防衛省が保管する多くの公文書ファイルが、インターネットで公表される目録に抽象的な名称で登録され、国民が検索しづらい状態になっていることが毎日新聞の取材で明らかになった。イラク復興支援に関するファイル名を「運用一般」とするなど抽象化されたファイルは2016年度分で約4万件に上る。公文書管理法のガイドラインは国民に分かりやすい名称をファイルに付けるよう定めているが、その趣旨に反する実態が放置されている。【大場弘行、片平知宏、日下部聡】
民進党の小西洋之参院議員は17日の参院外交防衛委員会で「16日夜に議員会館近くで現職の自衛官を名乗る者から『おまえは国民の敵だ』と繰り返し罵声を浴びた」と述べた。防衛省は17日、罵声を浴びせたのは同省統合幕僚監部の30代の幹部自衛官と明らかにした。 小野寺五典防衛相は「16日夜に(事務方から)報告… この記事は有料記事です。 残り138文字(全文288文字)
民進党の小西洋之参院議員が17日、現職自衛官を名乗る男性から「お前は国民の敵だ」と繰り返しののしられたと、参院外交防衛委員会で明らかにした。防衛省は、統合幕僚監部に勤務する30代の幹部自衛官とみて調査している。 小西氏によると、16日午後9時ごろ、国会前の路上を歩いていた際、現職自衛官と名乗る男性から「お前は国民の敵だ」とののしられた。男性は、近くにいた複数の警察官が駆け付けた後も同様の発言を繰り返し、小西氏が防衛省に連絡すると告げても発言をやめなかったが、最終的には発言を撤回し、謝罪したという。 小野寺五典防衛相は同委員会で、この件についてすでに報告を受けているとし、「自衛隊の服務の問題になる。事実関係を確認した上で適正に対応する」と述べた。(古城博隆)
南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に派遣された陸上自衛隊作成の「日報」をめぐる特別防衛監察について、今国会中の結果公表は見送られることになった。稲田朋美防衛相は16日午前の閣議後会見で、公表時期について「徹底的な調査に支障をきたす恐れがある。まだ明確なものを決めているわけではない」と明言を避けた。 日報問題をめぐっては「廃棄した」とされていた日報が陸自内で保存されていた疑いが発覚したことを受け、稲田氏は3月、特別防衛監察を指示。当時、「できるだけ早く監察結果を報告するよう指示している」と述べ、今国会中の中間報告にも前向きな姿勢をしていた。しかし、「野党側に国会での攻撃材料を与えてしまう」(防衛省関係者)として後退。結局、今国会中に中間報告も公表しなかった。政府関係者によると、監察結果の公表時期は官邸との調整のうえで探っているという。 稲田氏は会見で、野党側から特別監察が「隠れみの」との
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