米航空機大手ボーイングの製造基準について懸念を表明したことで知られる元従業員が9日、アメリカで遺体となって発見された。当局が11日、BBCに明らかにした。 死亡が確認されたのは、健康上の理由で2017年に退職するまでの32年間、ボーイングで働いていたジョン・バーネット氏(62)。同氏は遺体で見つかる数日前、ボーイングに対する内部告発訴訟の証拠を提出していた。
【高野遼】海上自衛隊の護衛艦「たちかぜ」乗組員の自殺に絡み、「いじめを示す調査文書が隠されている」と内部告発した3等海佐(46)に対し、海自が懲戒処分の手続きを始めた。遺族らに「捨てた」としていた海自は告発後、原本が見つかったと謝罪していた。特定秘密保護法で行政機関の情報隠しが懸念される中、秘密でもない文書への内部告発まで萎縮させる隠蔽(いんぺい)体質が、改めて浮かび上がった。 3佐は2008年の告発時、調査の関連文書のコピーを証拠として自宅に保管していた。海自はこれを規律違反だと主張。3佐は「正当な目的であり、違反にあたらない」と争う構えだ。内閣府の審査会は今年10月、「不都合な事実を隠蔽しようとする傾向がある」と海自の姿勢を厳しく批判。海自の現役事務官も、遺族が国を相手に起こした損害賠償請求訴訟で「上司から文書を『捨てろ』と命じられた」とする陳述書を提出している。 海自は乗組員が04年
米デラウェア(Delaware)州のドーバー空軍基地(Dover Air Force Base)で、アフガニスタンで戦死した米軍兵士のひつぎを運ぶ米兵(2011年6月30日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Win McNamee 【11月11日 AFP】国外での戦闘中に死亡した米軍要員の遺体安置所となっている米空軍基地で、遺体の一部がなくなるなど「粗雑な管理」があったとして、レオン・パネッタ(Leon Panetta)米国防長官は10日、遺族らに謝罪した。 米国外で戦闘中に死亡した米軍要員の遺体は全て、デラウェア(Delaware)州にあるドーバー空軍基地(Dover Air Force Base)に移送され、身元確認の後、遺族に引き渡される手続きに入る。同基地では2003年以降、イラクとアフガニスタンでの戦死者を中心に6300人以上の遺体を受け入れてきた。 しかし今週8日、
このサイトで取り上げた記事は、その後に発展する場合が多いのですが、military.comによれば、ドーバー空軍基地の遺体処理の問題で、レオン・パネッタ国防長官(Defense Secretary Leon Panetta)が、空軍に処罰をさらに厳しくするよう検討せよと命じました。 「愛する者が相応しい名誉と尊厳を守るために、私たちが可能なすべての手順を踏んでいると英霊の家族に証明するまでは、満足する者はいないでしょう」とパネッタ国防長官は記者会見で言いました。 空軍参謀長のノートン・シュワルツ大将(Gen. Norton Schwartz)は木曜日に議会委員会で、2009年の事件当時、ドーバーの葬儀場を指揮した、ロバート・エドモンドソン大佐(Col. Robert Edmondson)は戒告状を受け取ったと言いました。彼はシャウ空軍基地(Shaw Air Force Base)で部隊指揮
military.comによれば、米空軍は水曜日に、隊員の身体の一部の遺灰がしばしば埋め立て地に捨てられたことを認めました。 広報責任者のレス・クドリック准将(Brig. Gen. Les Kodlick)は、灰は戦死した隊員の骨や遺体の一部だと言いました。2008年まで、家族が空軍にそれらを処分するように依頼した時、彼らはデラウェアのドーバー空軍基地(kmzファイルはこちら)の近くにある火葬場まで送り届け、処分のために契約者に与えました。 遺体は現在、水葬されます。 「慣例は、焼却後に残った残留物すべてを契約業者が埋め立て地に捨てるということでした」「我々はもっとうまくやれたでしょう」とクドリック准将は言いました。 この発覚は、米兵の遺体が間違って取り扱われ、ドーバー空軍基地で遺体の一部が失われたという報告書の公開に続きました。 基地の高官3人が18ヶ月間の調査の後で処罰されました。 調
