こんにちは。TRiPORTライターのへむりです。 前回の記事では、スタディツアーをおすすめする理由について書きました。今回は、僕がスタディツアーに参加して初めて知った、フィリピンの貧困と、日本との見えざる関係について書いていきます。 Photo credit: Nakano Takayuki「当たり前って何か?を考える。国際協力に触れたい一歩目。フィリピンのNGOスタディーツアー」 ゴミ山の背景にある事実 上の写真のようなゴミの山で生活している人を見て、 「なぜゴミ山に暮らすんだろう?」 「自業自得じゃないか?」 という疑問も持つ人もいるでしょう。実はここ、フィリピン・スモーキーマウンテンと日本には、見えない関係があります。ここで、とある村のフィリピン人たちに起こったひとつの事例を紹介したいと思います。日本で数年前に流行したナタデココ。その背景には、こんなストーリーがあったと
→紀伊國屋ウェブストアで購入 「本書は当初、日本人読者向けの出版物として企画され」たが、1993年に英語の原文がフィリピンで出版されたままになっていた。その「序」で、編者のレナト・コンスタンティーノは、つぎのように述べている。「日本人はこの間の年月、他国を占領した自国の軍隊が犯した残虐行為と罪について知ることを故意に妨げられており、かかる歴史の意図的な歪曲ゆえに、先の戦争においては侵略者ではなく犠牲者であったという考え方が再び広まっているという点で、本書の物語は日本人が自分たちの過去と向き合うのに役立つであろう」。 そのために「執筆者四人は、日本人占領者と直接に触れ合った体験をもつ人々が何を感じたのかを後世のために残そうと、共通の努力をした。その記述は年齢や職業、地域を網羅している」。「ここに収められた四論文は全て、公的史料では決して伝達できない暖かい人間性にまつわるフィリピン史の重要な一
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