ブログ記事、特に商品紹介系の記事を書いていると、どのようなスタンスで書くか悩むことがしばしばある。同じ事実について嘘偽りなく書いても、書き方が異なれば結論や読み手に与える印象は大きく異なるからだ。そして、これは僕の書く文章だけに言えることではなく、世の中にあふれる全ての文章に共通することでもある。 これは当たり前のことではあるけど、僕はブログを書くことを通して実感するようになった。今回は、そんな話をつらつらと。 <目次> 1.「事実」と「真実」 2.書き手は何を見ている? 3.主張のない文章はつまらない 4.「書き方」を悩む 1.「事実」と「真実」 一見似ているようで全く異なる意味の言葉である、「事実」と「真実」。いや、もちろん実用上の意味として被るところもあるから一概には言えないけど、でもやっぱり確かに異なる。 『事実』は客観的に現実となった事象を指すのに対し、『真実』は主観的な「正しさ