機動戦士クロスボーン・ガンダム ゴーストは主人公がオタク眼鏡ということもあり非常に僕の中で大切な作品になった。 そういうわけで、最終巻は発売と同時に買ったのだが、これまでの11冊を読み返して感想を書こうと思ったところ体調の悪化やGレコの復習などで時間がかかり、その間に長谷川裕一先生はダストを出してしまうという体たらく。 しかし、読み返して思うのだが、やはり大切な作品になったと思う。機動戦士Vガンダムと同じ宇宙戦国時代を描いた作品だが、Vガンダムと言えば人が死にまくるという評価が多い。僕もVガンダムリアルタイム世代で、これはこれでVガンも大切なガンダムの原体験なのだが。 クロスボーン・ガンダム ゴーストの最終巻は「命」を力強く描いたと思う。人がコロコロ死ぬVガンダムに対抗するかのように。 すべての登場人物が決死の戦いの中で生きようとしていて、(生存するというだけでなく死んでも自分の意地を通す