【ウィーン共同】ハンガリーのノバーク大統領は10日、児童性的虐待事件の共犯として有罪判決を受けた男に恩赦を与えたことに対する市民の抗議を受けて、テレビメッセージで辞意を表明した。ノバーク氏は、オルバン首相に近い立場。AP通信が報じた。 ノバーク氏は「恩赦を与え、多くの人を混乱させ動揺させた」などとし、判断ミスを認めた。
【2月10日 AFP】マダガスカル議会上院は7日、児童レイプ犯の物理的・化学的去勢を可能にする法案を可決した。同法案は今月、下院も通過しているが、法律として成立するには、最高憲法院に合憲と判断され、アンドリー・ラジョエリ(Andry Rajoelina)大統領が署名する必要がある。 国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は「残酷で非人道的、尊厳を傷つける」と非難。去勢では小児性愛者の問題は解決しないとして、同法案を撤回するようマダガスカル政府に求めた。 だが、ランディ・ムボラティアナ・ランドリアマナンテナソア(Landy Mbolatiana Randriamanantenasoa)法相は9日、AFPの取材に対し、「わが国は主権国家であり、法律を改正するあらゆる権利を有する」「レイプが再び急増しており、行動する他なかった」と述べた。人口約
三重県の平畑武県議(69)=新政みえ=は8日の県議会予算決算常任委員会で、県内で11月に開かれたイベントでスイーツを振る舞った女子高校生について「きれいな2人で完璧な百点」と言及した。その後、質問に立った同じ会派の小島智子県議(62)はルッキズム(外見至上主義)に基づく発言だと苦言を呈し、訂正するよう求めた。 平畑氏は質疑の冒頭、スイーツを作った女子高生に触れ「すごいきれいな2人で完璧な百点だなと思った。味も含めて」と語った。 次に質疑に立った小島氏は「子どもたちは、どういう顔立ち、背格好であるかにとらわれている。それを払拭するよう動いていかなければならない」と訴えた。
ふぇみ・ゼミ&カフェは、加害者の属性・思想・ジェンダー・セクシュアリティなどにかかわらずあらゆる性暴力加害を許さない、被害者の属性・思想・ジェンダー・セクシュアリティなどにかかわらずあらゆる性暴力被害者を支援する、という立場に立ちます。この立場から、故岡正治氏による性暴力加害についても、以下のように考えます。 2023年9月17日、ふぇみ・ゼミ&カフェが共催団体として関わった国際シンポジウム「レイシズムを記憶する意義 ―関東大震災虐殺ミュージアムを設立するために―」(主催は、1923関東大震災朝鮮人大虐殺を記憶する行動)に、岡まさはる記念長崎平和資料館の理事が登壇しました。 当該シンポジウムにおいて、ふぇみ・ゼミ&カフェは、直接登壇者を選出する立場にはありませんでした。しかし、共催を依頼された際、インターセクショナリティを重視するふぇみ・ゼミ&カフェにとって、日本のレイシズムの象徴的な出来
Published 2023/10/13 20:17 (JST) Updated 2023/10/13 23:07 (JST) 細田博之衆院議長は13日の記者会見で、女性記者へのセクハラ疑惑報道を巡り、被害者から申告がないなら被害はないとの発言を繰り返した。これを理由に「単なるうわさ話だ」とも主張した。セクハラは被害者が不利益を受ける可能性を懸念して申告しにくい面があり、こうした性質を軽視した発言と言える。 岸田文雄首相は記者団に見解を問われ、一般論と前置きした上で「名乗り出る人がいなければセクハラでないという考えは適切ではないと思う」と述べた。 細田氏は、疑惑を巡りこれまで公の場での説明を避けてきた。会見で理由を問われると「どうして私がセクハラ議長などと言われなければならないのか。心当たりがない」と語気を強めた。ジャニーズ性加害問題の被害者の多さを念頭に置き「政党職員も新聞社も誰一人セク
日本維新の会公認候補として4月の福岡県飯塚市議選で初当選した藤間隆太氏(35)が、30日の市議会協働環境委員会で、女性議員を名指しし「セーラー服を着てしゃべれば(動画再生回数が)3千、5千回いくんじゃないか」と発言をしたことが30日、藤間氏への取材で分かった。 藤間氏は取材に「女性議員をおとしめる意図はなかった。不適切な言葉を使ってしまった」と述べた。女性議員には謝罪したという。 江口徹議長は藤間氏を厳重注意。「不愉快な思いをさせてしまった皆さまに議会を代表しておわび申し上げます」とのコメントを出した。
