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ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (15)

  • 背が低いと支配的に? 「ナポレオン・コンプレックス」は本当か

    ワーテルローの戦いの前のナポレオンの肖像画。実際にここまで身長が低かったのかどうかはわからない。しかしナポレオンの名前は、背が低い人たちに対して繰り返し主張される不名誉と同義語のようになっている。(PRINT VIA THE TRUSTEES OF THE BRITISH MUSEUM) あなたの収入はどれくらいだろう? 配偶者はどれほど魅力的な人だろうか? あなたは他人からどんな風に見られているのか? こうした要素のすべてに、身長が影響を及ぼしているかもしれない。現代社会では、身長に関する大きな偏見がある。背の高い人はほめそやされて特権を享受する一方で、背が低ければ、地位が高くても肩身の狭い思いをすることがある。 男性の場合、特にそれが顕著だ。背が低い人は、偏見にさらされるだけでなく、汚名を着せられることすらある。いわゆる「ナポレオン・コンプレックス」だ。 この言葉の由来となったのは、体

    背が低いと支配的に? 「ナポレオン・コンプレックス」は本当か
    Jcm
    Jcm 2023/12/07
    言うまでもなく、ハイティズムはミソジニー(女性性嫌悪)やエイジズムとも結びついている。
  • 刺された人でないとわからない 史上最悪の虫と、刺される場所

    アリバチのメスには翅がない。写真は体長6ミリほどの小さなDasymutilla asteriaで、「ウシ殺し」の異名を持つ数センチの巨大アリバチもいる。刺されたときの痛みは、4点満点のシュミット指数で1〜3に分類されている。(PHOTOGRAPH COURTESY GRAHAM WISE) おかしなことが起きた。ジャスティン・シュミット氏は、そのとき自転車に乗っていた。 「息が切れていたため、空気を吸い込もうと口を開けていたら、ミツバチが口に飛び込んで、舌を刺したのです」。シュミット氏は地面に倒れ込み、苦しんだ。でも、ノートを取り出し「刺されてすぐ不快な痛みに襲われる。内臓にダメージを与える衰弱性の痛みと思われる。約10分間、生きた心地がしない」と記録した。 最悪の虫刺されではなかったが(詳細は後ほど)、その強烈さはシュミット氏を驚かせるものだった。同時に驚くべきは、米アリゾナ大学の昆虫学

    刺された人でないとわからない 史上最悪の虫と、刺される場所
  • 謎のゼリー玉が大量漂着、その意外な正体とは

    最近、米国東海岸に大量に漂着しているゼリー状の塊は、クラゲの卵ではなくサルパという動物だ。(PHOTOGRAPH BY CHRIS COMBS, NATIONAL GEOGRAPHIC) 海岸に打ち上げられたクラゲは世界中どこでも見られる。場所によっては、10億匹ものクラゲが砂浜を覆い尽くすこともある。けれどもこの夏、米国の東海岸を訪れる人は、ぎょっとするような光景を目にすることになる。親指の先ほどの大きさの透明でプルプルした樽型の生物が、海岸に無数に打ち上げられているのだ。(参考記事:「10億匹の青いクラゲが大量死、米国西海岸で」) このゼリーの玉は「サルパ」という動物だ。外見からしばしばクラゲの卵と勘違いされるが、分類学的にはクラゲよりヒトに近い。 米国マサチューセッツ州、ウッズホール海洋学研究所の副所長で研究部門長であるラリー・マディン氏は、サルパとクラゲの共通点は、ゼラチン質の体を

    謎のゼリー玉が大量漂着、その意外な正体とは
    Jcm
    Jcm 2018/08/31
    実は消臭ビーズだった!!とかいう展開を期待してしまったけど、もっと複雑で興味深い話だった。
  • トランスジェンダー「救急外来で嫌な思い」、調査

    最新の調査で、70%のトランスジェンダーと性同一性障害者が医療の現場で深刻な差別を受けたことがあると回答した。(PHOTOGRAPH BY ANNA SCHROLL, FOTOGLORIA/LUZ/REDUX) 病院の救急外来に駆け込むような状況になれば、誰であっても精神的に弱くなるものだが、トランスジェンダー(生物学的な性と自認する性が一致しない人)の心の負担はさらに大きい。トランスジェンダー特有の健康問題を知らない医療スタッフが多いために、患者は偏見のない満足な治療を受けられるのかという不安に駆られるのだ。 その結果が、トランスジェンダーの健康に関する憂慮すべき統計となって表れている。 「見世物にされた」体験 現在、米国人のおよそ0.6~0.7%がトランスジェンダーを自認している。彼らが病気に罹患する確率や死亡率は、全人口と比較して異常に高い。その理由のひとつとなっているのが、救急医療

    トランスジェンダー「救急外来で嫌な思い」、調査
    Jcm
    Jcm 2018/03/31
    あるある、あったあった。搬送や受け入れを拒否されたことは経験していないけど、喋るのもしんどい時にセクハラされるって本当にキツいよ。怒るのもエネルギー要るんだから、いい加減学んで止めて欲しいと思う。
  • 第3回 『タモリ倶楽部』の鉄道企画はもったいない!

