キング・クリムゾン(King Crimson)のロバート・フリップ(Robert Fripp)と彼の妻トーヤ・ウィルコックス(Toyah Willcox)が2020年4月から毎週日曜日に公開している夫婦漫才/映像シリーズ「Toyah & Robert Fripp's Sunday Lunch」。トーヤは、先日の英ガーディアン紙に続き、英サイトThe Quietusのインタビューの中で、このシリーズについてさらに語っています。 インタビュアー:多くのアーティストの「ロックダウン・コンテンツ」は趣味的なもののように見えますが、皆さんは真剣に取り組んでいるようですね 「これは私にとって新しい世界で、私はいつもインターネットを避けてきました。技術的なことには詳しくないけど、パターンが生まれてくるのを見ているのはとても魅力的でした。5月頃に最初の映像を投稿したんだけど、2分もしないうちにマニラ、オー
『敗北トランプ氏、「日本初の外国人総理大臣」に意欲』。 去年、アメリカの大統領選挙の直後にネット上で話題となったジョーク記事です。記事を書いたのは、「虚構新聞」というネット上のニュースサイトを運営する、滋賀県の男性。17年にわたって数々のジョーク記事を世に送り出してきた男性は、来週のトランプ大統領の退任を複雑な思いで迎えるといいます。「虚構」を発信し続けてきた男性は、「フェイクニュース」やコロナ禍をどう見るのか。匿名を条件に取材に応じました。 (大津放送局記者・松本弦) 「こんにちは。UKと申します」。 NHKの大津放送局。約束の時間に現れたのは、1人の男性。男の子の顔がデザインされたお面をかぶっています。話してみると丁寧にあいさつをする物腰やわらかな印象。 UKというのはイギリスに関心があったからということですが、個人の特定につながりそうな情報は記事にしないよう念押しされました。
「このままいけば早晩クラシック音楽界はなくなりますよ」 とある場で、作曲家の三枝成彰が真顔でそう語ったのを聞いた。コロナの猛威が到来して以降、舞台表現系のジャンルはどこも厳しい状態が続く。その中でもクラシック音楽界は、日本では元々の基盤が脆弱だっただけに、関係者は途方に暮れているのが現状だ。 そんななかで作曲家の新垣隆が「オンライン、サブスクリプション(※現在はトライアルで無料提供中)、大衆対象」の音楽大学を開き、学長に就任した。文科省の認可を受けた正式な学校(学校法人)ではない。「3歳からのオンライン音楽大学」をうたい、試験を受けずに誰でも好きな講座を受けられるシステムだという。それにしても7年前に「ゴーストライター騒動」を起こして世間とクラシック音楽界を騒がせたあの新垣隆が、音楽教育の最前線に立つというのだ。その真意はどこにあるのか? 何を狙っているのか? そこには音楽界のニューノーマ
シンガーソングライターのアマイワナが18日、2ndEP『恋せよ惑星』をデジタルリリースする。作詞、作曲、トラックメイク、アートワークを自身で手がけ、ニッチなファッションリーダーとしても注目を集めているアマイワナ。 趣味が昭和研究ということで、11月11日に放送された日本テレビ『今夜くらべてみました』の「80’s アイドルに憧れる女」に出演し反響集めた。 EPはレトロで可愛いものが好きだという彼女が作り上げた全7曲を収録。短編小説のような趣のあるコンセプトEPに仕上がった。インタビューでは、今年20歳になった彼女が音楽に興味を持ったきっかけ、昭和という時代に惹かれる理由、今作『恋せよ惑星』の制作背景など、多岐にわたり話を聞いた。【取材=村上順一】 好奇心旺盛な幼少時代 ――2020年を振り返るとどんな1年でしたか。 私は2000年の1月1日生まれなので、今年の1月に20歳になりました。それで
大島新監督の政治ドキュメンタリー映画『なぜ君は総理大臣になれないのか』(通称『なぜ君』)の衆議院議員・小川淳也議員が11月17日、新型コロナウイルスに感染したことが報じられた。国会議員で3人目の感染者である。 小川議員の感染経路は不明。「濃厚接触者」にあたるのは家族や事務所の方々などわずか数名で、いずれも検査は「陰性」だったという。しかし、11月19日にご本人が病床からTwitterにアップした動画を拝見し、衝撃を受けた。そこで語られていたのは、「検査を受けられるクリニックまで、公共機関も利用できず、39度台の熱で、徒歩で歩いていった」ということなど。考えてもみなかった「盲点」である。 そこで、11月27日に退院、在宅・リモートで仕事を行う小川議員に、感染を経験して感じたことなどを伺った。 実は小川氏へのリモート取材の真っ最中に、新たに別の国会議員の感染が発覚。感染を知らせる館内のアナウン
詩を作ることを生業(なりわい)として70年 日本を代表する詩人の一人、谷川俊太郎(たにかわ しゅんたろう)さん。教科書で作品に触れたことがある人も多いのではないだろうか。米寿を迎えてなお、詩作や翻訳、絵本の制作等、精力的に活動を続けている谷川さんに、仕事への向き合い方や詩への思いなどを、区内にある自宅で伺った。 田んぼや畑に囲まれて育った子供時代 僕が生まれた1931(昭和6)年に、東京府豊多摩郡杉並町(現杉並区)に両親が家を定めて、そこからずっとこの場所で育ちました。小学校時代は、冬に凍った田んぼをまっすぐ突っ切って、尾崎(現杉並区成田西)の丘の上にある、杉並第二小学校(旧杉並第二尋常小学校)に通学するのが楽しかった。当時、家の周りは広々とした田んぼや畑に囲まれていて、そういう景色はやっぱり良いなと思います。戦後に阿佐ヶ谷の団地(※1)ができる前は、ここから富士山が見えていたことも、よく
【インタビュー】『スキップとローファー』高松美咲「王道な少女漫画設定を入り口に、心の機微を軽やかに描きたい」 石川県・能登半島の端っこ。過疎地域とされる場所から、東京の進学校へ主席入学した主人公・岩倉美津未(いわくら・みつみ)。 ゆくゆくは東大に進み官僚になり、過疎対策に貢献するという将来設計に向けて上京し、学年屈指のイケメン、東京生まれ東京育ちの志摩くんとなんだかいい感じで順風満帆な高校生活! ……と思いきや……? 第2話扉絵より。左:志摩聡介/右:岩倉美津未 入学初日からトラブルを引き起こす(でも憎めない!)、無自覚天然な美津未ちゃん。ピュアで和やかな彼女と関わるうちに、周りのクラスメイトたちとの関係性が構築され、変化していく様子にほんわかあったかい気持ちになったり、学生時代の自分を思い出すようで胸がきゅっと締め付けられたりする青春コメディ。それが『スキップとローファー』です。 単行本
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