ヒジャブを着用して街中を歩く女性=3月、イラン首都テヘラン/Morteza Nikoubazl/NurPhoto/Getty Images (CNN) イラン当局は公共の場でのヒジャブ着用義務に違反した女性を特定するために、カメラを使用する方針を明らかにした。 政府系のタスニム通信は、ヒジャブ着用を義務付けた法律の執行をめぐる「緊張や争い」を避けるための「革新的措置」として、警察が公共の場にスマートカメラを設置すると伝えた。 違反者が見つかると、本人に違反の具体的な時間と場所を明記した警告メッセージが送られるという。 同通信は、価値観や家庭のプライバシー、精神的健康、地域社会の平静を守る必要があり、個人や集団の違法行為は認められないと強調した。 イランの女性はヒジャブの着用を義務付けられてきたが、昨年その着用をめぐって道徳警察に逮捕された女性が急死したことをきっかけに、抗議デモが全土に拡大
Published 2023/03/09 19:12 (JST) Updated 2023/03/09 19:13 (JST) 上田清司参院議員(埼玉選挙区)の公設秘書の男性(死亡)から、性暴力被害を受けたとして、報道機関に勤務する元記者の女性が8日、国に慰謝料など1100万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。女性側の弁護団は「公設秘書は権限を濫用し不法行為に及んでおり、上田議員にも指揮監督する責任があった。議員と秘書は公務員なので、国が責任を負うべきだ」と説明した。 訴状などによると、女性は2020年3月24日、後援会事務局長に誘われ新型コロナウイルス対応に関する飲み会に参加。秘書は酔った女性を送るため同行し、タクシーや路上でキスや体を触るなどのわいせつ行為を行った。また、27日には上田氏の新党模索を巡る情報の提供をほのめかして呼び出し、酒に酔い抵抗できない女性をホテルに連れ込み、性
尹錫悦大統領と日本の岸田文雄首相は先月21日(現地時間)、米ニューヨーク・マンハッタンの国連総会の行われた国連本部近くのカンファレンスビルで、午後12時23分から約30分間にわたって対話した/聯合ニュース 尹錫悦(ユン・ソクヨル)政権の対日政策の最優先目標は明らかなようにみえる。韓日首脳会談の開催。先月22日、米ニューヨークで両国首脳が30分間対談したことについて、日本政府は「懇談」と述べてその意味を矮小化し、韓国政府も「略式会談」と表現した。議題、合意文、儀典という首脳会談の要件が満たされた韓日首脳会談は、依然として開かれていない。 韓日関係の長きにわたる硬直は周知の事実だが、韓国政府がこれを打開するために首脳会談を積極的に推進するということが問題なのだろうか。首脳会談が手段ではなく目標そのものになっていることで問題化が始まる。首脳会談は両国が争点を議論し、合意を導き出すための「手段」だ
少女の参考写真(acworks、写真AC) サンタカタリーナ州で、強姦されて妊娠した11歳の少女に対し、女性判事が中絶を認めなかったことが問題視されている。21日付現地紙、サイトが報じている。 これはサイト「ポルタル・カタリエンセ」「ジ・インターセプト・ブラジル」が20日付で報じて明らかになったものだ。報道によると、当時10歳だった少女が強姦されて妊娠し、中絶を行うはずだったが、同州地裁のジョアナ・リベイロ・ジマー判事が中絶を認めず、少女を保護施設に送ったという。 少女は自分が妊娠したことに気付き、フロリアノーポリスの病院で中絶手術を受けるはずだったが、その時は既に22週目になっていた。強姦による中絶は合法だが、13週目までがその対象となるため、裁判官が手術を認めなかった。 その裁判でジマー判事は中絶を認めなかっただけではなく、少女に対し、「もう少し我慢できないか」「世の中には子供が欲しく
ブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領(2022年6月9日撮影)。(c)Jim WATSON / AFP 【6月25日 AFP】ブラジルのジャイル・ボルソナロ(Jair Bolsonaro)大統領は23日、レイプされて妊娠した11歳の女児が人工妊娠中絶手術を受けたことについて、「容認できない」と非難した。 地元メディアによると、女児は長い法的手続きの末、今週ようやく中絶手術を受けた。 ブラジルでは、レイプによる妊娠、母体に危険が及ぶ場合、または胎児に異常がある場合のみ中絶が認められている。だが、女児が最初に受診した病院は、規定では20週までしか手術が行えないとして、裁判所に決定を委ねていた。 女児の訴えは国内で波紋を呼び、「子どもは母親ではない」というスローガンがSNSで拡散した。 極右のボルソナロ氏は「妊娠7か月の胎児にとっては、どのように妊娠したかとか、(中絶が)合法とかは関係ない。無力
