韓国・ソウル(CNN) オーストラリア国防省は5日、中国の戦闘機が攻撃的な飛行を行って、南シナ海周辺の上空をパトロール中だったオーストラリアの哨戒機を危険にさらしたと発表した。 オーストラリアのマールズ国防相によると、中国の戦闘機J―16が先月、公海上空で通常の偵察飛行を行っていたオーストラリアの哨戒機P―8に接近し、フレアとチャフを放出。少なくとも1片がオーストラリア軍機のエンジンに入った。 チャフはアルミニウムまたは亜鉛の小さな金属片で、軍用機がミサイルを混乱させる目的で放出するが、航空機を妨害する目的で使用することもできる。 オーストラリア国防省は声明を発表し、中国戦闘機の飛行について「P―8機とその乗員の安全を脅かした危険行為」と位置付けた。 マールズ国防相がオーストラリアのテレビ局9ニュースに語ったところによると、J―16はP―8に異常接近し、至近距離を並んで飛行しながらフレアを
領空侵犯のおそれがある国籍不明機に対する自衛隊機のスクランブル=緊急発進は昨年度、999回と前の年に比べて11%増え、過去2番目の多さになったことが防衛省のまとめで分かりました。中国機に対するものが全体の半数以上を占めていて、防衛省は警戒と監視を続けています。 これは過去2番目に多いということですが、過去最多となった平成28年度に比べると169回、14%下回っています。 国や地域別で最も多かったのが中国機に対するもので、638回と全体の64%を占め、次いでロシア機が343回と全体の34%でした。 中国機への対応では、去年4月に中国の無人機とみられる機体が沖縄県の尖閣諸島の北、約160キロで確認されたほか、ことし3月には日本周辺ではこれまで見られなかったY9哨戒機の飛行が確認されるなど特異な動きも見られます。 防衛省は、中国機の活動が引き続き活発だとして警戒と監視を続けています。
防衛省は24日、中国機のH6爆撃機6機が、沖縄本島と宮古島の間を通過して紀伊半島沖まで飛行し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進(スクランブル)したと発表した。領空侵犯はなかった。 防衛省統合幕僚監部によると、このルートで中国機の飛行が確認されたのは初めてで、中国側の意図を分析している。 紀伊半島沖まで飛行した今回の中国軍機の動きについて、防衛省幹部は取材に対し「情報収集か訓練の可能性が高い。国際法違反ではないが、特異な飛行なので引き続き注視する」と述べ、今後も警戒監視に万全を期す考えを示した。 6機は24日午前、沖縄本島と宮古島の間の公海上空を通過した後、日本列島に沿う形で太平洋を北東に飛行した。紀伊半島沖まで進んだ後、反転して同じルートで東シナ海に戻ったという。
7月24日、米海軍の電子偵察機EP3が、23日に東シナ海上空で中国の戦闘機に約300フィート(91メートル)まで異常接近されていたことが分かった。写真手前は米海軍のEP3。ペルシャ湾で昨年4月撮影。提供写真(2017年 ロイター/U.S. Navy/Mass Communication Specialist 3rd Class Bobby J Siens/Handout/File Photo via REUTERS) [ワシントン 24日 ロイター] - 米海軍の電子偵察機EP3が23日、東シナ海上空で中国の戦闘機に約300フィート(91メートル)まで異常接近されていたことが分かった。 複数の米政府当局者が24日明らかにしたところによると、中国の戦闘機「殲10」2機のうち1機がEP3に進路変更を強要するような距離まで近づいた。場所は青島市の沖合148キロメートルの地点だったという。 中国は
中国の爆撃機6機が13日、沖縄本島と宮古島の間の上空を相次いで通過し、自衛隊機が緊急発進=スクランブルしましたが、領空侵犯はありませんでした。この空域で、中国の軍用機が通過したのが確認されたのは、ことし3月以来で、防衛省が目的を分析しています。 また、同じく13日午前には、別のH6爆撃機4機が台湾の南のバシー海峡方面から先島諸島の太平洋側を北上したあと、西側に向きを変え、沖縄本島と宮古島の間を抜けて東シナ海の方面に飛行したということです。 自衛隊機がスクランブル=緊急発進しましたが、領空侵犯はありませんでした。 防衛省によりますと、中国軍機が沖縄本島と宮古島の間の上空を通過するのが確認されたのは、ことし3月以来だということです。中国軍機をめぐっては、昨年度1年間に自衛隊が行った緊急発進が850回を超えて過去最多となっていて、防衛省は今回の飛行の目的について、分析しています。
