実刑判決が下った元農水事務次官の熊沢英昭被告。ひきこもりを「人生の終わり」にしないためにできることとは?=2019年6月3日、警視庁練馬署 人生は完全に「詰んだ」と感じる 気がついたら母親を蹴っていた ひきこもりは「人生の終わり」ではない 私は、孤独死の取材を2015年ごろからはじめているが、孤独死する人の多くはひきこもり状態だ。そんな中、ひきこもり状態だった長男を殺害した元農水事務次官の父親に、東京地裁で開かれた裁判員裁判で実刑判決が下された。私は、率直に「自分が家族を殺していたかもしれないし、殺されていたかもしれない」と感じた。なぜなら、私も中学からひきこもりだったから。殺された長男と私を分けたものは何か? ひきこもりを「人生の終わり」にしないためにできることを伝えたい。(ノンフィクションライター・菅野久美子) 暴力をともないやすいひきこもり 元農水事務次官の熊沢英昭被告が長男の英一郎
さて、今回これを書いているのは、それだけ気分良く、アゲた感じで展示を見ていたところ、最後の最後で非常に残念な思いをしたから。 先にも少し書いたように、今回は同じ展覧会に二度目の来訪、なのに。 最近、うちでは息子に「博物館ノート」というものを作らせ、博物館や美術館に行く際にはそのノートと”鉛筆”を持っていかせるようにしている。ただ展示されているものを見て回るだけでなく、気になったものをメモしたりスケッチしたりさせることでより好奇心が深まり、調べるという態度を培うことで始めさせてみた。また、息子の通う学校では自主学習や探求教育を推進していることもあり、いろいろな機会で自分が調べたこと・学んだことを発表する機会があるため、その準備にもちょうど良いので続けさせている。 加えて、インクを使うペンはなぜNGなのか、なぜ”鉛筆”しか持たせないのか、混雑したときはどうすべきかなど、博物館・美術館におけるマ
「勉強も仕事も結婚もすべてうまくいかず、気づいたら20年ひとりぼっちで過ごしていました」 及川奈穂さん、57歳。 これまでの人生は、苦労の連続でした。 勉強は小学校低学年からついていけず。 仕事の覚えが悪く何度も職場から解雇される。 人間関係もうまくいかず、結婚生活も長く続かなかった- なぜ何もかもうまくいかないのか? 検査を受けて告げられたのは「境界知能」でした。 (大阪拠点放送局 ディレクター 磯貝健人) 「境界知能」とは、いったい何なのか。 「境界知能」は、知能指数(=IQ)に関係して、専門家の間で用いられている言葉です。 「知能指数」で、「平均的」とされる部分と、「障害」とされる部分の「境い目」にあたるところが、「境界知能」と呼ばれています。 当事者の及川さんは、「その実態を知って欲しい」と、今回取材に応じてくれました。
宮前ゆかり @MiyamaeYukari 子供の頃の思い出。中学2年と3年の時にとある漁港の町に転校した。図書館や美術館に通う北欧的な都会札幌の生活とは大きな違いで戸惑ったけれど、海の波の音が聞こえ夜は満天の天の川が見える高台の家に住み、短波放送で海外の音楽を聞いて自分の世界に没頭した。友達もたくさんできて幸せだった。 2020-08-30 08:48:57 宮前ゆかり @MiyamaeYukari クラスの大半は漁師の子供達で高校進学を考えておらず、卒業したら漁師になるか、地元で就職する子供達ばかりだった。鰊の漁の季節になるとクラスの男の子たちのほとんどが一人前の漁師として漁に出て欠席、女の子も漁師の父母を助けるために欠席、クラスはガラガラになった。 2020-08-30 08:57:23 宮前ゆかり @MiyamaeYukari 中学生でも漁に出れば一人前の稼ぎがある。彼らの顔は自信に
親を亡くした学生などを支援しているあしなが育英会が、新型コロナウイルスの影響で経済的に困窮している学生へのあわせて10億円の緊急援助を発表しました。 「私はどんな事があっても、今進学に困っている遺児たちを諦めさせるようなことなく、頑張っていく。ちゃんと行かせる自信があるので安心して、勉強なりお母さんの手伝いなり、やって下さい。私は長年の経験で必ずきみたちを守るから」(あしなが育英会 玉井義臣 会長) 緊急援助の対象は、あしなが育英会が支援している高校生や大学生など6500人で、1人あたり15万円を支給するということです。このうち、すでに入金口座が登録されているおよそ5000人には、4月中には送金を完了する予定だとしています。 あしなが育英会は、病気などで親を亡くした学生に奨学金を支給するなど支援していて、玉井会長は「学生らの経済状況は待ったなしの状況であり、民間団体としての柔軟性を生かして
スウェーデンの中学の教科書には、両親が別れたときどうしたらいいか、児童手当はどうやってもらうか、虐待を受けたら、といった内容が盛り込まれている
2月21日に開催された日医母子保健講習会の報告を2回に分けて掲載します。 プログラム メインテーマ「子ども支援日本医師会宣言の実現を目指して-4」 講演1. 現代における子どもの貧困 山野良一(厚木児童相談所児童福祉司) 講演2. ヒトはどこへ向かうのか-遺伝進化と文化進化 長谷川眞理子(総合研究大学院大学教授) シンポジウム「妊娠から育児までの継続的支援」 1)妊婦定期健診について 水上尚典(北海道大学医学部産婦人科教授) 2)周産期医療システムについて-システム化と連携の重要性- 海野信也(北里大学医学部産婦人科教授) 3)要支援家庭の早期発見と対応-三重県医師会がとりくむ乳幼児保健事業 落合 仁(三重県医師会乳幼児保健委員会委員長) 4)地域における子育て応援-地区医師会としての取り組み- 山田正興(中野区医師会副会長) 指定発言-行政の立場から 宮嵜雅則(厚生労働省雇用均等・児童家
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