サンドウィッチマンが福島第一原発に入ったと。俺なんかが必死に取材して書いても、こういうNHKの番組には勝てんよね。ただ、こういうのは、東電が見せたいところだけを見せているのは明らかなんよ。
ナチス強制収容所で同胞の虐殺に加担させられたユダヤ人の記録を描く。初回放映は8月16日。深夜の再放送で視聴した。 www.nhk.or.jp 『サウルの息子』など映画化もされたゾンダーコマンド。虐殺の現場労働をしいられ、心身をすりへらしながら同胞には裏切り者と見なされた。 そんな彼らが虐殺をメモや写真で記録して、収容所のあちこちに埋めた。その限界ぎりぎりの抵抗を、記録をつたえられた側として紹介していく。 写真が発見された報道は目にしていたし、上記の『サウルの息子』を観た前後に関連情報を読んではいた。 だが、メモが古くから発見されていて調査がつづいていたことや、その文章が読めたのはデジタル技術で鮮明化できてからということは、今回の番組で初めて理解できた。 ドラマや3DCGなどでの再現はほとんどない。しかし広い収容所でメモが発見された場所を視覚化するだけでも、映像ドキュメンタリーならではの印象
番組のエンディングで「番組からのおことわり」と題したテロップとアナウンスで、「岡村隆史さんの民放ラジオ番組での発言について NHKにも視聴者のみなさんから たくさんの厳しいご意見や問い合わせをいただきました」と批判や反響が寄せられたことを説明。 続けて「岡村さんは、自身の発言は不適切なもので、多くの人に不快な思いをさせてしまったと深く反省しています。私たちも皆様からの声を真摯にうけとめ、これからも心から楽しんでいただける番組をお届けしてまいります」と伝えた。 岡村は先月23日のラジオ『岡村隆史のオールナイトニッポン』で、新型コロナウイルスの影響で収入が減った女性が、収束後に短期的に収入を得るために風俗業に携わる可能性があると発言。放送後から「女性蔑視」「性的搾取」などの批判が集まり、27日にはニッポン放送が『ANN』の番組公式サイトで、30日の同番組では自らが謝罪した。 批判する人の一部に
朝日新聞社への銃撃に端を発する、一連の劇場型犯罪。当時に疑われた右翼関係者や、捜査関係者の現在を映しだす。 NHKスペシャル 未解決事件 映像としては、被害者遺族が明るくふるまいながら墓参りをつづけて、しかし時効を直前にして哀しみをあらわにする一瞬などが印象的だった。 番組構成で興味深いのは、まるで競うかのように右翼関係者が赤報隊の正体を混迷化させようとしていること。 最初に登場する顔も声も隠した右翼関係者は、赤報隊が右翼であれば正体を隠すことはないと断言。番組も傍証として浅沼稲次郎暗殺事件や、三島由紀夫扇動事件で、犯人が顔を隠していなかったことを指摘する。 しかし、当時に赤報隊への同調を示した新右翼の鈴木邦男は、いつものように顔出しでインタビューを受けながら、真犯人が接触してきたことをにおわせつつ、その実態については何も語らない。中山嶺雄という現在も積極的に右翼活動している人物*1も、事
スポンサーリンク このドラマがここまでの傑作になると誰が予想しただろうか。 脚本の森下佳子は最終回が一番よく書けたと言っていたが、本当に素晴らしい大団円だった。 真田丸にもつながる赤備えの登場や龍の形の雲が湧き出るお頭の最期、碁石を使った「完」の粋な演出など、このドラマを見守ってきた視聴者には大満足の最終回に仕上がっていたのではないかと思う。 特に良かったのは、この最終回では「交渉人」としての万千代の活躍が描かれていたことだった。 このドラマでは今までずっと、「戦をしない戦」を描いてきた。 戦をするところは直虎の父直盛が桶狭間で戦死するところなど必要最小限にしか描写されることはなく、力を入れてきたのは徳政令をめぐる今川家との駆け引き、瀬戸方久の「銭の戦」、井伊を守るためあえて汚名を着る「目付」としての小野政次の孤軍奮闘の様子だった。 大河ドラマで女性を主人公にすると、戦には出られないという
世界的にも知られる日本の特撮技術が生み出したヒーロー「ウルトラマン」。 そのウルトラマンが撮影されたときの失敗映像を集めた、いわば「NG集」ともいえる40年以上前のフィルムが発見されました。 本来であれば、そのまま捨てられてしまうはずのフィルムが奇跡的に残っていたのです。 その映像には特撮に妥協せず挑み続けた製作スタッフの試行錯誤や苦労が記録されていました。 科学文化部の添徹太郎記者が解説します。 ウルトラマンと特撮 ウルトラマンは、昭和41年の放送開始以来、幅広い世代に愛されてきました。 人気の理由は、そのストーリーもさることながら、精巧なビルや飛行機などのミニチュアのほか、「スペシウム光線」などの必殺技を表現する光学合成といった高度な「特撮」の技術です。 コンピューターで映像を作る「CG」技術がなかった頃、特撮は極めて高度な技術と費用のかかる撮影方法でした。 ウルトラマン
