【ウラジオストク共同】中国国防省は20日、ロシア軍が極東などで実施する軍事演習「ボストーク2018」に9月11~15日の日程で参加すると発表した。北朝鮮問題などを理由に地域で軍事的プレゼンスを高める米国をけん制する狙い。
中国遼寧省大連で五月上旬に開かれた中朝首脳会談で、中国の習近平(しゅうきんぺい)国家主席が北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長に対し、六月の米朝首脳会談で朝鮮戦争(一九五〇~五三年)の終戦宣言を見送るよう促していたことが分かった。中朝関係筋が明らかにした。朝鮮戦争当事者の中国は頭越しに米朝間で朝鮮半島を巡る重大な決定がなされ、影響力が弱まることを懸念したとみられる。(中国総局・城内康伸) 四月末に行われた南北首脳会談で署名された「板門店(パンムンジョム)宣言」は、「休戦協定締結六十五年になる今年中に終戦を宣言」することを明記。六月十二日に行われたトランプ大統領と正恩氏との会談では、北朝鮮の非核化とともに、朝鮮戦争の終戦が宣言されるかが注目されていた。 中朝関係筋によると、習氏は大連会談の席上、正恩氏に対し、終戦宣言には北朝鮮とともに参戦した中国の参加が必要だとの考えを説明。米朝
また、中国が形成を目指している経済・外交圏構想、「一帯一路」を通して35カ国・地域の76港の支配権を握っています。商業的な目的といっていますが、人民解放軍の艦艇が何度も停泊しています。そこに安全保障上の要素があるのは明らかです。彼らはルールを書き換えているだけでなく、地理を再構築しています。 中国が大国への階段を駆け上がるきっかけになったのは2001年の世界貿易機関(WTO)加盟でした。ところが、中国は共産党による一党独裁体制のままで市場開放も限定的です。 エコノミー:西側諸国、とりわけ米国や欧州連合(EU)は時間の経過とともに、中国が市場を開放していくと信じていました。「知的財産保護の方法を学ぶためにもう少し時間がかかる」という中国の言葉を信じたんです。 トランプ大統領の対中強硬策は必要 確かに、(1998~2003年に首相を務めた)朱鎔基氏は国有企業改革に全力で取り組んでいたと思います
[米空母セオドア・ルーズベルト(南シナ海上) 11日 ロイター] - 米原子力空母打撃群は10日、中国などが領有権を主張する南シナ海で演習を行った。米軍は定期的な演習だと主張しており、その後、防衛協定を結ぶ同盟国フィリピンへと向かった。 米空母セオドア・ルーズベルトから、F18戦闘機20機が20分間、離着陸訓練を行い、米軍の正確さと効率性を誇示した。 この戦略的に重要な航路で哨戒活動を実施しているのは米国ばかりではない。中国、日本、そして一部の東南アジア諸国の海軍も同海域で演習を行っており、同海域における緊張が高まるだけでなく、事故発生リスクを生じている。 「周りに中国艦船がいるのを確認した」。空母打撃群の司令官スティーブ・ケーラー少将は、約30年前に就役した同空母に搭乗した記者団にそう語った。 中国や東南アジア9カ国を含む西太平洋で活動する海軍は、衝突を回避するため、海上では「海上衝突回
【シンガポール=吉村英輝】オーストラリアのターンブル首相が18日に訪日する。2015年9月の党内クーデターで安倍晋三首相の盟友だったアボット前首相を追い落とし、有力視されていた日本の「そうりゅう型」潜水艦導入を退けた。親中派の元実業家として知られ、経済立て直しに中国との関係強化を掲げたが、中国の内政干渉もあって結局は頓挫。同盟国の米国との関係もギクシャクするなか、日本からの支援を取り付け、政権基盤のテコ入れを図る姿勢だ。 豪公共放送(ABC)は16日、在キャンベラの中国大使館が昨年10月に最大野党・労働党の議員十数人を夕食に招き、豪政界への政治工作疑惑の払拭に努めたと報じた。その数日前、豪政府幹部は国内の学生に対し、中国共産党の影響力に備えるよう、異例の呼びかけをしていた。 豪政府は先月、中国を念頭に、外国人から影響を受けた国内組織や政治献金の監視を強化する措置を法制化。中国との癒着が指摘
Troops from China’s only overseas base have staged their first live-fire drills in what military analysts said was a major show of combat readiness. The exercises in Djibouti on Friday involved dozens of officers and took place at the country’s national gendarmerie training range, the People’s Liberation Army Navy said in an online report. Troops arrived at the base – China’s first overseas garris
ロシアと中国の海軍は18日から日本海や初めてオホーツク海で合同軍事演習を開始し、北朝鮮情勢を背景に東アジアで軍事的な影響力を拡大しているアメリカや、アメリカとの連携を深める日本や韓国をけん制する狙いがあると見られています。 初日の18日は、中国海軍の駆逐艦や護衛艦などがロシア海軍の太平洋艦隊の司令部があるウラジオストクに入港して式典が行われました。 ロシアからは11隻の艦艇や2隻の潜水艦が、中国からは4隻の艦艇がそれぞれ参加し、対潜水艦の戦闘を想定した演習や乗組員の救助訓練も合同で行うということです。 ロシアと中国は5年前から毎年、合同軍事演習を行っていて、ことし7月にはアメリカが主導するNATO=北大西洋条約機構の加盟国が沿岸を囲むバルト海で初めて演習を実施するなど連携を深めています。 これに続いて日本海やオホーツク海でも合同演習を行うことで、北朝鮮情勢を背景に最新の迎撃ミサイルシステム
(CNN) 北朝鮮の核実験を受け、国連安全保障理事会は4日、緊急会合を開いた。米国のヘイリー国連大使は北朝鮮が「戦争を渇望」しているとの見方を示し、安保理としてできる限り強力な制裁を科すべきだと主張した。 ヘイリー氏は発言の冒頭で、この20年余りに安保理が採択した対北朝鮮決議を全て列挙。それでも北朝鮮の核開発を止めることはできなかったと指摘し、6回目の核実験は国連が「中途半端」な対応を続けるわけにはいかないことを明確に示していると述べた。 そのうえで「米国は決して戦争を望んではいないが、忍耐にも限界がある。我々は同盟国と自国の領土を守る」と宣言した。 同氏が会合の最後に語ったところによると、米国は近く各国に新たな決議案を提示し、来週の採決を目指す構えだ。 決議案の詳細は不明だが、韓国の趙兌烈(チョテヨル)国連大使は会合で、北朝鮮が本気で対話に応じざるを得なくなるよう強力な制裁を科す必要があ
北朝鮮にグアムへのミサイル発射を思い留まらせた習近平としては演習を中止させたかった。しかし米制服組トップのダンフォードが習近平と会談しながら、日米2+2後に中止しないと発表。中国は米空軍U-2偵察機にも注目。 習近平が特別に手厚くもてなしたダンフォード米統合参謀本部議長 8月14日に訪韓して韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と会談した米軍制服組トップのダンフォード統合参謀本部議長は、翌15日に3日間の予定で訪中した。初日は中央軍事委員会委員で、軍事委員会聯合参謀部の房峰輝参謀長等と会談の後、17日には人民大会堂で習近平国家主席&中央軍事委員会主席と会談した。18日には訪日して安倍首相や自衛隊の河野克俊統合幕僚長と会談した。 これら韓・中・日への一連の訪問の中で、筆者が唖然として注目した「ある光景」がある。 それは招待者側首脳とダンフォード統合参謀本部議長との、対談の際の座席の位置関係だ。
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