ディンゴ。豪ビクトリア州にて(2009年5月25日撮影、資料写真)。(c)WILLIAM WEST / AFP 【4月19日 AFP】オーストラリアにある観光客に人気の島で、同国原産のイヌ科のディンゴがキャンピングカーの中にいた1歳の男児を口で引きずり、連れ去ろうとしていたところを父親が救出するという出来事があった。当局が19日、明らかにした。ディンゴに人が襲われる例は、今年に入ってこれで3件目。 【関連記事】オーストラリア固有の動物、ディンゴ 救急医療隊によると、現場は豪北東部クイーンズランド(Queensland)州沖にあるフレーザー島(Fraser Island)の奥地。 隊員の話では、子どもが泣く声で目を覚ました両親が、その声が車から遠ざかっていくのに気付き、父親が車の外に出てみると、ディンゴが男児を引きずって行こうとしており、すぐそばに群れがいたという。 「父親はすぐさま走って息
「エレベーター付近に人が集まり、騒然としていたので何事かと近づいてみると、人が倒れて血を流していました」 8日未明に豊洲市場で起きたエレベーターでの死亡事故について、現場を目撃した市場関係者はこう振り返った。 事故が発生したのは、午前0時すぎ。運搬車「ターレ」を運転していた運送業の男性(50)が商業運搬用エレベーター(幅3.75メートル、高さ3・15メートル)の扉に挟まれ、搬送先の病院で亡くなった。上から下へと閉まりかけていた扉に挟まれ、頚椎や下あごが折れていたという。 「近くにいた人が男性の脈を確認していましたが、脈はなく、声をかけても反応はなかった。別の人が人工呼吸を試みましたが、男性の口の中は歯が折れ、グチャグチャでとても人工呼吸できるような状態ではありませんでした。鼻の中も血でふさがれ、後頭部からも大量に出血していました」(前出の市場関係者) 取り返しのつかない悲惨な事故だが、日刊
栃木県警足利署は7日、同署地域課の巡査長、小沼直征容疑者(29)=足利市田島町1丁目=を道路交通法違反(酒気帯び運転・事故不申告)の疑いで逮捕した。容疑を認めているという。 調べによると、小沼容疑者は7日午前2時40分ごろ、足利市五十部町の県道で、酒気帯び状態で乗用車を運転して、道路脇の信号機の柱に衝突する事故を起こしたものの、警察に報告しなかった疑いがある。 事故から約1時間後、付近を巡回していたパトカーが、現場で事故を起こした自分の車をレッカー移動しようとしていた小沼容疑者を発見。同容疑者は自宅の警察官舎で酒を飲んだ後、車で飲食店に出かける途中だったと供述しているという。 県警の藤田裕之首席監察官は「警察官がこのような事案を起こしたことは誠に遺憾であり、県民の皆様に心からおわび申し上げます」とコメントした。(中野渉)
韓国ソウルの朴元淳市長(2014年6月4日撮影、資料写真)。(c)JUNG YEON-JE / AFP 【4月5日 AFP】中国の省長が5日、韓国の首都ソウルを訪れて市長と会談した際、同市長の肖像画を贈ったところ、誤って政敵の顔が描かれていたというハプニングがあった。 中国南部広東(Guangdong)省の馬興瑞(Ma Xingrui)省長は同日、朴元淳(パク・ウォンスン、Park Won-Soon)ソウル市長と会談。ソウルと広東省の経済協力や、大気汚染問題について協議した後、馬省長が朴市長に贈り物を手渡した。 朴市長が包みを開けると、ソウルに隣接する京畿道(Gyeonggi province)の李在明(イ・ジェミョン、Lee Jae-myung)知事の肖像画が現れた。朴市長は2022年大統領選の最有力候補と目されており、また李知事も同選挙への出馬を表明している。 ソウル市庁関係者によると
