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に:日本とし:書評とせ:戦争に関するdimitrygorodokのブックマーク (2)

  • 『日本軍兵士』 - Apeman’s diary

    吉田裕『日軍兵士――アジア・太平洋戦争の現実』、中公新書、2017年 同じ著者による『日の軍隊――兵士たちの近代史』(岩波新書)や著者の指導教官だった故・藤原彰の『餓死した英霊たち』(青木書店)の延長線上に位置づけることのできる研究だと思うが、前記二書を含め人並み以上にはアジア・太平洋戦争に関する研究書や従軍記などを読んできたつもりの私でも初めて聞くような話題がいくつも出てくる。もはやこうした経験を自らの口で語ることのできる元兵士がほとんどいなくなったいま、「戦争の現実」を知るうえで必読の文献ではないだろうか。

    『日本軍兵士』 - Apeman’s diary
  • 今週の本棚:岩間陽子・評 『帝国日本の外交 1894-1922 なぜ版図は拡大したのか』=佐々木雄一・著 | 毎日新聞

    (東京大学出版会・8100円) 三つの戦争と講和の指導原理を問う 書は若き政治学者の博論の出版であり、いくつかの点でこれまでの「戦前」日外交史に挑戦しようとしている。明治以降の日政治外交史は、第二次大戦に至る過程としての分析が優先され、勢い軍部や軍国主義の台頭と1930年代が分析の中心になってきた。これに対して書は、1894-1922年という時間枠で、「なぜ帝国日の版図は拡大したのか」という問いを設定する。評者には、大英帝国の起源論を読み漁(あさ)った時期があったので、書の導入部は懐かしく感じた。「大日帝国はどうやってできたのか」という問いは、十分議論に値するし、是非答えを聞いてみたいと思った。 分析にあたり著者佐々木雄一氏は、軍部や世論ではなく、「外交官の行動原理や政治指導者の構想、内閣としての決定とその前提となる論理を的確にとらえることこそが日外交や日の版図拡大を説明

    今週の本棚:岩間陽子・評 『帝国日本の外交 1894-1922 なぜ版図は拡大したのか』=佐々木雄一・著 | 毎日新聞
    dimitrygorodok
    dimitrygorodok 2017/05/08
    "ヨーロッパのすべての帝国が滅びる大戦争を、日本はあたかも特定の権益を巡る18世紀型の制限戦争であるかのような戦い方をした/日本のみ20世紀の戦争の本質を理解しなかった。真珠湾への布石はそこにある。"
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