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文芸に関するantipopのブックマーク (24)

  • さあ? ゲーマー必読の名著。ゲームが上手くなる過程を小説化した 『連射王』

    世界最高に熱いゲーム小説である。 ファミコンブームの頃にゲーム漫画はいくつもあった。しかしどれもこれも、いい加減で、デタラメなものばかり。なにしろ、小学生がゲームを上手くなるために、筋トレをしたり、滝に打たれたり、瞑想したり、養成ギプスをはめるのだ。 ああいう漫画を読んで、ゲームが上手くなった小学生は全国に1人もいないはずだ。何故なら、ああいう漫画は題材がミニ四駆でも、ベイブレードでも成り立つような内容だからだ。ゲームを題材にしているくせに、じつはゲームに無関係な事ばかりを描いていた。 しかしこのを読んだら、シューティングゲームが上手くなるかもしれない。作者の川上稔は、ゲームが上手くなるとはどういうことかをしっかり掴んでいる。多くのゲーマーが身を持って知っているように、ゲームの上達の早道はゲームのプログラム(仕様)を理解することにある。 野球部のエースであるにも関わらず、野球に気で打ち

  • 2007-05-10

    第五十回群像新人文学賞の評論部門の優秀作としてトンデモないのが入賞してしまったので、俺の中のSF業界(笑)に激震が走った*1。群像6月号(講談社)をゲットだ! 小説部門の方は、当選作の「アサッテの人」が抜群に面白い。牧野修さんの電波文の秀逸さに常に敬愛を抱いている私だが、この「アサッテの人」に出てくる叔父の文章も大したものだ。 最初に「ポンパ」とか出てきた時、どうしようかと思ったよ(笑) 群像新人文学賞「アサッテの人」諏訪哲史の内容紹介 子供の頃、吃音癖のあった叔父が失踪した。著者は叔父の残された日記と小説の断片から、叔父が意味ある世界から逸脱した「アサッテ」の世界へと旅立っていってしまった事を知るという前衛小説が生きていた頃は、《ポンパ》《チリパッパ》《ホエミャウ》《タポンチュー》とワケの分からん単語を突然叫ぶ程度であった叔父が、の死後、明晰な思考過程を保ちながら徐々に異世界の人

    2007-05-10
  • お知らせ : 京都新聞

    File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから

  • 晴れ 東京 こんにちは(日誌) | How It Is

    ・『「赤」の誘惑』読了。面白かったけど、さっぱり納得しない。 ・上村忠男『無調のアンサンブル』。何度か言及されているマッシモ・カッチャーリによるカフカ「法の前に」解釈(『法のイコン』未訳)が斬新。 ・千野帽子『文學少女の友』。千野氏の正体が蓮実でも何度か槍玉に上げられているマリー=ロール・ライアン『可能世界・人工知能・物語理論』(ちなみにとても面白いだと僕は思います、厚いし高いけど)の訳者である岩松正洋氏ということは周知の秘密(?)。収録テキストの殆どは雑誌初出時に読んだことがあったけど、こうして纏まったのを通読してみると、岩松=千野氏の見事なまでの「元・文學少女」をターゲットにした聡明なマーケット・リサーチぶりが伺えて非常に勉強になる。ミステリをネタにした「木曜日」のパートは探偵小説研究会の会誌「CRITICA」に寄せた原稿だが、それで読んだ時にも思ったのだが、思いっきり他の記事から

    晴れ 東京 こんにちは(日誌) | How It Is
    antipop
    antipop 2007/04/09
    「千野氏の正体が蓮実本でも何度か槍玉に上げられているマリー=ロール・ライアン『可能世界・人工知能・物語理論』(中略)の訳者である岩松正洋氏ということは周知の秘密(?)」。
  • 島本理生と佐藤友哉が結婚 : 小心者の杖日記

    理生と佐藤友哉が結婚したことを「サニーデイ - びっくり」で知りました。「暫定ワカコの日記:じんせいのはるやすみ編 - ぎりりの日。」によると、メールマガジンファウスト50号からの情報らしいです。そういえば、島理生の待望の新刊「大きな熊が来る前に、おやすみ。」がいまだに見つけられないので早く読みたいところ。

