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ブックマーク / realsound.jp (26)

  • 島村楽器が自分で組み立てられる「簡易防音室」を発売したわけ 個室空間と遮音性へのこだわり

    コロナ禍により、簡易的な防音室や駅中のリモートボックス、娯楽施設のソロワークプランなど、社会における「ひとり空間」が求められその需要は高まっている。特集では、ひとりひとりに合わせた空間を提供し、サービスや製品を販売している企業に、今後の社会における「ひとり空間」の重要性についてインタビューしていく。 今回は、2021年12月に発売した簡易防音室「S-OTODASU Ⅱ LIGHT」(以下、OTODASUⅡ)について、開発に携わった島村楽器へインタビュー。楽器のスペシャリストが手掛ける個室の防音室は、どんな工夫が施されているのか。誕生の経緯や楽器店がうみだす「ひとり空間」へのこだわりなどについて、島村楽器株式会社 防音営業課マネージャー(開発当時)・佐土原和久氏、防音営業課の渡辺 拓氏に話を聞いた。(リアルサウンドテック編集部) 防音室で様々な「ひとり」需要に応えるための開発秘話 ――簡易

    島村楽器が自分で組み立てられる「簡易防音室」を発売したわけ 個室空間と遮音性へのこだわり
    HanaGe
    HanaGe 2022/05/03
    日本の賃貸含め住宅が、もっと『防音』にこだわるようになればいい…と言われて幾久しい。未だなくならない騒音問題。そっからどーにかしてほしい。
  • 「暴力的な言葉を話すことに依存する人が増えている」 作家・星野智幸が語る、絶望的な時代における“言葉の力”

    「暴力的な言葉を話すことに依存する人が増えている」 作家・星野智幸が語る、絶望的な時代における“言葉の力” 作家・星野智幸が新作『だまされ屋さん』を上梓した。谷崎潤一郎賞受賞作『焔』以来、約2年ぶりとなる作は、古希を迎えた母・秋代と、それぞれに人生の問題を抱えた3人の子どもたち(優志、春好、巴)を中心に、現代の日における家族、社会の在り方を様々な視点から捉えた作品。多くの人が生きづらさを感じている現在において、他者との連帯、前向きな関係性を作るためのヒントに溢れた家族小説だ。 南米文学的マジックリアリズムを取り入れた作風で知られる星野だが、『だまされ屋さん』では幻想的な要素を排し、リアリズムだけで小説全体を構築。延々と繰り広げられる会話とモノローグによって、登場人物たちが自身の問題に向き合い、言葉を獲得していくまでを丁寧に描いている。「混迷はさらに深まるだろうけど、いつかは底を打つ。そ

    「暴力的な言葉を話すことに依存する人が増えている」 作家・星野智幸が語る、絶望的な時代における“言葉の力”
    HanaGe
    HanaGe 2020/11/23
    ↓マジック~については「とりあえず読んでみよし」。本当とホラ話が混ざってマジック(雑)。考えるな、感じろ。
  • 『ガルパン』『サイコパス』『スパイダーバース』も 音響監督・岩浪美和に聞く、映画の音の作り方

    映画における音の価値は日に日に高まっているように感じる。IMAXやドルビーアトモスといった特別上映の普及や、各地で開催される爆音上映といった企画上映会により、映画館の音響システムで作品を楽しむ習慣は広く根付いている。 今回、リアルサウンド映画部では、そんな映画の音を追求し、アニメーションから洋画の吹替まで幅広く担当する音響監督・岩浪美和にインタビューを行った。2015年に彼が手がけた『ガールズ&パンツァー 劇場版』は、1年以上のロングランヒットを叩き出し、深夜アニメ発の劇場作品としては異例の興行収入25億円を記録。今年は既に『サイコパス Sinners of the System』3部作、『劇場版 幼女戦記』、『スパイダーマン:スパイダーバース』と3タイトルに関わっている岩浪音響監督に、映画の音作りについて語ってもらった。 「映画館でしかできない体験を」 ーーまずは音響監督という仕事につい

    『ガルパン』『サイコパス』『スパイダーバース』も 音響監督・岩浪美和に聞く、映画の音の作り方
    HanaGe
    HanaGe 2019/03/16
  • 「Plastic Love」世界的ヒットに“3つの文脈” tofubeatsカバーリリースを機に解説

