5月26日、トランプ米政権は、深まるロシアとの癒着疑惑への対応で「作戦司令室」を設置する構えだ。写真はトランプ米大統領、今月16日にホワイトハウスで撮影。(2017年 ロイター/Joshua Roberts) [ブリュッセル/ワシントン 26日 ロイター] - トランプ米政権は、深まるロシアとの癒着疑惑への対応で「作戦司令室」を設置する構えだ。税制改革など重要法案の立法化が遅れる事態を回避し、スキャンダルに対処する態勢を整える。政府当局者や関係筋が明らかにした。 トランプ大統領が9日間の初外遊からワシントンに戻り次第、ロシア疑惑に関する調査への対応で、有力な政治専門家や弁護士を起用する。 またトランプ大統領は政策課題の推進を訴え、選挙選で展開したような遊説を各地で行う戦略を描いているという。 関係筋はこうした取り組みは、トランプ大統領がコミー前連邦捜査局(FBI)長官を突如解任して以降、法