本誌・週刊ポスト(6月24日号)で18歳の女子大生との“パパ活飲酒”報道が出るやいなや、自民党を離党して国会を休み、1か月以上も雲隠れしていた吉川赳・衆院議員。ようやく説明責任を果たすのかと思いきや、選んだのは記者会見ではなく自身のブログでの弁明だった。【前後編の後編。前編から読む】 今回、吉川氏は「マスコミに一部が切り取られる可能性があるため」に、会見ではなくブログでの弁明にしたというが、5200文字の長大な反論を展開しながら、吉川氏自ら大きく「切り取った」部分がある。 吉川氏の反論から抜け落ちているのが、焼き肉店の後の行動だ。5月27日、19時20分に食事を切り上げた2人は店を出た。エレベーターで降りて一緒に乗り込んだタクシーはお台場の高級ホテルに向かった。 吉川氏はXさんとの飲食は〈同伴〉が目的だったと強調したが、高級ホテルで吉川氏がチェックイン手続きを済ませると、ロビーのソファーに
料金改定について 2023年11月より料金が改定されました。 料金改定の同意からお手続きをお願いします。
フィリピンの首都マニラで行われた大統領就任式で宣誓するフェルディナンド・マルコス大統領(左)と、妻のルイーズ氏(右、2022年6月30日撮影)。(c)Ted ALJIBE / AFP 【6月30日 AFP】(写真追加)フィリピンの首都マニラで30日、故マルコス元大統領の息子フェルディナンド・マルコス(Ferdinand Marcos)氏の就任式が行われた。元大統領の失脚から30年以上を経て、マルコス家から再び大統領が誕生した。 国立美術博物館(National Museum)で行われた就任式には、中国の王岐山(Wang Qishan)国家副主席やカマラ・ハリス(Kamala Harris)米副大統領の夫ダグ・エムホフ(Doug Emhoff)氏らが出席した。 マルコス氏は宣誓後、「(米国からの)独立以降、発展が停滞していることを見抜いていた男を、私はかつて知っていた。彼は成し遂げた」「その
フィリピンの首都マニラ郊外の自宅で、マルコス政権下で逮捕された時の写真を手にAFPの取材に応じるロレッタ・ロサレスさん(2022年2月9日撮影)。(c)Maria Tan / AFP 【3月27日 AFP】5月9日に行われるフィリピン大統領選に立候補した、故マルコス元大統領の長男フェルディナンド・マルコス・ジュニア(Ferdinand Marcos Junior)氏(64)を見るたび、ロレッタ・ロサレス(Loretta Rosales)さん(82)の脳裏には過去の恐怖がよみがえる。 マルコス元大統領が戒厳令を敷いていた1970年代、独裁体制に異を唱えた。逮捕され、兵士から虐待と性的暴行を受けた。歴史学の教師だったロサレスさんは、歴史が繰り返されることを恐れている。 政治家に転身したロサレスさんは、マルコス氏の立候補を失格とするよう政府に求めている。「再び国民にあんな目に遭ってほしくない」
党ジェンダー平等推進本部は4月20日、国会内で会議を開き政府から(1)内閣府・男女共同参画局が主催する「人生100年時代の結婚と家族に関する研究会」第11回資料「教育に組み込む 壁ドン・告白・プロポーズの練習、恋愛ゼミ」(4月7日開催、成蹊大学文学部・小林盾教授提出)(2)議員へのハラスメント動画公開「政治分野におけるハラスメント防止研修教材」――についてそれぞれ説明を聞きました。 冒頭、あいさつに立った同本部事務局次長の打越さく良参院議員は、報道等でも話題になっている、研究会で恋愛支援策として提案された「壁ドン・告白・プロポーズの練習、恋愛ゼミ」について、「男女共同参画、ジェンダー平等に資する方向なのかどうか。今後の取りまとめにどう生かしていくのか、議論の経過なども含めて話を伺いたい」と説明。議員へのハラスメント動画についても、作成した経緯や、今後の活用方法について説明を求めました。 男
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く