    DJでプロデューサーのtofubeatsが、竹内まりやの名曲「Plastic Love」(1984年のアルバム『Variety』収録)のカバーバージョンをリリースした。2018年のアルバム『RUN』ではボーカリストとしての存在感も示した彼が、自らボーカルをとった意欲作だ。 ドラムマシンのTR-707やシンセベース、そして少しチープなピアノをフィーチャーしたハウス寄りのアレンジは、まさにtofubeats印。レトロで簡素なサウンドながら響きはとても現代的でダンサブルでもある。「ロボ声」的なオートチューンは控えめだが、かわりにボコーダーがアウトロを彩る。原曲へのリスペクトとダンスミュージックの文脈とが違和感なく結びついている一曲となった。 一方、「Plastic Love」という楽曲そのものも、ある評論家が「2018年に海外で最もヒットした邦楽」と呼ぶほどの注目を集めている(参考:THE JA

    「Plastic Love」世界的ヒットに“3つの文脈” tofubeatsカバーリリースを機に解説
    HanaGe
    HanaGe 2019/01/28
  • なぜ真の女性ヒーロー映画が登場するまで40年かかったのか? 『ワンダーウーマン』の画期性

    ついに、ついに、真の女性ヒーロー映画が誕生した。 ここまで長かった。1978年の『スーパーマン』から数えればヒーロー映画歴史は今年で40年。その間、女性ヒーロー映画はずっと暗黒の歴史だった。1984年の『スーパーガール』は評価、興行とも散々。2004年の『キャットウーマン』はラジー賞。何よりの驚きは、これだけアメコミ映画が隆盛を極める中で、女性ヒーロー映画にはこの2作の大失敗くらいしか振り返るべき歴史がない、ということだ。そもそも制作すらされていないのだ。 『ワンダーウーマン』だって例外じゃなかった。2000年ころから噂レベルでは映像化の話はあっても実現まで行き着かない。唯一、形になったのは2011年のTVシリーズのパイロット版1話のみ。しかも、出来が酷いということで放映すらされなかった。 というような歴史を踏まえれば、今回の映画『ワンダーウーマン』がアメリカで今夏最大のヒット、歴代興行

    なぜ真の女性ヒーロー映画が登場するまで40年かかったのか? 『ワンダーウーマン』の画期性
    HanaGe
    HanaGe 2017/09/08
  • 『ゴースト・イン・ザ・シェル』なぜ賛否両論に? 押井守版『攻殻機動隊』と比較考察

    劇場用アニメーション『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は、アニメーターによる従来の職人的な手描き技術と新しいCG技術の融合によって生み出された、クールな映像表現、また士郎正宗原作、押井守監督による先進的なテーマや哲学性などによって、アメリカをはじめ世界に日製アニメの存在を知らしめた代表といえる作品である。『マトリックス』のウォシャウスキー姉妹監督など、決定的な影響を受けたことを表明するクリエイターも少なくない。その伝説的作品をハリウッド映画として実写映像化したのが、作『ゴースト・イン・ザ・シェル』である。ここでは、押井監督版のアニメーション映画を、分かりやすく『攻殻機動隊』、アメリカの実写映画を『ゴースト・イン・ザ・シェル』と表記し、主にテーマの面で両者を比較しながら、賛否渦巻く実写版の内容を検証していきたい。 『攻殻機動隊』は、人体よりも高性能な「義体」を、人間

    『ゴースト・イン・ザ・シェル』なぜ賛否両論に? 押井守版『攻殻機動隊』と比較考察
    HanaGe
    HanaGe 2017/04/14
  • 『シン・ゴジラ』脚本から見えた“もう一つの物語” 『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』徹底考察

    第90回『キネマ旬報』ベストテンが1月10日に発表された。2016年の日映画ベストワンには『この世界の片隅に』(16年)が選出され、監督賞には同作を監督した片渕須直が選ばれた。ベスト2位に選出された『シン・ゴジラ』(16年)の庵野秀明監督は脚賞を受賞。片淵監督は『魔女の宅急便』(89年)で演出補を務め、庵野監督は『風の谷のナウシカ』(84年)の原画担当からプロとしてのキャリアをスタートさせたことで知られているが、奇しくも宮﨑駿と縁深い監督たちが、監督賞・脚賞を受賞したことになる。 さて、脚賞を受賞した『シン・ゴジラ』だが、昨年末に発売された製作資料集『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』(株式会社カラー)に脚が収録されたことで、活字で目にすることができるようになった。しかも、この大冊には関連の図版、関係者インタビューはもとより、複数の初期プロットから、準備稿、決定稿、完成した映画から