  • 檀流クッキング完全再現

    カツオのたたき ブ厚く切ったカツオに、薬味を山盛りのせてべます。 酒飲みならばやっぱりこれをべないといけないです。

    檀流クッキング完全再現
    antipop
    antipop 2007/04/05
    すごい!感動した。
  • [書評]海辺の生と死(島尾ミホ): 極東ブログ

    島尾ミホさんが亡くなった。八十七歳。とぅしびーは祝ったであろうし、満年齢なら、とーかちも祝ったか、と思い、いや彼女はカトリック教徒だったなと思いおこして自分を少し苦笑した。 書棚を見ると彼女の「海辺の生と死」(参照)がそこにある。この書物はこの十年以上の年月、私の存在をいつもじっと見つめている。干刈あがたのと一緒に、私が沖縄に出奔する前からいつも身近にあり、今もある。 「海辺の生と死」と島尾ミホさんについて、私の胸にこみ上げるような思いがいろいろとある。だが言葉にならない。死は悼むべきだが、彼女は天寿に近い。その死を強く悲しむものではないが、なにか泣きたいような思いだけはこみあげてくる。 を手に取りなんども読んだページをめくりながら、その感情のコアがどこにあるのかと問い直すまでもなく、それが何であるはわかる。だが、それをどう書いたらいいのだろうかとなるとまるでわからない。そこに記されて

    antipop
    antipop 2007/03/30
    「死は悼むべきだが、彼女は天寿に近い」とはその通りだろうけど、Googleニュースで検索した限りでは出てないけど、ちょっと大変な感じではあったようですね。
  • 猫を償うに猫をもってせよ

    ようこそゲストさん ブログトップ 記事一覧 ログイン無料ブログ開設 を償うにをもってせよ

  • ああ、島尾ミホさんが死んだ - finalventの日記

    ⇒「死の棘」モデル・島尾ミホさん、死去 : 文化 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞) ⇒finalventの日記 - はてなQ 人生の迷いを吹っ切れた、と感じたを教えてください。西部邁とかがすきです。 死の棘: 島尾 敏雄 私はもっているけどすげプレミアム⇒「 海辺の生と死: : 島尾 ミホ」 ⇒「 海辺の生と死 (1974年): : 島尾 ミホ」 復刻してはどうだろうか。 ヤポネシアの海辺から―対談: 島尾 ミホ,石牟礼 道子 そして、「死の棘」の裏に。 月の家族: 島尾 伸三 魚は泳ぐ―愛は悪: 島尾 伸三 星の棲む島: 島尾 伸三 ああ、文学とはなんなのだろう。

    ああ、島尾ミホさんが死んだ - finalventの日記
  • 文庫本をテーマにした短いエッセイ(「週間読書人」99年夏掲載) : 保坂和志とbungate-webの共同制作によるHP

    村上春樹等いわゆる“全共闘世代”“団塊の世代”の作家たちが作家としてスタートするにあたって、『赤頭巾ちゃん気をつけて』に始まる“薫くんシリーズ”がいかに大きな影を投げ掛けたか――ということを、「文學界」誌上で連載中の『サブカルチャー文学論』の中で大塚英志がものすごく鋭い分析をしていた。で、僕も最近“薫くんシリーズ”を読み直してみた。そしたら薫くんシリーズの傑作ぶりに驚いた。 僕は文学史に疎いので“薫くんシリーズ”がいったい何をその源流として持っているか、月並みにサリンジャーぐらいしか思い浮かばないが、“薫くんシリーズ”は間違いなく村上春樹に代表されるその後の現代小説の源流となっている。その源流ぶりたるやすごいもので第三作『白昼の歌なんか聞こえない』の薫くんの心の密度が高まったときの書き方なんて、いまでも村上春樹が『白鳥』を目の前に広げてお手にして書いているのではないかと思うほど似ている。

    antipop
    antipop 2007/02/23
    hmm-。家にシリーズ置いてはあるから、読んでみようかなぁ。
  • 芥川賞まとめ : ウラ・アオゾラブンコ

