鉄道のきっぷといえば、乗り放題タイプのものでない限り、出発地と目的地が決まっているのが普通です。しかし、JR西日本が7月1日に発表した「サイコロきっぷ」は、アプリ上でサイコロを振って目的地を決める、という、これまでにないきっぷ。企画が発表された時から、多くの反響を呼びました。 「サイコロ」で行先を決める「サイコロきっぷ」(イメージ) サイコロで目的地を決める、まるでゲームやバラエティ番組のような「サイコロきっぷ」。この商品に込めた思いを、JR西日本営業本部の山田真義さん、佐野愛翔さんに聞きました。 「サイコロきっぷ」は、その名の通り、サイコロで行先が決まるきっぷです。大阪市内発着で、白浜、餘部、東舞鶴、倉敷、芦原温泉、尾道の6か所と、「レア駅」の博多の、計7か所を目的地として設定しています。通常のサイコロは6目ですが、これに加えて、7つ目の「レア駅」も設定することで、面白さを演出しました。