アメリカ国防総省は、南シナ海の上空を飛行していたアメリカ軍の哨戒機に中国軍の戦闘機2機が異常接近したことを明らかにし、先週も東シナ海で同じような事案が起きていることから、中国側に改めて再発防止を申し入れるとしています。 国防総省は、P3C哨戒機の任務に支障はなかったものの、「戦闘機の行動は危険だった」として、中国側を批判しました。 南シナ海では今週、アメリカ軍が中国側が主権を主張する海域で艦艇を航行させる「航行の自由」作戦を実施しましたが、P3Cはこの作戦には関わっておらず、通常の哨戒任務にあたっていたということです。 先週も東シナ海でアメリカ空軍の大気観測機WC135に中国空軍のスホーイ30戦闘機2機が異常接近する事案が起きていて、国防総省は中国側に懸念を伝え改めて再発防止を申し入れるとしています。
(CNN) 米空軍の放射線検知機が東シナ海上空を飛行中、中国軍の戦闘機2機に進路を妨害されていたことが19日までに分かった。当該機の乗組員は「プロらしくない」行為だったとしている。 当局者によれば、米空軍機「WC-135」は17日、飛行中に中国軍の戦闘機「Su-30」機と遭遇。中国軍機は米軍機から約45メートルの距離まで接近し、1機は米軍機の真上を背面飛行したという。 WC-135は大気中に放出される放射性物質をとらえ、核実験の兆候を検出する。ネブラスカ州のオファット空軍基地から2機が発進して北東アジアで定期的に巡回を行っており、過去には北朝鮮が実施したとされる核実験の証拠収集にも使われた。 米軍機と中国軍機の異常接近は今年に入って2度目。米国防当局者によると、2月には南シナ海上空で米海軍機と中国軍の偵察機の「安全でない」接近があり、衝突を避けるために米軍機が進路の変更を強いられていた。
航空自衛隊が18日、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺の領海に侵入した中国海警局の船の上空を飛んでいる小型無人機「ドローン」に対し、F15戦闘機を緊急発進(スクランブル)させたことが分かった。複数の政府関係者が明らかにした。無人機に対するスクランブルは極めて異例。外務省は同日、ドローンは中国海警局の船から飛ばされたとみて、在中国大使館公使に厳重に抗議した。 海上保安庁が同日午前10時52分から56分にかけて、魚釣島から約14キロの領海内で、海警局の船4隻のうちの1隻の船首付近でドローンのような物体が飛行しているのを確認した。尖閣周辺でこうした物体の飛行が確認されたのは初めて。 スクランブルを行ったのは空自那覇基地(沖縄県)の南西航空混成団第9航空団のF15戦闘機。同機は18日午前に那覇基地を飛び立ち、ドローンが飛行している空域に向かった。ドローンが飛び立ったとみられる海警局の船は日本の領海内にい
<9日、中国の軍用機約8機が東シナ海から日本海へと向かうルートを往復し、日本と韓国の防衛識別圏に侵入。日本の航空自衛隊と韓国空軍がそれぞれスクランブルをかけて警告した> 9日午前、日本の防衛識別圏に侵入した中国の軍用機はその前後に韓国の防衛識別圏にも侵入、両国が戦闘機合わせて30機をスクランブル=緊急発進させ、警告していたことが明らかになった。YTNなど韓国メディアによると、爆撃機6機を含めた中国軍用機約10機が日本海まで北上し、航空自衛隊20機、韓国空軍がF-15KとKF-16戦闘機計10機を出撃させ、緊迫する状況が起きた。 9日午前10時、韓国の済州島南方にある離於島(イオド)付近で、中国軍用機10機が韓国側の防空識別区域を侵犯した。この離於島はもともと韓中が管轄権を争う場所だ。中国軍機はその後、H6爆撃機6機、Y8早期警戒機1機、Y9情報収集機1機の計8機が日本側の防空識別区域に抜け
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