居酒屋大手の「ワタミ」は、東日本大震災で津波の被害に遭った地域に、大規模なテーマパークを建設すると発表しました。 「ワタミはこの度、農業テーマパークを建設致します」(ワタミ 渡邉美樹会長兼グループCEO) 「ワタミ」が建設するのは、「命」をテーマにした「ワタミオーガニックランド」です。東日本大震災から10年目を迎える2021年3月11日に、津波の被害に遭った岩手県の陸前高田市でオープンするということです。年間およそ35万人の来場者数を見込んでいて、広さ東京ドーム5個分の敷地内には農場の他に宿泊施設などを建設します。 「ワタミ」の創業者である渡邉美樹会長兼CEOは、震災直後から陸前高田市の参与に就任していて、日本全国で農場を持つ「ワタミ」のノウハウを生かし、復興を後押ししたい考えです。