【10月13日 AFP】水の都として知られるイタリア・ベネチア(Venice)を高潮から守るためベネチアの潟に設置された可動式防潮堤。「電気機械式実験モジュール(MOdulo Sperimentale Elettromeccanico)」を採用したことから、「モーゼ(MOSE)プロジェクト」と呼ばれている。(c)AFP
【10月13日 AFP】水の都として知られるイタリア・ベネチア(Venice)を高潮から守るためベネチアの潟に設置された可動式防潮堤。「電気機械式実験モジュール(MOdulo Sperimentale Elettromeccanico)」を採用したことから、「モーゼ(MOSE)プロジェクト」と呼ばれている。(c)AFP
破産の末路 行政サービスが滞ると、世界有数の観光地もこの通り Ciro Messere-Reuters 巨大なゴキブリの姿を思い浮かべただけでむしずが走るタイプの人は、この記事を読まないほうがいい。イタリアのナポリを訪ねるのも、当分はやめたほうがいいだろう。今のナポリは巨大ゴキブリの大群に、文字どおり占領されているからだ。 市内の下水道で卵からかえった大量のゴキブリが地上に進出してきたのは今月上旬のこと。債務危機のあおりで清掃局の予算が削減されたため、この1年間は一度も下水の清掃や消毒をしなかったせいだ。 もともとナポリのゴミ収集システムは非効率で評判が悪く、ゴミの都と揶揄されてきた。しかも制度変更でゴミ収集車が早朝に来ることになったため、飲食店などは夜中のうちにゴミを出さねばならない。結果、腐りかけの食べ物が何時間も、下水溝の上に放置されることになった。しかも高温多湿。ゴキブリにとっては
カオルソ原発に設置された世界唯一のイタリア製「脱放射能槽」。前に立つのはイタリア原発管理公社のエミリオ・マッチさん(左)ら原子力技術者=藤原章生撮影 【カオルソ(イタリア北部)藤原章生】イタリアは6月の国民投票で脱原発を決めた。政府は今、過去に稼働した原発(4基)の2020年前後の廃炉を目指し撤去に本腰を入れている。北部の町カオルソで進む原発解体作業を見た。 「この規模では世界唯一の脱放射能槽です」。線量計を胸につけ防護服でカオルソ原発のタービン建屋に入ると、イタリア原発管理公社の同原発所長、エミリオ・マッチさん(57)が、全自動の長さ10メートルほどの大きな水槽を示した。 この原発は福島第1と同じ型の原発。脱放射能槽では、総量で5000トンにおよぶ原子炉部品、機材を一つ一つ切り刻んでは弱酸性液の槽に浸し、放射性物質を取り除く。従来は砂を吹きつけ除染したが、効率を上げるため公社と民間のアン
ANSA通信によると、イタリア政府は19日、これまで1年間としてきた原発再開議論の凍結期間を無期限にすることを明らかにした。事実上、再開を断念したとみられる。(共同)
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