駅ホームにあるベンチの「向き」を変える動きが拡大しています。「線路に対して並行」から向きを90度変え、「線路に対して垂直」に配置。もともと関西から始まったホームの安全対策ですが、どのような効果があるのでしょうか。 酔客の行動分析に基づく安全対策 駅ホームのベンチは一般的に、「線路に対して並行」に並んでいますが、この向きを90度変える形で、「線路に対し垂直」に設置する動きがあります。 JR新小岩駅の総武快速線ホーム。ベンチが線路に対し垂直に配置されている(2018年12月、恵 知仁撮影)。 京成電鉄は2019年2月から3月にかけ、八千代台駅(千葉県八千代市)を皮切りに8駅のホームでベンチを更新するとともに、向きを線路に対し垂直に変更しました。小田急電鉄でも2017年から順次、向きを変更しているほか、JR総武線の新小岩駅(東京都葛飾区)などでも同様の配置のベンチが導入されています。 変更の理由
※写真はイメージです (Getty Images) 「10年も働いているのに、なぜ育児休業が取れないのだろう」 臨床検査技師の大木清美さん(仮名、38歳)は、自治体病院の臨時職員として働いて10年あまり。非正規雇用が置かれる待遇格差に疑問を感じている。 専門学校を卒業した2000年は、専門職にとっても超就職氷河期だった。清美さんは人口10万人ほどの農業の盛んな地方で生まれ育った。地元で就職しようとしたが大きな企業があるわけでもない。就職活動をしても、とにかく地元には仕事がなかった。同級生が80人いたが、学校に来た求人はたったの1件。検査技師の募集1人の枠に対して200人もの学生が試験を受けに集まった。 なんとか新卒採用で「内定」の二文字は獲得した。とはいえ志望していた医療現場の仕事ではなく、環境関連会社で検査の仕事に就いた。正社員ではあったが、月給13万円と薄給で、かつ、長時間労働だった。
約2センチのカプセルが水に溶けて約4センチの動物形スポンジが出てくる=消費者庁で2019年2月15日13時37分、岡礼子撮影 飲み薬ほどの大きさのカプセルに入ったスポンジ玩具について消費者庁は15日、子供が遊んでいるときに誤って体内に入ると気づきにくく、炎症を起こしたり窒息したりする恐れがあるとして注意喚起した。 玩具は、「水でふくらむスポンジ」などとうたって販売されている縦約2センチのゼラチン製カプセル。お湯に入れるとカプセルが溶け、長辺4~5センチ程度の動物などの形をしたスポンジが膨らむ。 栃木県に住む4歳の女児は原因不明の不正出血が続き、磁気共鳴画像化装置(MRI)で検査したところ膣(ちつ)内に異物があることが分かり手術で摘出。異物の正体は、この玩具の中身である恐竜のスポンジ(約4センチ)だった。風呂で遊んでいるときに体内に入ったものとみられる。昨年9月、担当した医師から消費生活セン
都営浅草線で、レールが破断して運転を見合わせるトラブルがありました。1mあたり約50kgもある「重い鉄の塊」が、なぜ破断してしまうのでしょうか。そこには「電気」の影響が考えられます。 1mあたり約50kgもあるレール 2019年2月1日(金)の朝6時55分ごろ、都営浅草線の三田~泉岳寺間で、線路に異常を感知。点検したところレールの破断を確認したため、およそ3時間にわたって全線で運転を見合わせるというトラブルが発生しました。都営浅草線では、1月20日(水)にも本所吾妻橋~浅草間でレールが破断して運転を見合わせています。 拡大画像 都営浅草線の5500形電車(2018年6月、恵 知仁撮影)。 東京都交通局によれば、現時点(2月1日現在)ではレールが破断した原因は判明していないといいますが、どのような要因でレールは損傷して、そして発見に至ったと考えられるのでしょうか。 レールの素材は鉄の合金であ
JR山手線の新大久保駅で、線路に転落した人を助けようとした韓国人留学生らが、電車にはねられて死亡した事故から26日で18年となり、留学生の遺族が現場を訪れ、その死を悼みました。 平成13年1月26日、JR山手線の新大久保駅で、韓国人留学生、イ・スヒョン(李秀賢)さん(当時26)とカメラマンの関根史郎さん(当時47)が、ホームから転落した男性を助けようと線路に降り、3人とも電車にはねられて亡くなりました。 事故から26日で18年となり、イさんの母親のシン・ユンチャン(辛潤賛)さんや日韓の大学生などが新大久保駅を訪れました。シンさんは慰霊のためのプレートに花をたむけたあと事故現場に向かい、涙を浮かべながら、亡き息子に思いをはせていました。 日韓の懸け橋になりたいと話していたイさんの思いを受けて、両親たちは見舞い金などをもとに奨学金制度を作り、これまで支援を受けた900人近くの留学生が日本で学び
