮影、資料写真)。(c)AFP〔AFPBB News〕 北朝鮮による核・ICBM開発問題、ならびに平昌オリンピックを利用しての南北対話の開始などによって、南沙諸島における中国の武装化が国際社会で目立たなくなってしまっている。そんな状況にますます危機感を強めるフィリピンは、中国人工島建設の進捗状況を物語る写真を数点公開した。それらには、人工島内に建設された“立派な”建造物やレーダーサイト、監視塔、灯台などが鮮明に映し出されている。 「人工島建設は国際貢献」? 今回フィリピンが公開した写真以外に、米シンクタンクや米国防総省なども南沙諸島の中国人工島建設状況に関する空中写真などを断続的に公表している。 それらの写真情報によると、かねてより明らかになっていた3つの人工島に設置された3000メート
ロシア、フランス、中国企業が開発プロジェクトの権益を持つロシア北極圏ヤマル半島のユジノ・タムベイ・ガス田(2015年4月16日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / KIRILL KUDRYAVTSEV 【1月27日 AFP】中国政府は26日、初の「北極政策白書」を発表し、北極海航路「氷上シルクロード」建設に向けた構想を打ち出した。中国政府が北極圏での自国の役割についての明確な見解を示したのは初めて。 北極圏は中国から遠く離れているものの、原油や天然ガスの資源が豊富な上、貿易航路として利用できることから、同国にとっての重要性が増している。同白書には、習近平(Xi Jinping)国家主席の野心的な経済圏構想「一帯一路(One Belt One Road)」を北方に拡大する計画などが記されている。 白書では、「氷上シルクロード」の建設は関係諸国との協力の上で進めたいとの意向を明記。北
【ワシントン時事】米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ、電子版)は1日、係争海域などに米軍艦船を進入させ過剰な海洋権益主張を否定する「航行の自由作戦」について、米太平洋軍が南シナ海での実施回数を増やす計画だと報じた。 今後数カ月間で2、3回の作戦を予定しているという。 南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)、西沙(パラセル)両諸島では、領有権を主張する中国が軍事施設などの整備を進めている。作戦の回数増加が中国の反発を招くのは必至だ。 オバマ前政権は2015年10月から任期末までの約1年3カ月に4回、南シナ海の係争海域で同作戦を実施した。トランプ政権は、17年1月の発足から7カ月余りで3回行った。 太平洋軍のハリス司令官は、4月の議会公聴会で「(中国による)南シナ海での攻撃的で威圧的な動きは批判すべきだ」と証言。北朝鮮問題などでの対中協力と並行して、航行の自由作戦を進めることは可能だと
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Diplomacy and negotiations are the only way to deal with the disputed waters of the South China Sea. The right path has been set by China and Southeast Asian nations through bilateral talks and the drafting of a framework for a code of conduct to be completed by the middle of the year. But US leader Donald Trump, despite following the right approach during the first months of his presidency, has n
[ワシントン/北京 26日 ロイター] - 米当局者は25日、米海軍の駆逐艦「デューイ」が南シナ海で中国が造成した人工島から12カイリ(約22キロ)内を航行した際、中国に領海を主張する権利はないということを示すため、「機動演習」を行ったと明らかにした。 デューイは太平洋時間25日に南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のミスチーフ環礁付近を航行。トランプ政権の発足後初めてとなる「航行の自由作戦」を実施し、中国の反発を招いた。 中国国防省報道官は25日、今回の駆逐艦の航行について米国に厳しく抗議したと述べ、米国のこうした動きは南シナ海の平和と安定に資するものではないとの認識を示した。 アナリストによると、これまでの米国によるスプラトリー諸島付近での「航行の自由作戦」は、軍艦が停止することなく速やかに航行し、事実上領海を認める「無害通航」だった。 しかし米当局者によると、デューイは25日の
(CNN) 米国防当局者によると、米海軍の駆逐艦「デューイ」は24日、中国が領有権を主張する南シナ海のスプラトリー(南沙)諸島ミスチーフ礁から20キロ以内の海域を航行した。中国を牽制(けんせい)する「航行の自由作戦」の一環で、トランプ政権下では初となる。 国防相のデービス報道官は、今回の作戦の詳細については確認を避けたものの、CNNに対して「南シナ海を含め、アジア太平洋地域で日常的に運航を行っている」と述べ、「我々は国際法で認められたどんな場所でも飛行、航海、運航を行う」と強調した。 航行の自由作戦に対して中国はこれまで、重大な違法行為であり、意図的な挑発だとして強く反発してきた。これに対して国防総省は、「1つの国家、あるいは1つの水域に関するものではない」としている。 オバマ前政権下の米国は、南シナ海で定期的に航行の自由作戦を実施していた。しかしトランプ政権では中国との衝突を避けるため、
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