単純に、母数が多いから数が多い。 福島県全体での発生率は全国平均と同じ。 (当初この欄に「他地域から妊産婦を受け入れているため」と書きましたが、謹んで訂正いたします。)
二〇二〇年五輪の開催地決定返上を訴えるデモが二十日、青山通りであり、市民有志百人近くが「五輪はおことわり」とシュプレヒコールを上げた。 市民有志でつくる「反五輪の会」が呼び掛けた。渋谷区勤労福祉会館から、五輪のメーンスタジアムとなる新国立競技場(新宿区)の建設予定地まで、青山通りなど約三キロを歩いた。「税金を使うな」「(東日本大震災からの)復興が先だ」「(新国立競技場の建設で都営)団地をつぶすな」と声を上げた。
原発や放射線関連の話題をブログで触れると面倒なことになるのでこの記事はメルマガに書こうと思ったが、社会的な意義を考えてやっぱりブログに書くことにした。 先日、琉球大学のグループにより、福島第一原子力発電所から飛散した放射性物質の影響によりヤマトシジミというチョウに奇形が生じている、という旨の研究結果が報告された。 チョウの羽や目に異常=被ばくで遺伝子に傷か−琉球大: 時事ドットコム The biological impacts of the Fukushima nuclear accident on the pale grass blue butterfly: Scientific Reports 時事ドットコムのニュース記事にでていた以下の研究者のコメントには激しい違和感を覚えざるをえない。 大瀧准教授は「影響の受けやすさは種により異なるため、他の動物も調べる必要がある。人間はチョウとは
わたしたちの核アレルギー お陰様で、ベルクは4月も営業継続しております! ありがとうございます。 しかしまさか、放射能の数値なんか気にしながら生活する日がやってくるとは、思いもしませんでしたね。 今のところ、ベルク(東京)にいる限り、あんまりビクビクしてもかえってストレスのほうが細胞へのダメージ大きいですし、おいしいもの食べて、おいしいもの飲んで、免疫力高めてまいりましょう! 若いスタッフには、一応用心するに越したことはないから‥雨の日は局所的にホットスポットという現象が起こるかも知れない‥と内部被曝の簡単な予防対策(基本は花粉症対策と同じ)をすすめていますが、「おびえすぎでは?」という声もあるようです。そうなんです。私たち(特に60年代生まれ社員)は、チェルノブイリを見ているし、ヒロシマ、ナガサキもありました。日本人は核アレルギーが強いんです。でも、それは大事なことです。 私自身、20年
梶市長が輪島市への受け入れに向けて猛進する中、茶化すつもりはさらさらないのだが、本当に受け入れるがれきがあるのか不思議でならない。 もちろん輪島市職員が現地に足を運び、見てきたがれきの山を幻だと言っているのではない。確かに宮古市に木くずはあるのだが、広域処理すなわち輪島市も含めた県外に処理を要請する分が残っているのかという意味である。 まず、先月5月21日、環境省はこれまでのずさんな災害廃棄物(震災がれき)の推計量を大幅に見直した。 災害廃棄物推計量の見直し及びこれを踏まえた広域処理の推進について この内容はすでに広く報道もされているが、がれきの量は全体としては大幅に下方修正されたのだが、岩手県の広域処理の必要量だけをみると57万トンから120万トンへとなぜか増える結果となっていた。ただし木くずで見ると見直し前の47tから18tへと減少している。不燃物の広域処理の要請分が増えたのである。
池田こみちさんを講師に招いての「ちょっと待った!がれきの受け入れ」と題しての学習会が輪島市内で開かれた。 きちんと報告をしたいところだが、あまりに内容が濃く、今日は簡単な感想を。 一言でいえば、「能登半島地震の恩返し」論を木端微塵に粉砕する明確な広域処理批判、がれき受入不要論だった。 宮城、岩手のがれき量は再精査によって大幅に減少した。政府はそれでも岩手県内の可燃物は増えたとして広域処理の必要性を引き続き訴えているが、仮設焼却炉の建設が今後さらに拡大することから域内処理が可能であることが具体的な数字をもって明らかにされた。 せっかく高額な仮設焼却炉を建設したのに、わざわざ輪島に持ってきて焼却するなど、税金の無駄使いもいいところだ。 さらに問題なのは処理コストである。岩手県のホームページによれば宮古地区広域行政組合による処理単価が16,300円/t(運搬費含む)なのに対し、東京での広域処理単
