【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は5日、タス通信などロシアメディアとの書面インタビューで、韓国と北朝鮮、ロシアによる「3角協力」は韓国とロシアの関係強化においても大変重要な部分とした上で、「いつか3角協力が北に正しい選択をさせる中心的な役割を果たし、朝鮮半島と極東、北東アジアの平和・繁栄はもちろん、ユーラシア大陸に広がる協力と繁栄の基礎になると思う」との認識を示した。 また「ロシアは北との関係を維持しているだけに、北の核問題解決と朝鮮半島の平和定着のための積極的な役割を期待する」と強調した。 北朝鮮の核・ミサイル挑発については、「北はわれわれの対話の提案に応じず、大陸間弾道ミサイル(ICBM)級のミサイルによる挑発に続き、6回目の核実験まで強行した」と批判した。その上で、「韓国政府は北の核とミサイルを決して容認しない」とし「国際社会と共に北に核とミサイル計画を完全
昨日お伝えしたように、1年以上続いてきた石油ガス供給をめぐるベラルーシとロシアの対立が、このほどようやく解決した。そして、明らかにこの両国の歩み寄りを受けた動きになるが、こちらやこちらの記事が伝えているとおり、ベラルーシのルカシェンコ大統領は4月11日、ユーラシア経済連合の関税法典に署名を行った。当ブログでも何度か報告してきたとおり、昨年12月に開催されたユーラシア経済連合の首脳会合をルカシェンコはボイコットし、同会合では目玉であったユーラシア経済連合関税法典への署名を、ベラルーシ抜きの4ヵ国首脳だけで行った経緯があった。ユーラシア経済委員会によれば、ルカシェンコの署名はすでに事務局に届いており、近く関税法典はウェブサイトに掲載されることになる、という。 なお、ユーラシア経済連合の概要をまとめた便利な図がこちらに出ていたので、転載させていただく。
2017湾岸・アラビア半島地域イラン 公開日:2017/03/30 3月26日から27日、ロウハーニー大統領はロシアを訪問し、プーチン大統領、メドヴェージェフ首相とそれぞれ会談した。27日の首脳会談前には、両首脳同席の下、犯罪人引き渡し、法、査証免除、電気、スポーツ、情報通信技術、建設・住宅、国際規格、原子力エネルギー、石油、貿易、ガス、鉄道の分野における協定や覚書14件および鉄道の電化事業に関する1件の契約への署名が行われた。首脳会談後に発出された共同声明の概要は以下のとおり。 1. 二国間関係 ・二国間の貿易量が著しく増加していることに満足している。合同のプロジェクトの実施を通じて、エネルギー、運輸、工業、航空宇宙産業、その他ハイテク・イノベーション分野での協力が進展することを望む。 ・ロシアは、イランの火力発電所建設およびガルムサール‐インチェブルーン間の鉄道の電化事業に対する融資に
既報のとおり、12月26日にロシアのサンクトペテルブルグで開かれたユーラシア経済連合の首脳会合に、ベラルーシのルカシェンコ大統領が出席しなかった。ユーラシア経済委員会のこちらのページにその時の様子が出ているが、上掲写真のように、ホストのロシアはベラルーシの国旗の掲出すら許さなかったのだろうか? これはかなり尾を引きそうな対立である。 それで、上記のサイトにも記されているとおり、今回のサミットでは、ユーラシア経済連合の新たな関税法典の調印というのが、メインイベントだった。そして、私の理解する限り、関税法典はもっと以前に採択されるはずだったのだが、ベラルーシの反対、具体的にはベラルーシ領にある経済特区の取扱をめぐって調整が難航し、それで2016年の年末までずれ込んだということだったはずである。 具体的には、こういうことである。従来、ユーラシア経済連合加盟国の経済特区での自動車アセンブリに従事す
12月26日にロシアのサンクトペテルブルグで、ユーラシア経済連合と、CIS集団安保機構の首脳会合が開かれた。しかし、こちらやこちらなどが伝えているように、経済・軍事両面でロシアの緊密な統合パートナーであるはずのベラルーシから、ルカシェンコ大統領が出席せず、物議を醸している。その背景には、石油ガス問題を筆頭とするベラルーシ・ロシア間の対立点があると推察されている。ルカシェンコ大統領の欠席に関し、ロシア側のペスコフ大統領領報道官は、それが討議の妨げになることはない、本日調印される文書はすでに完全にベラルーシ側の合意が得られているものだなどと発言し、影響がないことを強調した。 ブログランキングに参加しています 1日1回クリックをお願いします
こちらの記事によれば、ウズベキスタンのシャフカト・トゥリャガノフ対外経済関係・商業省次官はこのほど記者会見で、同国は旧ソ連空間における経済統合の進展を慎重に見極めており、当面はユーラシア経済連合加入は我が国にとって得策でないと判断していると発言した。次官いわく、ウズベキスタンは自国の国益を最優先して統合組織への参加を決めている。最も優先順位が高いのは、我が国の政策決定に影響を及ぼすような組織には加盟しないことである。ウズベキスタンはCIS自由貿易圏、CISの加盟国であるが、それは我が国が通商関係等の交渉を円満に行う上で役に立つ。我が国専門家が徹底的に調査した結果、現在のところユーラシア経済連合または関税同盟に加盟することは、ウズベキスタンにとってメリットがなく、逆にいくつかの点で不利益があることが判明している。我々はその発展動向を注意深く見守っており、もしも経済的に問題が生じないということ
最近ベラルーシとロシア間で天然ガス供給価格について意見の隔たりが生じていたが、こちらの記事によると、両国の実務者レベルで新たな価格方式につき合意が得られたということである。従来はドルによる公式で価格が弾き出されていたが、それが完全にロシア・ルーブルによる公式に移行し、ロシア国内価格に係数をかけて価格を算出する。その結果、2017年のベラルーシ向けガス価格は約30%引き下げられ、1,000立米当たり6,000ロシア・ルーブルになる(ドルに換算すると、現状の約132ドルが、2017年には約100ドルになる)。2017年にはロシア国内価格が4,050ロシア・ルーブルで、それに係数1.48をかけて、6,000ルーブルになるわけである。なお、2016年の年末までは、6,300ロシア・ルーブルの固定価格が適用される。その後、ロシア国内価格とベラルーシ向け価格は徐々に収斂していき、ユーラシア共同のガス市
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