    『シン・ゴジラ』脚本から見えた“もう一つの物語” 『ジ・アート・オブ・シン・ゴジラ』徹底考察
    HanaGe
    HanaGe 2017/02/02
  • 初代ゴジラの“呪縛”から逃れた『シン・ゴジラ』 モルモット吉田が評する実写監督としての庵野秀明

    公開3週目を迎えても『シン・ゴジラ』の勢いは依然、衰えを見せない。IMAX、MX4D、通常上映と、毎回環境を変えて観ていたが、この原稿を理由にまた劇場に足を向けてしまった。高圧縮の情報量、現実の反映、オマージュ、トリヴィア、語られないまま終わった謎への解釈など、まるで20年前の『新世紀エヴァンゲリオン』テレビシリーズ放送終了後から翌年の劇場版公開にかけての熱狂が再現されているようだ−−と言っては言いすぎだろうか。いずれにせよ、繰り返し観ることで細部を語る魅力が増す作品であることは間違いあるまい。 マイナスをプラスにさせる庵野秀明のアレンジ ここでは、〈庵野秀明にとってのゴジラ〉から話を始めてみたい。というのも、特撮好きなエヴァの監督というイメージから誤解されがちだが、これまで庵野はウルトラマンほどの熱狂をゴジラには見せていなかったからだ。『シン・ゴジラ』の原点となる第1作の『ゴジラ』(54

    初代ゴジラの“呪縛”から逃れた『シン・ゴジラ』 モルモット吉田が評する実写監督としての庵野秀明
    HanaGe
    HanaGe 2016/08/17
    シンゴジラ
  • ベッド・イン、バブル文化と音楽への情熱を語る「“素敵なサムシング”をどんどん取り入れて…」

    ベッド・インがキングレコードからメジャー・デビューして完成させた1stアルバムのサウンドは、まさに「RICH」ーー。 ベッド・インの1stアルバム『RICH』では、agehaspringsの音楽クリエイティブチーム・onetrapがサウンド・プロデュースを担当。バブル時代を彷彿とさせるダウンス・サウンドを導入しながらも、一方ではバンド畑であるルーツも忘れることなく、インディーズ時代から一緒にライブをしてきたパートタイムラバーズと演奏する楽曲もある。さらには、サイプレス上野とロベルト吉野を迎えてのラップや、ラテン歌謡にも挑戦するなど、ベッド・インの音楽性の幅は一気に広がった。 今回は、ミュージシャンとしてのベッド・インに敬意を表して、あくまで音楽面にのみフォーカスを当てたインタビューを行った。しかし、息をする間にも会話に挿入される下ネタや、たびたびベッド・インが発する「あーん▽(▽の正式表記

    ベッド・イン、バブル文化と音楽への情熱を語る「“素敵なサムシング”をどんどん取り入れて…」
    HanaGe
    HanaGe 2016/07/30
  • プリンスがすべてだった 宇野維正による追悼文

    フェイバリット・アーティストが死んだ。ワン・オブ・フェイバリットではない。自分にとってプリンスは永遠の、これまでもこれからも自分の人生における最愛のアーティストだ。21日未明に海外からの第一報をネットで目にした時、最初は悪戯好きな彼による何か新しい仕掛けなのかと思った。昔、突然プリンスの名前を捨ててシンボルマークになってしまった時のように。それを「かつてプリンスとして知られたアーティスト」と読ませた時のように。そもそも、近年のプリンスは作品のリリースだって、ライブの告知だって、サプライズじゃなかったことなんてないのだ。冗談にしては、今回はちょっとタチが悪すぎるけれど……。しかし、精神的パニックに陥らないようにそれから半日以上すべての情報を絶って、そのあとから恐る恐る国内外のテレビやラジオに触れてみたところ、エンパイア・ステート・ビルが、ナイアガラの滝が、エッフェル塔が、グーグル社のロゴが、