横田県議の続報。県議会に示された当局の資料でも、県内処理は、十分実行可能であることが明確になつたとのこと。「膨大な時間と多額の運送費が懸かることになります。それほどまでして、放射能を全国に拡散すべきではありません」とメッセージ。 「復興のためにがれき受け入れを」と思っている人も包みこみ、力を結集するしなやかな運動を・・・と思う。 《追記》 がれき処理は巨額事業。宮古の処理単価1トン16,300円、東京都の広域処理は59,000円。広域処理分162万トンではその差約700億円(新潟県試算)。 《追記6/7》 【北九州市へのガレキ 輸送費80トンで1400万円】 【『放射能100Bg/kg以上の宮城の瓦礫』を『広域処理』する必要性は無くなる方向が鮮明になりました・・・5/25】 本丸は、ここ! 【「策定会議」紛糾 原子力政策の「根本問題」は政財官学癒着 2012.5】 【『放射能100Bg/k
原子力発電について、さまざまな人がいろいろなことを言っているが、いくら聞いてもどこか納得できない人が多いのではないだろうか。 それは当然である。なぜなら、原子力について一番大事なことを、誰もまだ言ってないからだ。 原子力に関する一番重要な事実は「人類はまだ原子力というものを手にしてない」ということだ。 人類は、原子力がどういうものかは理論的にはほぼ理解している。しかし、それを技術として自由に使える段階に来ていない。だから、原子力については、夢物語としてはいろいろなことが言えるが、確実な検証可能なことは何も言えない。 原子力とは、原子核を組み換えて、エネルギーを取り出すとことだ。人類の技術はこれをできる段階に達してない。 人類は物質に対して、いろいろな加工、変換を行ってきたが、そのほとんどが、分子の組み換えである。分子の組み換えにおいて、その前後で、原子核(素粒子)は変化しない。 我々の身の
どのようなシュミレーションを講じても避難区域は、除染後も厳格な放射線管理が必要な生活を余儀なくされることが判明した。野田政権はこれでも多額の税金を投入し除染を行い安全とは言えないまま帰還を促すと言うのか。 放射能除染という巨額の利権ビジネスが蔓延っているため、たとえ放射能により新たな被曝者を生み出すリスクがあろうと否が応にも除染まず有りきで国民の生命を守ることが疎かになっていると言わざるを得ない。 [27日 NHK]除染モデル事業 効果まちまち 放射線量が高い福島県の避難区域で、放射性物質を取り除く除染の効果的な方法を探ろうと、国が進めているモデル事業の結果が公表され、宅地や森林などそれぞれの場所で一定の効果は見られる一方で、方法によっては効果が少ないケースもあり、国では効果を検証したうえで夏からの本格除染につなげたいとしています。 福島県の警戒区域と計画的避難区域は、国が直接、除染を行う
未だに陽が当たらない「上流」 原子力の世界では、ウランを採掘し、濃縮、加工して原子炉に装荷するまでの段階を「アップストリーム(上流)」と呼び、原子炉でウランを燃やしたあとの、再処理、廃物処理・処分を「ダウンストリーム(下流)」と呼んでいる。 原子炉を運転すれば、核分裂生成物や放射化生成物が生み出される。純粋に物理学的に言えば、生み出した放射能を消滅させることもできる。しかし、実際にそれを行おうとすると、厖大なエネルギーが必要となるし、別の放射能が新たに生み出されてしまう。結局、自ら生み出した放射能を消すことができないまま、人類はここまで来た。やむなく、生み出した放射能を地中深く埋める案などが出されてきたが、安全の保証を与えられないまま今日に至っている。原子力発電所が「トイレのないマンション」といわれるゆえんであり、ようやくにして「下流」問題の深刻さが認識されるようになってきた。 しかし、放
(英エコノミスト誌 2012年3月10日号) 福島の原発事故から1年。原子力の未来は決して明るくない。安全性だけでなくコストもその理由だ。 英国の化学者フレデリック・ソディは1908年に、原子核の中にため込まれた巨大なエネルギーが「不毛の大陸の姿を変え、両極の氷を融かし、全世界を笑顔に満ちたエデンの園に」できるだろうと熱を込めて語った。 ところが原子力は軍事利用され、世界に正反対の脅威をもたらした。原子力は、未曾有のスケールで楽園を不毛の地に変えてしまえるのだ。 理想主義者は、原子力も、民生利用の衣裳をまとえばバランスを取り戻し、今後数百年にわたって安くて豊富、かつ信頼できて安全なエネルギーを供給してくれると期待した。だが、現実はそうはならなかった。これからもなりそうにない。 本誌(英エコノミスト)は26年前、停滞気味だった原子力産業を前に進めるには、「多くの原子炉を建設し、毎年毎年、犠牲
