マスクせず会議出席の職員を懲戒処分 労組が取り消し要求 大阪の専門学校 | 毎日新聞新型コロナウイルスの感染が拡大する中、マスクを着けずに会議に出席したなどとして、大阪電子専門学校（大阪市天王寺区）の嘱託職員の男性（60）が出勤停止の懲戒処分を受けていたことが明らかになった。教職員らでつくる労働組合は7日、懲戒処分を不当として、専門学校を運営する学校法人「木村学園」に対し、処分の取り消しを求める申し入れ書を提出した。 労組によると、カリキュラムを話し合う会議が4月7日にあり、学園の理事長や男性ら十数人が出席した。会議後に「なぜマスクをしていないのか」と理事長から聞かれた男性は、「どこに行っても買えなかった」と返答。理事長は「1階でマスクをもらえばいい」と指摘したが、男性は知らなかったため「アナウンスしてもらえれば良かった」と答えたという。