    プリンスがすべてだった 宇野維正による追悼文
    HanaGe
    HanaGe 2016/04/24
  • ベッド・インの「おギグ」はなぜ感動を呼ぶのか 宗像明将がパフォーマンスを徹底分析

    「宗像明将の現場批評〜Particular Sight Seeing」第24回 ベッド・イン『ボディコン反逆ナイト~バブルって117(いいナ▼)の日』 2016.01.25 18:00 ベッド・インが2016年1月17日に渋谷WWWで開催したセカンド・ワンマンライブ「ボディコン反逆ナイト~バブルって117(いいナ▼)の日」は、終演後に「いいバンドのライブを見た」という感慨と、下ネタ満載のユーモアに溢れたステージへの笑いの両方が残るような「おギグ」だった。 「地下セクシーアイドル」と銘打っているベッド・インだが、最近ではテレビでの活躍も目覚ましく、もはや「地下」と呼ぶのは憚られる存在だ。そして、この日のチケットはソールド・アウトで、当日券も出ないという人気ぶりだった。 開場前に渋谷WWWを取り囲む人の群れを眺めていると、客層はまさに老若男女。若いカップルもいれば、バブル体験組もいるだろうとい

    ベッド・インの「おギグ」はなぜ感動を呼ぶのか 宗像明将がパフォーマンスを徹底分析
    HanaGe
    HanaGe 2016/01/25
    途中からボディコンですらない!(『しば漬け食べたい』←ナウなヤングには分かりませんて)
  • 町田康が証言する80年代ロックの勃興期:関西パンクの熱気とINU『メシ喰うな!』誕生秘話

    80年代の邦楽ロックカルチャーについて、当時のメディアを手がけたキーマンや、その時期に青春をすごしたミュージシャンたちのインタビュー証言を中心に、各シーンに詳しい音楽ライターから寄稿されたレビューも収録したムック『私たちが熱狂した 80年代ジャパニーズロック』が、12月14日に辰巳出版より発刊される。 インタビュー企画には、仲井戸麗市(RCサクセション)、町田康やケラリーノ・サンドロヴィッチ、梶原徹也(ex.ザ・ブルーハーツ)、寺田恵子(SHOW-YA) 、杏子といったミュージシャンのほか、田口トモロヲ、角田光代などの文化人、さらには森川欣信(オフィス オーガスタ代表取締役)、道下善之(ソニー・ミュージックアーティスツ)などの音楽業界関係者が登場。同書の編集を担当したのは、リアルサウンド編集部のある株式会社blueprintで、小野島大や中込智子、兵庫慎司、市川哲史、ふくりゅう、冬将軍と

    町田康が証言する80年代ロックの勃興期:関西パンクの熱気とINU『メシ喰うな!』誕生秘話
    HanaGe
    HanaGe 2015/12/14
  • 姫乃たまが綴る、初の単著 『潜行』への反響 地下アイドルの面白さは世間にどう伝播していく?

    とある書店員さんは素直に「分類できなくて困りました」と教えてくれました。「でも分類できないものほど、面白いんですよね」とも。その書店ではノンフィクションのコーナーに平積みされています。 ポップに内容を書くとき、このはなんだろうと考えました。表向きには業界の暴露だと思われるかもしれません。もちろん、それでも構いません。どういう動機であれ、興味を持ってもらえるのは貴重なことだからです。 しかし当は、このは居場所を探す人達のだと思っています。衣住が確保されたこの国で、日独特の地下アイドルという文化の中で、地下アイドルもファンも高次的な欲求をつかもうとしています。 出版後、いくつかの取材を受けました。最初は枕営業など過激な話ばかりに関心が向いていましたが、地下アイドルやそのファンがどういう人達で、どういう世界なのか、真摯に聞いてくださる方も増えてきました。少しでもこのが地下アイドル

    姫乃たまが綴る、初の単著 『潜行』への反響 地下アイドルの面白さは世間にどう伝播していく?
    HanaGe
    HanaGe 2015/10/26
  • いつの間にか世界最強のポップ・モンスターになっていた、エド・シーランにまつわる6枚

