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ロンドン(CNN) 英対外情報部(MI6)のアレックス・ヤンガー長官は8日、ロンドンの本部で演説し、惨状が次々明らかになるシリアの「悲劇」について、ロシアの果たしている役割に警鐘を鳴らした。 ヤンガー長官は「(シリア北部の都市)アレッポにおいてロシアとシリア政府は不毛の地を作り出そうとし、それを平和と呼ぼうとしている」と述べた。 現職のMI6長官が本部で、外部にも公開された形で演説をするのは初めてのことだ。 演説はMI6の情報公開を求める声に応えたものだが、出席が認められたのは少数の記者のみだった。記者らはロンドン中心部の別の集合場所から本部に移動させられ、電子機器の持ち込みは禁止。ノートにメモを取ることだけが認められた。
英ロンドンにある国会議事堂の大時計台「ビッグ・ベン」(2016年6月22日撮影、資料写真)。(c)AFP/JUSTIN TALLIS 【11月19日 AFP】英上院で今週、警察や情報機関の監視権限を大幅に拡大する法案が可決された。エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の裁可によって成立する。ただ、反対派からは「西欧民主主義の歴史で過去に例を見ないほど広範な監視法だ」などと批判する声が上がっている。 上院を通過したのは、英国の監視関連の法律としては15年ぶりの大幅改定となる「調査権限法(Investigatory Powers Bill)」。ウェブサイトの運営者などにユーザーの閲覧履歴を最長1年間保存することを義務付け、法執行機関が捜査に活用できるようにすることなどが柱だ。 さらに、これまでも存在していたものの、法的な根拠があいまいだったコンピューターや携帯電話をハッキングす
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