    ――『タモリ倶楽部』の鉄道企画のときに、しばしば出演されていますが、あれは出演している方、みなさん楽しそうですね。 楽しいです!もったいない番組だと思います。1回の収録で、番組6分はつくれるんじゃないかと思います。 丸1日かけて2分を撮るんですけど、あと4分はつくれるくらい、みなさん中身の濃い、おもしろい話をしています。 鉄道の話題がほとんどなんですけど、それ以外の話も白熱している姿が面白くて。一番おもしろかったのは、位置エネルギーのときでした。 ――位置エネルギー? 物体の高低差によって決まる、あの位置エネルギーですか。 そうです。新幹線に乗る企画で、車窓からエレベーター工場が見えたときに「位置エネルギーってかっこいいよね」という話になって。タモリさんを筆頭に、みなさん位置エネルギーについて、すごく熱く語り始めたんです。 ――どうして位置エネルギーで、そんなに盛り上がるのかな(笑)

    第3回 『タモリ倶楽部』の鉄道企画はもったいない!
    Jcm
    Jcm 2018/03/23
    見たい。実際尺の制限ってかなり厳しいので、面白い番組は未公開部分を動画配信か円盤で公開して欲しい。/私も路線図好きで、眺めていたらあっという間に数時間没頭してしまっていたことが何度もある。
  • 第1回 路線図が切り開いた鉄道好きへの道

    ――鉄道好きで知られる廣田さんですが、どういうきっかけで興味を持ったのですか。 もともと鉄道自体にはあまり興味がなかったんです。どちらかというと路線図のほうが好きで、そこから入りました。 小さいころから、東京メトロに乗るときは、駅でもらえる地下鉄路線図を、いつも持ち歩いていたんです。 ――小さいころというと、いくつくらいの歳から? 幼稚園の年長さんのころだから、5歳か6歳ですね。 そのころも、ちょっと芸能活動をしていて、オーディションとかお稽古ごとで都心に出ることがあって、そういうとき地下鉄に乗るんですけど、路線図を見て「きれいだな、素敵だな」って思ったのが最初です。 ――きれいというと、色に魅かれたのですか。 東京メトロの路線図は、それぞれの路線が色分けされていて、カラフルですし、シンプルにイラストっぽく描かれていて、ポップな感じがありますよね。それがすごく好きだったんです。 ――地下鉄

    第1回 路線図が切り開いた鉄道好きへの道
    Jcm
    Jcm 2018/03/23
    変わりゆく地下鉄に対する言及があるのだけど、“小さいころから、東京メトロに乗るときは、駅でもらえる地下鉄路線図を、いつも持ち歩いていたんです。”←ここにジェネレーション・ギャップを感じざるを得ない。
  • 宮殿?モスクワの荘厳な地下鉄駅、写真10点

    ロシアの首都では、人々は毎日、地下の豪華な宮殿を通って通勤している。そびえるような大理石の壁にモザイク画が輝き、亡くなった指導者たちの彫刻が置かれ、ロシア歴史的な場面を描いた絵画をクリスタルのシャンデリアが照らす。世界中の多くの都市にある実用的なだけの地下鉄とはちがい、モスクワの地下鉄は、過去の、しかし忘れ去られてはいない歴史のステージの中を走り抜けているのだ。 モスクワ市の地下鉄は、ソビエトのプロパガンダ計画の一環として、1935年に開業した。最初の13駅の開通祝いでは、ボリショイ劇場の管弦楽団が合唱曲を演奏する中、群衆のパレードが地下道を練り歩き、社会主義における技術の進歩が、遅れた資主義社会に勝ったと賞賛した。(参考記事:「20世紀の戦争プロパガンダ地図12点、敵はタコ」)

    宮殿?モスクワの荘厳な地下鉄駅、写真10点
    Jcm
    Jcm 2018/03/23
    各所の地名(既に独立してロシア連邦に属していないウクライナの首都キエフとか)を引っ張りまくってきた駅名もまた、プロパガンダの一環か。
  • おばあちゃんライオンに「たてがみ」が生えてきた

