ペペロンチーノが好きです。ペペロンチーノの、「オイル、にんにく、唐辛子というシンプルな構成でいかに美味くするか」というストイックな求道者精神のような魅力に惹かれて試行錯誤しているうちに、「美味いペペロンチーノを食べて味を知らなければ、美味いペペロンチーノは作れない」という真実に突き当たりました。 ところが、大抵のイタリアンのペペロンチーノはあくまで「一番安いパスタ」という立ち位置でややないがしろにされた感じで用意されているか、いろいろなトッピングや味付けが施されており、私の求める禅的なペペロンチーノ世界観からは離れてしまいます。またコンビニで売っているシンプルなペペロンチーノは「鬼盛り!」とか書いてあって食いしん坊向けに推しているものばかりです。(これはこれで美味しいのですが) 稲田さん、ここはひとつ高級なお蕎麦屋さんのようなペペロンチーノ専門店で一山当ててみませんか?皆きっと心のなかでは