柔道の部活動中に大外刈りで投げられ、頭を打って死亡した中学1年の女子生徒(当時13歳)の父親が、全日本柔道連盟(東京)に損害賠償を求める裁判を起こし、福岡地裁(倉沢守春裁判長)で23日、第1回口頭弁論があった。学校での柔道事故が相次ぐ中、父親は「同じような事故を繰り返さないように一石を投じたい」と語る。【平川昌範】 訴えているのは福岡市博多区の大場重之さん(53)。同市立席田(むしろだ)中の1年生だった娘の彩(あや)さんは2015年5月22日、大外刈りを受けて倒れ意識を失った。救急車で運ばれ緊急手術を受けたが、5日後に急性硬膜下血腫で死亡した。
英王室のフィリップ殿下(2012年12月25日撮影、資料写真)。(c) Leon NEAL / AFP 【1月20日 AFP】英王室のフィリップ殿下(Prince Philip、97)の運転する車が別の車と衝突して横転する事故があった翌18日、英国内では運転免許の年齢に上限を設ける必要性をめぐり、議論が高まっている。 エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の夫のフィリップ殿下は、元パイロットで馬車競技の選手経験もある。高齢のため公務からは引退したが、運転をやめる気配はない。 英国で70歳以上の運転者は、3年ごとに運転免許を更新しなければならないが、試験を受ける必要はない。運転免許庁(DVLA)の昨年11月の統計によると、英国に90歳以上の免許保有者は11万790人いる。このうち100歳以上は314人で、最高齢は107歳の4人だった。 免許の返納が必要となるのは、医師から3か
英王室のフィリップ殿下(2018年10月12日撮影)。(c)Alastair Grant / POOL / AFP 【1月20日 AFP】英王室のフィリップ殿下(Prince Philip、97)が19日、シートベルトを締めずに車を運転していたことが翌日の英朝刊紙に掲載された写真で明らかになり、これを受けて殿下は警察から注意を受けた。殿下は17日に自身で運転していて衝突事故に遭ったばかり。 20日付の朝刊に掲載されたのは、エリザベス女王(Queen Elizabeth II)の夫であるフィリップ殿下がイングランド東部ノーフォーク(Norfolk)州サンドリンガム(Sandringham)で19日、シートベルトを締めずにSUVのハンドルを握って女王の別邸に向かう写真。SUVは17日の事故で破損したランドローバー(Land Rover)の「フリーランダー(Freelander)」の代車として届
飛行中のヘリコプター(2018年8月20日撮影、本文とは関係ありません)。(c)WIKUS DE WET / AFP 【12月20日 AFP】ニュージーランドで10月、ヘリコプターが墜落して操縦士1人と乗客2人が死亡する事故があり、事故調査当局は20日、機内に持ち込んでいたゆったりしたズボンが飛行中に外へ飛び出し、後部の回転翼に巻き付いたことが墜落原因だったと発表した。 運輸事故調査委員会(TAIC)の報告によると、事故は南島(South Island)のリゾート地ワナカ(Wanaka)で発生。 ジェーン・メアーズ(Jane Meares)委員長は、「キャビンに持ち込まれていたオーバーパンツ(ズボンの上にはくズボン)が機外へ飛び出し、テールローターに絡まったことを示す証拠がある」と明かした。 ズボンに付着した塗料が回転翼の色と一致したことに加え、回転翼側にもズボンのジッパーなどの跡が残って
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