[ 日本が抱え込んだ大量の核廃棄物・放射能汚染廃棄物、「処理は不可能…」サジを投げる世界の専門家 ] [ 原発とは人類にとって何なのか、何だったのか?! 〈第6回〉] ケイト・ガルブレイス / ニューヨークタイムズ 2011年11月27日 2011年3月に福島で発生した原子力災害は、原子力発電事業を志向する世界中の国々に再考を促すことになりました。 そしてもう一つ、真剣に考えなければならない問題があります。 原子力発電所が排出し続ける核廃棄物をどうするのか?という議論です。 〈核廃棄物輸送に反対するため集まった大量のトラクター : ドイツ〉 典型的な例としては福島で起きた部分的な原子炉のメルトダウンの後、2022年までにすべての原子力発電所の閉鎖を決めたドイツです。 この決定は、ドイツ人は原発の廃棄物の永久処分場に的をしぼった、冷静な議論をすることを容易にするものだ、と専門家が指摘しました