ポッと思い出したので書く。自分は小学5年生まで自転車に乗れなかった。 それまでの生活で、学校も徒歩3分、友人も徒歩10分というようなせまーいエリアでの生活がメインだったからそもそも自転車に乗る必要が無かったというのが大きかっただろう。 小学5年生になると市内の公共施設に泊りがけでのイベントがあった。確か山奥の交流センターみたいな所だったと思う。 そんなイベントのメインイベントに、"ツーリング"というビッグイベントがあった。市の職員さんがインストラクター的な立場で参加するものだったが。 外の広場に集められ今日の日程やコース等が説明されていく。 「マジで!?」と聞いてなかった俺は焦った。だって自転車乗れないから。事情を知ってる友人等はくすくすと笑っている。 そんな中「ちなみに自転車に乗れないって人はいますかー??」と職員さんが問いかけた。合計50人ぐらいの生徒の中、手をあげたのは自分オンリー。