2014年2月1日(土) 夜11時 【再放送】2014年2月8日(土)午前0時45分 ※金曜日深夜 【アンコール】 海の放射能に立ち向かった日本人 ~ビキニ事件と俊鶻丸(しゅんこつまる)~ (2013年9月28日(土)放送) 1954年3月1日、アメリカが太平洋ビキニ環礁で行った水爆実験で、日本のマグロはえ縄漁船・第五福竜丸が被ばくしました。被害は水産物にも及び、日本各地の港では放射性物質に汚染されたマグロが相次いで水揚げされます。しかし、核実験を行ったアメリカは、放射性物質は海水で薄まるためすぐに無害になる、と主張しました。 このとき、日本独自に海の放射能汚染の実態を解明しようという一大プロジェクトが始動します。水産庁が呼びかけて、海洋や大気、放射線の分野で活躍する第一線の専門家が結集、「顧問団」と呼ばれる科学者たちのチームが作られました。 そして水爆実験から2か月後、顧問団が選んだ若き
NHKスペシャルの戦争関連コンテンツの放送予定です。 2012年8月6日(月) NHK総合 午後8時00分〜8時49分 「黒い雨〜被爆者調査67年目の真実〜(仮)」 2012年8月14日(火) NHK総合 午後10時00分〜10時49分 「戦場の軍法会議〜隠された真実〜(仮)」 67年前の太平洋戦争末期、フィリピンやニューギニアなどの南方戦線で補給が断たれた日本軍に“異常事態”が起きていた。飢えに苦しみ、食糧を求めてジャングルをさまよった日本兵たちが、部隊を勝手に離れたとして「逃亡罪」で次々に拘束され、処刑されたのだ。しかし、当時の記録は、ほとんどが軍によって焼却されたため、その詳細は今まで明らかになってこなかった。 今回NHKでは、その内実に迫る貴重な資料を入手した。戦場で開かれた特設の「軍法会議」で兵士たちを実際に裁いた軍の元法務官が、密かに残した内部文書と14時間に及ぶインタビュー・
大河ドラマ「平清盛」。主人公・平清盛(右手前)を演じる松山ケンイチ=NHK提供 NHKの大河ドラマ「平清盛」が低視聴率にあえいでいる。15日の第15回までの平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は14.7%と、歴代最低レベルだ。なぜなのか。 1963年に大河が始まってから、50年目の節目にあたる作品。民放ドラマの主演級を次々と起用した豪華なドラマだが、1月8日の初回視聴率は17.3%とワースト3だった。回を重ねるたびに視聴者が離れ、4月1日放送分は11.3%。大河自体、近年、20%を切るケースも珍しくなくなったが、それでも異例の低さだ。 低迷の理由の一つとして指摘されているのが、見慣れない画面だ。 NHKは今作でリアルな平安時代の再現にこだわった。例えば衣装。絹などの生地は豊富になかったことを踏まえ、登場人物の衣装を意図的に汚し、使い古した感じを出した。平安時代のほこりっぽさを
さる3月4日に2本続けて放送された「証言記録 兵士たちの戦争」シリーズ、「フィリピン・ルソン島 補給なき永久抗戦 〜陸軍第23師団〜」、「台湾先住民“高砂族”の戦争」について。 フィリピン戦線は日本軍が最も多くの戦病死者(餓死者を含む)を出した戦線の一つで、この第23師団も補充された将兵を含む約3万人のうち、生きて復員したのは5千人ほどとされている。また番組中では触れられていなかったが、この師団はノモンハン事件でも大損害を出している。 きちんと数えたわけではなくこれまでシリーズを見てきての印象に過ぎないが、やはり大戦末期の戦いの証言者には元兵士だけでなく元将校も少なからずいて、斬り込み攻撃を命じた側と命じられた側の双方が紹介されているのが興味深い。 このシリーズでは以前に「朝鮮人皇軍兵士 遥かなる祖国」(10年3月27日)が、また「証言記録 市民たちの戦争」シリーズでは「“朝鮮人軍夫”の沖
またしてもコメント欄にて Teru さんからご指摘いただいておりますが、今月下旬には「証言記録 兵士たちの戦争」シリーズの放映が2本予定されております。 3月20日 (火) 午前11時15分〜 BSプレミアム 「さまよい続けた兵士たち 〜グアム島 終わりなき戦場〜」 3月31日 (土) 午後4時00分〜 BSプレミアム 内容未定 http://www.nhk.or.jp/shogen/schedule/heishi_yotei.html また、番組サイトの「戦争証言アーカイブス」では過去に放映された番組のネット配信も行なわれています。最近では、おそらく拙ブログの読者の方の関心が高いと思われる「中国華北 占領地の治安戦 〜独立混成第4旅団〜」が公開されました(3月14日)。 http://cgi2.nhk.or.jp/shogenarchives/bangumi/movie.cgi?das_
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