    驚いた。 僕の担当する新譜キュレーション連載では基的に海外のヒットチャートを参照しながら、単に売れてる曲を紹介するんじゃなくて、その点と点をつないで線にするような意図で原稿を書こうと思っている。そのサウンド動向から洋楽のメインストリームにあるムーブメントの動きを可視化しようと思っている。なので海外のヒットチャートを見て「ふむふむ、こんな曲が売れてるのね」みたいなチェックをしてるのだけれど、ある日「あれ?」となった。 エド・シーランのアルバム『X(マルティプライ)』がめちゃめちゃ売れ続けてるのだ。リリースは2014年6月25日。もう1年半近くになる。なのに68週連続でチャートインを続けている。それどころか再びランクアップしている。10月18日付の全英アルバムチャートでは、アヴィーチーやディスクロージャーなど期待の新譜を押しのけ2位を記録。10月24日付けの全米アルバム・チャートでも12位と

    いつの間にか世界最強のポップ・モンスターになっていた、エド・シーランにまつわる6枚
    HanaGe
    HanaGe 2015/10/20
  • 清竜人25が示す、アイドルの演劇的特性 「虚構」の臨界点を探るグループのスタンスを読む

    前回の稿では、乃木坂46の舞台『じょしらく』の考察から派生して、アイドルというジャンルの表現がそもそもとても演劇的なものであることを示した(参考:乃木坂46、ももクロ、AKB48……演劇企画が示す「アイドルというジャンル」の特性)。アイドルの形式的な分である歌やダンスによるパフォーマンスは、アイドルたちの実人生をそのまま映すものではなく、あるフィクショナルな世界を上演するためのものである。ここでいう演劇性とはそうした意味だ。この点に関して、連載の第二回で触れたアメリカCNNのTV番組『Talk Asia』(2012年1月)での秋元康のインタビューは示唆的なものになっている。インタビュアーが、AKB48の「制服が邪魔をする」などを例示して、過激な歌詞をメンバーに歌わせることについて問いかけた際、秋元は次のような回答をしている。 彼女たちは別に日記を読んでるわけではないですから。「演じる」

    清竜人25が示す、アイドルの演劇的特性 「虚構」の臨界点を探るグループのスタンスを読む
    HanaGe
    HanaGe 2015/09/14
  • 黒人音楽をめぐるポリティカル・コレクトネスの現在 “ステレオ・タイプな表現”をどう脱するか

    音楽ライターの磯部涼氏と編集者の中矢俊一郎氏が、音楽シーンの“今”について語らう連載「時事オト通信」第4回の前篇。今回は、ラッツ&スターがももいろクローバーZとともに黒人を模して“顔の黒塗り”という表現をしたことにより巻き起こった議論や、韓国のラッパー・Keith Apeが中心となって日韓のラッパーをフィーチャーした楽曲「It G Ma」が世界中で話題となったことを取り上げ、ミュージシャンの表現とポリティカル・コレクトネスの関係について考察を深めた。(編集部) 磯部「ラッツ&スターの件で表面化した問題は、彼らだけのものではない」 中矢:最近、ネットでポリティカル・コレクトネス(差別や偏見を含まない言葉/表現を用いること。以下、PC)に基づいた炎上が盛んに起こっているように思います。ポピュラー音楽をめぐったものに関していうと、例えば、2月、「ニューヨーク・タイムズ」の田淵広子記者がツイッター

    黒人音楽をめぐるポリティカル・コレクトネスの現在 “ステレオ・タイプな表現”をどう脱するか
    HanaGe
    HanaGe 2015/04/08
  • 漫画家・福本伸行が語るフラワーカンパニーズの魅力「人間は生きている限り情熱は捨てられない」

    昨年4月で結成25周年を迎えたロックバンド・フラワーカンパニーズが、12月19日に初の武道館公演を行うと発表した。結成以来メンバー変更も活動休止もなく、ライブバンドとして自分たちの音楽を追求し続けてきた彼らは、業界内にもファンが多いことで知られる。『賭博黙示録カイジ』『アカギ ~闇に降り立った天才~』などの人気作で、人間の質を鋭く描いてきた漫画家・福伸行氏もそのひとりだ。楽曲のテーマに共感し、勇気づけられることも多いという福氏に、フラワーカンパニーズの魅力を聞いた。 「人生はまさに『生きててよかった』という瞬間を探す旅だ」 ――学生時代を含めて、福さんはこれまでどんな音楽を聴いてこられたのでしょうか。 福伸行(以下、福):当に特別なものはないんだよね。歌謡曲、フォークソング、ロック――当時はニューミュージックと呼ばれていたけれど、そういう時流に乗って日の歌を聴いてきました。