    2017年の3月から11月にかけて、メスライオンのブリジットにたてがみが生え始めている。原因はまだわかっていない。(PHOTOGRAPH BY AMANDA SORENSON, OKLAHOMA CITY ZOO) 米オクラホマ州オクラホマシティ動物園のメスライオン、ブリジットは、一風変わった外見の持ち主だ。 なんと、18歳になるこのメスのライオンには、たてがみが生えている。とは言っても、オスライオンのたてがみというよりは、ちょっとしたあごひげのようだ。動物園では、これを「ミニたてがみ」と呼んでいる。 この不思議な現象は、動物園のブログに投稿されている。ブリジットの飼育員たちによれば、たてがみが伸び始めたのは2017年の3月から11月にかけて。2018年2月時点で、獣医師たちはまだその正確な原因を突き止めることはできていない。(参考記事:「【動画】ライオンが奪ったカメラに写っていたのは」)

    おばあちゃんライオンに「たてがみ」が生えてきた
    Jcm
    Jcm 2018/03/02
  • 大きな鼻ほど強くてモテる、テングザルで判明

    テングザルという奇妙なサルがいる。東南アジア、ボルネオ島の一部にのみ生息する希少な絶滅危惧種(endangered)で、その名が示すとおり、オスは天狗のように大きな鼻をもつ。 しかし、テングザルのオスがなぜ大きな鼻をもつようになったのかはこれまで大きな謎だった。その謎の一端を、中部大学、松田一希准教授らが解き明かし、2月22日付けの科学誌「Science Advances」に論文が掲載された。 論文によると、テングザルでは鼻が大きなオスほど、肉体的に強く、繁殖力も高いという。さらに、1頭のオスと複数のメスからなるハーレムで、より多くのメスを保持していることが明らかになった。 また、鼻が大きいほどある種の鳴き声が低くなることから、声の低さがオスの強さを示す手段になる可能性も示された。オスの大きな鼻は、見た目だけでなく、聴覚的にもメスを魅了する武器となっているのかもしれない。 動物の世界でオス

    大きな鼻ほど強くてモテる、テングザルで判明
  • マレーグマ

    マレーグマ Photographed at Miller Park Zoo in Bloomington, Illinois Photograph by Joel Sartore, National Geographic Photo Ark (写真クリックで拡大) 早わかり 分類: 哺乳類 IUCNのレッドリストによる 危機の評価: 危急種 性: 雑 寿命: 飼育下: ~ 25 年 体長: 1.2 ~ 1.5 メートル 体重: 27 ~ 70 キログラム 成人男性(180cm)との比較 プロフィール クマ科の中で最も小さいマレーグマは、東南アジアの低木林で単独生活を営んでいる。中国南部からインド東部、南はインドネシアにも生息し、胸部にある金色か白の大型の斑点から、英語では「sun bear(太陽のクマ)」と呼ばれる。伝説によればその斑点は昇る太陽を表すと言う。ずんぐりした筋肉質な体を持

    マレーグマ
  • 蚊は叩こうとした人を覚えて避ける、はじめて判明

    血を吸う蚊。(Photograph by Joel Sartore, National Geographic Creative) 今度、蚊が血を吸おうと腕に止まっているのを見つけたら、絶対によく狙った方がいい。もし叩き損ねたとしても、その蚊が次にあなたを狙わなくなる可能性があるからだ。(参考記事:「蚊と人間の終わりなき戦い」) 蚊に刺されそうなときに叩くと、蚊は死にそうになった体験とその人の匂いを結びつけて覚え、将来その人を避けられるようになるという研究結果が発表された。1月25日付けの学術誌「Current Biology」に掲載されたこの論文は、刺す相手についての学習能力が蚊にあることをはじめて示したものだ。(参考記事:「【動画】なぜ逃げられる? 蚊が飛ぶ瞬間の謎を解明」) 「パブロフの蚊みたいなものです」。論文の主要な筆者であるジェフ・リッフェル氏は、合図があると条件反射でヨダレを出

    蚊は叩こうとした人を覚えて避ける、はじめて判明
    Jcm
    Jcm 2018/02/01
    匂いと恐怖を学習する能力がある種類の蚊とそうでない蚊がいると。私も匂いでフラッシュバックするのでちょっと共感した。見逃しはしないけど。/“(参考記事:「“青木まりこ現象”からみた不眠の考察」)”←!?
  • 氷河期の絶滅サイを復元、毛むくじゃら、シベリア

    ケブカサイ「サーシャ」の赤みがかった明るい金色の毛皮は科学者たちを驚かせた。(PHOTOGRAPH BY ANASTASIA LOGINOVA, THE SIBERIAN TIMES) それは、発見した猟師の名前にちなみサーシャと呼ばれている。 ロシアの科学者たちによると、サーシャが生きていたのは1万年ほど前のことだ。オスなのかメスなのかも定かではないが、サーシャは男性にも女性にも使われる名前だという。 サーシャは、氷河期のケブカサイ(Coelodonta antiquitatis)だ。全身がほぼそのまま保存されており、この時代を研究する者にとって驚くべき発見だった。(参考記事:「ケブカサイ、絶滅種再生の可能性」) 同じ時代に生息していたケナガマンモスとは違い、ケブカサイが見つかるのは珍しい。進化の歴史もよくわからず、何をべ、どのくらいの寿命だったのかなど、その生活は謎のベールに包まれて