内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」のスクリーンセーバー(2010年12月9日撮影、資料写真)。(c)AFP/Karen BLEIER 【9月4日 AFP】内部告発サイト「ウィキリークス(WikiLeaks)」が2日、25万点を超える米外交公電を未編集で全面公開したことを受け、これまでウィキリークスに協力してきたメディアが、ウィキリークスを厳しく非難した。 ウィキリークスは、マイクロブログ「ツイッター(Twitter)」上のメッセージで、米外交公電25万1287点の全てをインターネットに投稿し、パスワードなしで全公電を読めるアドレスを提供。 これに対し、前年の最初の外交公電の公開時にウィキリークスに協力したメディア5社、英紙ガーディアン(Guardian)、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)、独ニュース週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)、
【ブリュッセル斎藤義彦】内部告発サイト「ウィキリークス」が約25万件の米外交公電を情報源を含め全面公開した問題で、サイト創設者、ジュリアン・アサンジ容疑者(40)=性犯罪容疑で英国で逮捕、保釈中=が大手メディアを通じ公開した昨年11月から、全面公開を主張していたことがわかった。ロイター通信が3日伝えた。 他のメンバーは全面公開に反対し、一時は容疑者も受け入れた。今回の公開は、容疑者が内部の異論を封じて断行した形だ。 アサンジ容疑者は公開当初から「最後は公電を全面公開すべきだ」と主張。昨年7月にアフガニスタン戦争、同10月にイラク戦争に関する米政府の情報を暴露したが、情報源まで公開したことから人権団体などに批判され、他のメンバーは容疑者の主張に反対した。 全面公開の背景としては、情報管理の不備や大手メディアとの対立、仲間割れなどウィキリークスの態勢の弱さが指摘できる。 ウィキリークスが入手し
尖閣沖の衝突事件の捜査資料であるビデオがYoutubeに流出した事件で、ビデオを流出させた容疑者が自白し、警視庁に引き渡されました。他方で、容疑者が所属している神戸海上保安部には激励の声が数多く届いています。しかし「漁船衝突事件」と「ビデオ流出事件」は関連してはいても別々の事件なのであって、切り分けて考えるべきものです。その上で、「ビデオ流出事件」について法に則った手続きを踏むとともに、「漁船衝突事件」においてその手続きを曲げたことについて、地検と政府はあらためて説明せねばならないでしょう。 自白した海上保安官 容疑者は神戸海上保安部に所属する海上保安官です。ビデオのアップロードが神戸の漫画喫茶から行われたと発覚したのがキッカケになり、自白がなされました。(時事通信11/10) 10日午前9時10分ごろ、乗組員の間で「神戸の漫画喫茶から映像投稿」とのニュースが話題になり、主任航海士の様子が
また、アフガニスタンで奇怪な事件が起きました。military.comによれば、アフガンに駐留する複数の陸軍兵士がアフガンの民間人を殺害した容疑で逮捕されました。その経緯が実に奇妙です。 クリストファー・ウィンフィールド(Christopher Winfield)は、アフガンに駐留している22歳の息子アダム(Adam)から届いた、同じ部隊の兵士がアフガンの民間人1人を殺害し、さらに殺害する計画を立て、自分を脅して口止めをしたという半ダース近いメッセージを陸軍に伝えました。 数ヶ月後に、容疑者が逮捕されるまでに、さらに2人のアフガン人が死亡し、アダムを含む5人の兵士がフォート・ルイス基地で殺人罪で逮捕されました。 基地の広報官は、アダムの情報を受け取ったかどうか、それがどう影響したかについてコメントできないと言いました。 逮捕された兵士たちは、共同謀議と計画的殺人に問われています。最高位は、
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