原潜エカテリンブルク(Yekaterinburg)の火災について、他の記事を調べましたが、原子炉が完全に停止していたのか、電気を供給して冷却ポンプを回していたのかを書いた記事はありませんでした(過去の記事はこちら)。その他の記事から目新しい情報を拾い上げてみました。 ワシントン・ポスト紙の記事からは、火事がかなりひどかったように思われます。 火事は木曜日に発生し、エカテリンブルクが乾ドックに入っている時に起こりました。火事は金曜の午後に消され、消防士は潜水艦をクールダウンするために放水を続けました。最新の潜水艦のほとんどは、外殻を敵の探知を難しくするためのゴムで覆っています。潜水艦の乗員7人が有毒な一酸化炭素の煙を吸って病院に運ばれました。明らかではない乗員は火事の間、潜水艦の内部に残りましたが、火災は内部へ広がらず、乗員は無事でした。乗員が出られなくなったのか、命令で残ったのかは不明です
military.comによれば、北極圏のロスリャコボ造船所(Roslyakovo)でロシア軍の原潜エカテリンブルク(Yekaterinburg)が修理のためにドックに入っている最中に火災が起きました。 ムルマンスク地区の緊急事態庁当局者は、火災は木製足場を燃やしましたが、負傷者はおらず、放射能漏れはないと言いました。国防省当局者は、全兵器は修理の前に潜水艦から降ろされ、原子炉は安全に停止されていたと言いました。火災は足場から始まり、外殻を飲み込みました。内部に燃え広がる危険はありませんでした。 潜水艦のドック中の火災という珍しい事例です。 ロシアの潜水艦はしばしば、火災などの事故を起こしてきました。今回は大きな危険はなかったとは言い切れません。原子炉が停止中でも冷却用ポンプは回しておく必要があります。その為の電気は外部から電気ケーブルで艦内に引き込まれているはずです。そのケーブルが燃えて
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