    芥川賞まとめ 第001回(1935) 石川達三 「蒼氓」 第002回(1935) 該当作品なし 第003回(1936) 小田嶽夫 「城外」、鶴田知也 「コシャマイン記」 第004回(1936) 石川淳 「普賢」、冨澤有爲男 「地中海」 第005回(1937) 尾崎一雄 「暢気眼鏡」他 第006回(1937) 火野葦平 「糞尿譚」 第007回(1938) 中山義秀 「厚物咲」 第008回(1938) 中里恒子 「乗合馬車」「日光室」 第009回(1939) 半田義之 「鶏騒動」、長谷健 「あさくさの子供」 第010回(1939) 寒川光太郎 「密獵者」 第011回(1940) 高木卓 「歌と門の盾」(受賞辞退) 第012回(1940) 桜田常久 「平賀源内」 第013回(1941) 多田裕計 「長江デルタ」 第014回(1941) 芝木好子 「青果の市」 第01

    antipop
    antipop 2007/02/21
    芥川賞受賞作一覧と選評まとめ。すばらし。
  • 由良先生のこと - jun-jun1965の日記

    四方田犬彦の「先生とわたし」(『新潮』三月号)って、由良君美の思い出であることを、さっき書店で見て知って買ってきた。なお私は四方田さんとは面識がない。 由良先生といえば、私は一年生の時に英語を教わったが、教科書はデズモンド・モリスの『ジェスチャー』で、邦訳が出ていたから、そう苦労はしなかったが、それより前に、『幻想文学』などで知っていた由良先生とは、ちょっと印象が違う、とっつきにくい人だという感じはした。 いわゆる全学共通の「由良ゼミ」にも申し込んだのだが、落とされた。一学年下の田中雅史(現在甲南大学助教授)も落とされたが、直談判に行ったら入れてくれたそうだ。因みに四方田さんは、修論がスウィフト論だったため、以前よく、元々の専攻は英文学などと書かれていたのだが、宗教学出身である。英文科から比較文学へ進んだのは、亀井俊介と、ほぼ同世代で埼玉大学教授だった吉田正和、いま東大教授の井上健、私と田

    由良先生のこと - jun-jun1965の日記
    antipop
    antipop 2007/02/14
    四方田犬彦さんが書いた由良君美にまつわる回想について。「新潮」3月号掲載とのこと。
  • YouTube - Broadcast Yourself

    第1回全日剣道選手権大会決勝 榊原正錬士対阿部三郎教士 第1回全日剣道選手権大会は、昭和28年11月8日、東京の蔵前国技館で全国より53名の剣士が参加して開催。1万人を 第1回全日剣道選手権大会決勝 榊原正錬士対阿部三郎教士 第1回全日剣道選手権大会は、昭和28年11月8日、東京の蔵前国技館で全国より53名の剣士が参加して開催。1万人を超える 観衆が集まった。 大会は、戦前の剣道界の慣習であった専門家、非専門家の区別を廃し、選手の資格は年齢、段位、称号などに一切の制限を設けず、 各府県の予選を経て代表者を出し、剣道日一を決するという画期的な構想によるものだった。 優勝の榊原正は大正9年愛知県蒲郡市生まれの33歳、名古屋矯正管区法務教官(剣道師範)、のちに剣道範士八段。戦前は名門東邦 商業で活躍した剣士。準優勝の阿部三郎は大正8年福島県相馬生まれの34歳、警視庁の剣道選手でのちの

  • ケータイ小説は文字のライブ - ARTIFACT@はてブロ

    ケータイ小説家になる魔法の方法 作者: 伊東おんせん出版社/メーカー: ゴマブックス発売日: 2007/01/30メディア: 単行 クリック: 9回この商品を含むブログ (16件) を見る知ったかぶり週報を見ていたら、魔法のiらんどのプロデューサーによるケータイ小説解説があるのを知った。 書は作家たちのアンケートを通して、ケータイ小説界の特徴を明らかにする。「ケータイで読みやすい」文章にするために、「改行の一字下げは読みにくくなるから行わない」「主人公のせりふだけ“『』”を用いてほかは“「」”で書く」などの独自の規則を用いて執筆する人も多いそうだ。 すごい! ケータイ小説を「文字によるライブ」とkajieさんは書いているが確かに納得。 パッケージメディアは静的で一度完成させたらもういじらない、そこで完結している。ネットを媒体にすると動的で完結はしない。続ける意志がある限り、続けられる