    氷河期の絶滅サイを復元、毛むくじゃら、シベリア
    Jcm
    Jcm 2018/02/01
    「私たち(古生物学者や地質学者)は、最後の氷河期や当時生息していた動物についてよくわかっていると思っています。しかし実際は、過去の世界にほんの少し足を踏み入れただけなのです」←示唆に富む言葉だ。
  • マイナス40℃の町で人々はどう暮らしているのか? 写真11点

    1年のうち少なくとも3カ月間は気温マイナス40度前後の日が続くというシベリア東部のヤクーツクは、世界一寒い町と言われている。もちろん、ここよりもさらに寒い地域はある。ヤクーツクから東へ約900キロ離れた人口500人の集落オイミャコンは、最近の寒波でマイナス67度を記録したし、南極の冬の平均気温もマイナス60度である。 だが、そのいずれもヤクーツクのように町としての機能を全て備えてはいない。ヤクーツクの人口は28万人余り。地面は永久凍土で、ほとんどの建物は高床式になっている。そうでない建物は、暖房の熱のおかげで建物の下の永久凍土が解け、少しずつ沈下している。(参考記事:「永久凍土って何ですか?」) 寒さは厳しいが、ヤクーツクの魅力は地下に眠る豊富な天然資源だ。この地方で採れるダイヤモンドの量は、世界の生産量の約5分の1を占め、他にも天然ガス、原油、金、銀、その他需要の高い鉱物が産出する。 1

    マイナス40℃の町で人々はどう暮らしているのか? 写真11点
    Jcm
    Jcm 2018/01/27
    凍り付いた信号機、建設中のビル、などなど。/“そのなかで再確認したことは、「シベリアの人々も、私たちと同じように寒さを感じるということです。ただ、私たちよりもずっと備えができているというだけです」”
  • 第6回 人と人が認め合える、優しくなれるVRを目指して

    感覚を作るクロスモーダル、情動・感情を作る身体化情動、さらには培った技術の粋を凝らした実践の場としてのデジタルミュージアム、そして、未来を見せるライフログ。鳴海さんの仕事は、多岐に渡っている。 それらは、結局、「行動を変える」ことになんらかの形でつながっていることに、ぼくは気づいた。人がどう思うか分からないが、ぼくにはそう見える。 そんなことを意識しつつ聞いてみた。 ここまでものすごくいろいろやって成果も出してきたわけですけど、鳴海さんはこれからの10年、どんな研究にチャレンジしたいですか、と。 鳴海さんは、「そうですねぇ」と一拍を置いてからこんなふうに語り始めた。 「人の心自身を変えてしまうような、それによって行動まで変わってしまうような研究ですかね」 またもぞくっとする発言! 感覚や感情のレベルではなく、心が変わる、と鳴海さんは言った。 さらに、行動も変わる、と。 ぼくの見立ては半分

    第6回 人と人が認め合える、優しくなれるVRを目指して
    Jcm
    Jcm 2017/12/09
    これなかなか大きな効果がありそう。記事に書いてある通り、体験の有無はかなり決定的。どこまで組み込むか作り込むかによって「リアリティー」の精度は変わってくるので、手を抜かずしっかり作り上げ続けて欲しい。
  • 第5回 「男脳」「女脳」のウソはなぜ、どのように拡散するのか

    さんは東大教養学部がある駒場キャンパスの准教授なので、大学に入ってほやほやの1年生の講義を受け持つことがある。その時のエピソードをもって、まず想像してほしい。 「駒場の1年生の心理学の講義で、最初にやるんですよ。血液型性格判断がいかに正しくないか、科学的じゃないか。でも、結構な数の子があれでショックを受けちゃうんですよね。今まで信じてましたって。でも、サイエンスとしての心理学の講義をとる以上、そこのところはちゃんとしてほしいです。血液型性格判断は、もう100パーセント非科学的なんですけど、ただ、血液型性格判断を信じてしまう人の心理っていうのは、おもしろい研究対象ではありますね」 血液型性格判断については、もう信奉する人が度を越していて、ぼくもうんざりなので、四さんのこの姿勢には大いに共感する。それが「正しくない」「科学的じゃない」理由については、稿のカバーする範囲ではないと思うの

    第5回 「男脳」「女脳」のウソはなぜ、どのように拡散するのか
    Jcm
    Jcm 2017/07/20
    「オマエら、もっとアタマ使えよ!」といった感じの話。/「じゃああれもこれも環境要因って言うのかよ」と言ってる人こそ社会学を学んで欲しい。
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