2012年03月03日 つまみ食いする前に謝罪しなさいな => 産経A氏 (2) テーマ:政治について(19473) カテゴリ:時事 東日本大震災による福島原発事故について「民間事故調」とやらがいろいろ調査したそうで、その報告書が公表されましたけど、その中で政府の対応に問題があったことを指摘しているようです。 ま、それはそういう部分もあったであろうことは、誰もが認識していることだと思いますけど、それで鬼の首を取ったかのように菅前首相を叩くネタにしているのが、あの自称新聞記者、実態は政治屋である産経の阿比留瑠比(今後はもう呼び捨てにすることにします)。 -- 原発報告書 パニックと情報錯綜…諫言きかぬ菅首相の暴走 2012/02/28 00:29 福島原発事故独立検証委員会(民間事故調)の報告書から浮かび上がるのは、「パニックと極度の情報錯綜(さくそう)」(報告書)に陥り、「テンパッた」(同
2012年02月13日 産経A記者のデタラメ(3) 東電は撤退しようとしていたか テーマ:政治について(19648) カテゴリ:時事 前エントリで取り上げたのと同じ記事で、産経の阿比留瑠比記者は菅前首相が東電の「撤退」も勘違いして大騒ぎしたと叩いています。 -- 東電撤退も誤解 3月14日夜、2号機原子炉の破損を懸念した吉田所長が東電本店に「必要な人員を残して作業員を敷地外へ退避させるべきだ」と相談した際にも、「伝言ゲーム」の過程で誤解が生じた。 これを官邸側は「東電が全面撤退」と受け取り、菅氏は15日午前4時ごろに清水正孝社長を官邸に呼び出した。清水社長は「そんなことは考えていない」と明確に否定したが菅氏は納得せず、午前5時半ごろに東電本店に乗り込み、再び怒鳴り散らす。 「いったい、どうなっているんだ! あなたたちしかいないでしょ。撤退などありえない。撤退すれば東電は百パーセントつぶれる
●原発推進派・原子力村の多人数(合計112名)の連名による「NHK総合テレビ 追跡!真相ファイル番組(2011 年12 月28 日放映)「低線量被ばく 揺らぐ国際基準」への抗議と要望について」http://wwwsoc.nii.ac.jp/aesj/snw/media_open/document/nhk_kougi120112.pdfという文書がネット上に掲載された。 ●この文書の内容について、東大アイソトープ研究所所長の児玉龍彦氏の国会発言での「満身の怒り」との関係、特に疫学の取り扱いと、子どもを守るという観点からはまったく違った方法が求められること、についてのツイートを中心にしたまとめ。 ■まとめの末尾にツイート中に引用された文献やリンクの抄録を添付しました。 続きを読む
朝日新聞コブク郎 @asahi_tokyo 「髪の毛で内部被曝の状態がチェックできる」という検査が、福島県内の幼稚園や保育園で広がっています。内部被曝量は毛髪では測定できず、日本保育協会福島県支部は詐欺の疑いもあると、注意を呼びかけています。 http://t.co/ssaZMAda 2012-01-27 03:17:29 あ〜る菊池誠(反緊縮)公式 @kikumaco そもそま髪の毛で内部被曝を調べるのは無理と思っておくべきなのだけど、同じ毛髪検査でもこのQRS検査はいわゆる波動測定で、完全なインチキ。福島でも横行しているらしいので注意。 http://t.co/j47rd3YO 2012-01-27 03:40:15
2012年01月26日 燃料費増で電気料金の大幅値上げが必要ってホント?(1) (12) カテゴリ:エネルギー問題 先日のエントリに関連しての話ですが、東京電力が電気料金の大幅引き上げを表明したこと、また、他の電力会社も減益や経常赤字の中間決算を発表していることから、原発を停止して火力発電に転換すると電気料金が大幅に引き上げられる、それでもいいのか、といった脅しのようなことを言う者がいます。 たとえば、先日紹介した産経のおバカさんの記事にも書いてあった「日本エネルギー経済研究所」なんていうのもその一つ。 名前はご立派ですが、要は原子力村に取り込まれた経産省所管の財団法人です。 ここは、原発がなくなれば、燃料費だけで3.7兆円も余計にかかる。2割の値上げが必要だと大騒ぎしていました。 ま、この数字、原油やLNGの価格を2011年4月基準と言いながら、実勢よりも2割も高く見積もっているという、
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