    漫画家・福本伸行が語るフラワーカンパニーズの魅力「人間は生きている限り情熱は捨てられない」
    HanaGe
    HanaGe 2015/03/15
  • ヒャダインが明かす、人気音楽作家となるまでの日々「動画サイトで自分は間違っていないと確認できた」

    音楽を創る全ての人を応援したいという思いから生まれた、音楽作家・クリエイターのための音楽総合プラットフォーム『Music Factory Tokyo』が、ヒャダインのスペシャルインタビューを公開した。 同サイトは、ニュースやインタビュー、コラムなどを配信するほか、クリエイター同士の交流の場を提供したり、セミナーやイベント、ライブの開催など様々なプロジェクトを提案して、未来のクリエイターたちをバックアップする目的で作られたもの。コンテンツの編集には、リアルサウンド編集部のある株式会社blueprintが携わっている。リアルサウンドでは、今回公開されたヒャダインのインタビュー前編を紹介。同記事では、歌手としてもメジャーデビューする一方で、ももいろクローバーや郷ひろみなどの幅広いアーティストを手掛け続けている彼に、作家を目指したきっかけや影響を与えた音楽、多忙な毎日の過ごし方などについて話を訊い

    ヒャダインが明かす、人気音楽作家となるまでの日々「動画サイトで自分は間違っていないと確認できた」
    HanaGe
    HanaGe 2015/03/11
  • 早くも“2015年のアイドル名盤”確定? Negiccoの新アルバムを重層的にした4つの軸

    Negiccoのニュー・アルバム『Rice&Snow』を最初に聴き終えたとき、情報量のあまりの多さに感嘆した。そしてこれを超えるアイドルポップスのアルバムは2015年に出てくるのだろうか、とも考えた。楽曲やサウンドのクオリティが高い、というだけではない何もの軸が交錯していることも『Rice&Snow』を重層的なものにしている。 まずひとつめは、「新潟発Negicco」をアルバムのテーマに掲げていることだ。しかし、田島貴男、西寺郷太、矢野博康、北川勝利、三浦康嗣、吉田哲人、スカート、蓮沼執太、Shiggy Jr.、Orlandなど、作に参加した作家陣の名前を見たとき、まず思い出すのは2013年に「アイドルばかり聴かないで」を楽曲提供した小西康陽の「そうか、ピチカート・ファイヴの音楽的後継者は彼女たちだったのか。」というコメントだ。渋谷系の後継者としてのNegicco、というイメージは『R

    早くも“2015年のアイドル名盤”確定? Negiccoの新アルバムを重層的にした4つの軸
    HanaGe
    HanaGe 2015/01/26
  • アイドルの禁忌を正面突破した清竜人25 擬似恋愛もガチ恋も超えた「夫婦の営み」とは?

    「宗像明将の現場批評〜Particular Sight Seeing」第6回 清竜人25『ハーレムフェスタ2014 vol.2』 2014.11.13 11:00 清竜人が「夫」であり、6人の女性メンバー全員が清竜人の「」として清姓を名乗るという、一夫多制スタイルで登場したアイドルグループ、清竜人25。2014年11月11日に渋谷TSUTAYA O-EASTで開催された『清竜人ハーレムフェスタ2014 vol.2』での清竜人25のライヴは、「アイドル」と「アイドルを見る側」の一般的な関係性を豪快に破壊するかのような痛快なステージだった。 この日は、pixivによる「つくドル!プロジェクト」から誕生した虹のコンキスタドールがオープニングアクトを務め、私が会場に着くと乙女新党とCheeky Paradeが続けてステージに立った。編のこの2組とも、いわば王道的なアイドルグループである。 驚

    アイドルの禁忌を正面突破した清竜人25 擬似恋愛もガチ恋も超えた「夫婦の営み」とは?
    HanaGe
    HanaGe 2014/11/13
    岡村靖幸って屹立した男性器だったのか・・・。