【ワシントン=永沢毅】コーツ米国家情報長官は29日、上院情報特別委員会の公聴会で、北朝鮮の核放棄の可能性について「全ての核兵器と生産能力を放棄しそうにないと私たちは分析している」と証言した。2月末ごろの開催が決まった2回目の米朝首脳会談を前に、北朝鮮の核放棄の意思に懐疑的な見方を示した。コーツ氏は「北朝鮮の指導者は究極的には核兵器を体制存続のために必要とみている」と分析。金正恩(キム・ジョンウ
シリアとイラクで2014年に急速に勢力を伸ばした過激派組織「イスラム国(IS)」は当時、イラク軍から大量の武器を奪った。それらの中には、米国製の軍装備品も含まれていた。 その後、同組織が公開したプロパガンダ動画により、戦闘員らが米国製の軍用ライフル銃(M4、M16)を使っていることが分かったほか、軍用車ハンビーを自爆攻撃に使っていることが分かり、注目を集めた。イラクのハイダル・アバディ首相は2015年 、前年にISが同国北部の都市モスルを占拠した際、自国軍がハンビーおよそ2300台などを奪われたことを明らかにしていた。 だが、同組織が使用していた武器や弾薬の90%近くは、ワルシャワ条約機構の加盟国が製造したものだったことが分かった。つまり多くは中国、ロシア、または東欧諸国で製造されたものだった。 英国の非政府組織(NGO)、紛争兵器研究所(Conflict Armament Researc
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