11月に入り、私立中学校の入試集中日である2月1日まで残り3カ月を切った(東京・神奈川では2月1日に主要校の入試が一斉に実施される。関西は1月下旬から)。大学センター試験(来年1月14日と15日)も間近に迫ってきている。受験生にとって、そして受験生を子供に持つ日経ビジネスオンラインの読者にとっても、気が気でない日々が続いているはずだ。 小学6年生の娘を持つ私もその1人。受験させるかどうか悩んだ日はつい先日のように感じるが、もう2年以上も前のことだ。テストの結果に一喜一憂してきた日々も、あとわずかで終わる。自分の子供なんだから思い通りになるはずはない…と分かっていても、我が子に期待してしまうのが親心。湯水のごとく注ぎ込んできた教育費の話はここでは置いておいて、残り3カ月を切った今、親は子供のために何をしてやれるのか。 そこで「受験は親が9割」の著者である西村則康氏に、受験まで残された日々の過