    ケータイ小説は文字のライブ - ARTIFACT@はてブロ
  • ラクガキ帖

  • http://masuno.de/blog/2007/01/19/post-83.php

  • もうウィキペディアは編集しない - jun-jun1965の日記

    以下の人名をあてよ。 A 文藝学科卒論として書いた小説を刊行し、(前)女子大生作家として華麗にデビュー(デヴューなんて書いてる頭の悪い女性作家は誰ですか)、作品は桃井かおり主演で映画化されるが、その後が続かず、十年ほど前上下二巻の大作を発表するも誰からも相手にされず。地方では活躍しているらしい。「頼山陽にピアス」というエッセイ集を出したことを知る人は少ない。 B 女子高生作家として文藝賞を受賞、一躍時の人になり、作品は富田靖子主演で映画化され、ねじめ正一は何をとち狂ったか「志があって頭がいい」唯一の作家だと評していたが、その後は怖いくらい「普通」の恋愛小説を割に精力的に書いていたが、出産後は育児、家庭論のエッセイに転向。 C 文学界新人賞をとり、芥川賞候補になりながら落選したが、割に美人だったので口絵に作者近影入りの単行を刊行、一部で話題になるが、以後まるで続かず。 D 文藝賞受賞、ちょ

    もうウィキペディアは編集しない - jun-jun1965の日記
  • 金井美恵子はやはり素敵である - jun-jun1965の日記

    日弁連が、著作権を五十年から七十年に延長することへの反対声明を出した。私の嫌いな日弁連にしては、今回はいいことを言っている。『一冊の』12月号で金井美恵子もこの件について書いているが、金井美恵子久々のクリーンヒットである。米国で著作権を七十年に延長したのは、ミッキイ・マウスの使用権を延長したいディズニーが共和党政権に働きかけたからだというのはよく知られている、と始まる。私は知らなかった。冒頭から「そんなことも知らないの?」と冷たいまなざしを向ける金井節がマゾヒズムをくすぐって、素敵である。 そして、日文藝家協会が出した延長に関する声明文の文章をこてんぱんにやっつける。三田誠広が書いたようだ、とちゃんと書いてある。作家が死んだときが30歳であれば、80歳になるころに著作権が切れるとか、子供は生きているうちに切れるとか書いてあるのだが、(以下金井の言いたいことと私の言いたいことはほとんど

    金井美恵子はやはり素敵である - jun-jun1965の日記
  • もっとも空疎なネットの代弁者、平野啓一郎―『ウェブ人間論(梅田望夫、平野啓一郎)』書評 (セックスなんてくそくらえ)

    このとてつもなく空疎なについて、何から語り始めるべきか。 僕がこのの存在を知ったのは、(株)はてなの取締役を勤める梅田望夫が、ブログにおける特権階級でありエスタブリッシュメントでありソープランドのお得意会員がごときアルファブロガーおよびその他有名ブロガーたちに、献という形式でをばら撒いたことがきっかけである。正式な発売日前にこのを無料で献されたブロガーたちが嬉々としてこの「ウェブ人間論」という駄作の批評ならぬ感想文をインターネットにアップロードしこれを絶賛している様子を見たとき、僕がの内容を知る前にまず不愉快に思ったのは、ブロゴスフィアが梅田というIT業者の宣伝道具、広報道具と堕している姿であり、ある程度は無償でエントリを書くことに意義を見出すブロガーたち、たとえば小飼弾やfinalventなどといった者たちすらも、かくも簡単に業者のマーケット・ツールとして利用されている様は

    antipop
    antipop 2006/12/19
    「ファンタジーノベル大賞を取るような作家・佐藤亜紀の作品と多くの類似点があったという点である。つまり平野の作品は文学的意匠をまとったただの読み物であり大衆小説ではないのか」。佐藤亜紀さんかわいそう。
  • ドグラ・マグラの世界 ~夢野久作研究~

    ドグラ・マグラの世界 〜夢野久作研究〜 ※このページは明治・昭和初期に活躍した思想家、夢野久作のみについて考えるページです。 彼に少しの興味もない方には全く意味のないことを自負します。 <目次> ●夢野久作とは(年譜) ●夢野久作著作一覧 (excel 97) ●歴史上人事物用語 ●『夢野久作の日記』 ●夢野久作研究 写真:「ドグラ・マグラ」初版 雑誌「ダヴィンチ」(2000.7号/media factory)より抜粋