<次号特集のお知らせ(2024年2月号)> 焦点:ウクライナ戦争とロシアのゆくえ(仮) ※内容は変更となる場合があります。 国際問題ウェビナー(1/17)のお知らせ 『国際問題』発行から概ね1か月後を目途に、執筆者によるウェビナーを開催いたします。 特集全体を踏まえた執筆者間の議論をウェビナーで開催することにより、執筆時よりアップデートされた情報を提供でき、読者の方々へ研究の一助・理解の深まりにつながる機会となっております。 過去の「国際問題ウェビナ―」の視聴はこちら(会員限定公開)→ ◆詳しくはこちらへ 『国際問題』 印刷製本版配本サービス→ ◆詳しくはこちらへ 『国際問題』電子版について ◆次号発刊まで一般ホームページで公開したのち、会員専用の「国際問題バックナンバー」に移します。 ◆編集委員会:遠藤乾(東京大学大学院法学政治学研究科教授)、遠藤貢(東京大学大学院総合文化研究科教授)、
106 インドと旧ソ連・ロシア-国際関係の連続性と相違 吉田 修 はじめに 約 10 年の空白を経て、インドと旧ソ連諸国、中でもロシアとの関係が、新たな展開を見 せ始めた。ウラジミル・プーチンがロシアの大統領に就任して以来、繰り返し「戦略的パー トナーシップ」 が強調されている。 この印露間の新たな蜜月は、冷戦終結前の印ソ関係の復 活と見てよいのだろうか。 しかしながら、このように問い掛けるや、その問いの内容が実は明確ではないことに気 づく。冷戦期におけるインドとソ連の関係が特殊であったことは、よく知られている。だ が、 なぜそうであったのか、 またどのように特殊であったのかについては、必ずしも十分な 説明がなされていない。なぜ、に対する国際関係からの代表的な説明は、米国の、いわゆる パキスタン「傾斜」政策の反動とするものであろう1。また、国内政治的には、インディラ・ ガンディー首相が与党
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く