スリランカでシリセナ大統領がウィクラマシンハ首相を突然、解任し、これに反発した首相側は「解任は憲法違反だ」として首相職にとどまる意向を示し政治的混乱が起きています。 解任の理由については明らかになっていませんが、両者は港や空港などインフラの外国への譲渡をめぐって対立していたとも伝えられています。 これに対しウィクラマシンハ首相は「議会で多数派を維持しており、解任は憲法違反だ」とする抗議の書簡を大統領に送ったうえで首相職にとどまる意向を明らかにしました。 シリセナ大統領は前回、3年前の大統領選挙で中国一辺倒の外交政策をとってきたラジャパクサ前大統領を破って当選し、ウィクラマシンハ首相と与党連合を組んでインドや欧米との関係を修復するバランス外交にかじをきって政権を維持してきました。 シリセナ大統領にとってラジャパクサ前大統領はいわば政敵で、今回、新しい首相に指名した意図をめぐってさまざまな臆測
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